麻生さん

何やら麻生さんの発言が問題になっているようだが、

私個人的には麻生さんに近い考えかもしれない。

事故で入院していた時も、ICUや救命病棟では毎日人が亡くなっていた。

それと同時に延命措置を取られていた人も多く見てきた。

何よりも家族の負担がとてつもなく大きい。

私も父が危篤状態に陥った時、息子が用学校に上がるときだったから医師に延命を願いした。

延命を願う家族の気持ちはだからわかる。

私が医師に言われたのは・・・

『人工呼吸器を付けると口の中を毎日清潔に保たないといけない。

お父様のあごの組織が日に日に壊死していって、

その口を看護士が綺麗にしないといけないんです。

私は看護士にそのような仕事をさせたくはない。

あなたも病院で顎が崩れていくお父様を見たいですか？』

自分の気持ちだけで延命を考えていたが、

父を延命させるためにどれだけの人の協力が必要か？

自分自身はそんな父を見続けられるのか？

考えて出た結果は・・・身内が集まる時間だけの延命。

まぁ、父の場合打ち合わせもなしに亡くなった日に身内、父の友人たちが

集まっていた。

全員が集まったのを確認したかのように、息を引き取った。

麻生さんの発言に対して騒いでいる人は何を騒いでるんだろう？

って私は思う。

チューブだらけで、生きているのではなく、生かされているのが本人にとって幸せ？

家族はそれが幸せ？

延命に至るプロセスや症状で一概には言えないが、

一番大変なのは家族だとおもう。

だから私は息子が一人立ちしたらもっと山奥に引っ越したい。

そして人知れず土に帰りたい・・・


なんてね・・・