
第3世代シャレードの生産が終了したのは、ちょうど24年前。
純正部品がほとんど品切れで、受注生産も見込めない現状で、車検証を更新している車体は、国内では極めて少数だろう。
生産台数が少ない、TWINCAM 12 VALVE ENGINE の GTti, GTXX はなおさら。
ところが今になって、真新しく手入れされた、しかも走行距離6万km台の GT-XX が、中古車市場に登場した。
前オーナーが新車で購入して保有されていたらしいが、乗用されることなく長期間保管されていたのかもしれない。
新車時を超える強気の価格設定だが、ゴムや樹脂製の部品は経年劣化が避けられないし、ショック・アブソーバーのガス圧力も低下しているはずだ。
販売店の保証距離は3千km、実際に何kmまで車検を通せるかは誰にも分からない。
新しいオーナーさんには、どうにか苦心して、2年以上維持してもらいたい。
〔追記〕
ヤフオクに繰り返し出品されていたこの車が、2019年6月に75万円で落札されていた。実際の支払いには検査証取得のための整備料金等が加算されるはずだ。本当に買い手が見つかったのならば、ようやく「奇跡の一台」が片付いたので販売店の人は一安心でしょう。その一方で、この GT-XX より先に DCY Europe (UK) から売り出されていた左ハンドルの赤色 GTti は、まだ買い手が見つからないようだ。補修部品の多くが入手困難なのに、車両価格が高すぎるように思う。
Posted at 2017/01/31 22:34:23 | |
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