
フランスの新興企業
Navya (ナビア)は、
Autonom Cab と呼ばれる、ステアリングも運転席も存在しない、乗合タクシー専用の自動運転(自律走行)乗用車を開発した。そして、2018年4月にフランスでサービスを開始する計画だという。当面は監視役のスタッフが同乗するらしい。
〔車輌の概要〕
全長4.65m, 乗客6人, モーター2輪駆動, 10 Lidars, 6 Cameras, 4 Radar, 2 GNSS antenna
私としては Autonom Cab が、プロのドライバーが運転するタクシーと同等以上の安全性を常に確保できるのか、そして緊急事態が発生した場合に乗客がうまく対処できるのかなど、気になるところだ。
今後無人運転タクシーの運賃が従来のタクシー料金よりも大幅に安くなり、目的地までの移動時間が路線バスや電車を使った場合よりも大幅に短縮されるならば、スマートフォン等の携帯端末を持っている人は無人運転タクシーの利用を選ぶ可能性が高くなりそうだ。
史上初めて ROBO-TAXI (正式名称未定)を運営する Navya は、想定内から想定外まで、これから沢山の難題の解決を迫られるだろうが、多数の人々の要望に応えるサービスになれば、その需要は世界的に拡大してゆくかもしれない。
Posted at 2017/12/03 19:42:45 | |
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