さて 今日は 仕事先での帰りに 高校時代にアルバイトしていた喫茶店を探してみました。
浦和の駅から市庁舎方面の通りをまっすぐ行って、たしか 近くに楽器やさんがあったはずなので、たしかこの辺のはず、、、、、、、。
高校1年の時ですが、当時は東京に住んでいたのですが、高校ではアルバイト禁止でしたので、川を越えて お隣の埼玉県の浦和市(現さいたま市)の喫茶店で、アルバイトをしていました。
今では スタバやドトール的な店やマック系に破れて いわゆる 純喫茶といわれる喫茶店は少なくなりましたね。
実は 私は子供の頃から 珈琲が好きでしたので、趣味と実益を兼ねておいしい珈琲を入れる技術を学びたいとも思ったものです。
さて 一通り 木村珈琲さんの本など読んでいっぱしに 豆のブレンドの仕方や 歴史 種類などは知っていたので、気楽にやっていました。
でも ボク以上に そこのオーナーさんが気楽な方で、 ボクを留守番にして よく暇になると 近所のパチンコ屋さんに行っちゃいました。
そう ソコのお店でアルバイトを始めて 数日目の事です。
競馬新聞を持った 1人の中年の男性が入ってきました。
オーダーしたのは、
ホットサンドと ウインナー珈琲
しかし ボクは この時は ホットサンドは作れますが、ウインナー珈琲て 実際飲んだことがないんです。
さすがに ウインナーソーセージを珈琲に浮かべるような バカな事は 思いつかなかったのですが、本で読んだ知識しかありませんでした。
ウインナー珈琲の歴史や完成画像は記憶にあるので、とりあえず作ってみました。
ヨーロピアンローストというやや強めに炒った豆で濃い目に珈琲を入れて かき混ぜずに砂糖のみを入れる。
その上に たしか ケーキの生クリームのようなものが載っていたはず。
生卵を割って白身のみを取り出し 丁寧にあわ立てメレンゲ状態にしたものに 砂糖を入れて甘くして 抽出した熱々の珈琲の上に載せて 上等なカップに入れて出しました。
男性客は 正味 1時間ほど くつろいで お会計
『ココのウインナー珈琲はおいしいね。』と褒めてくれました。
『ありがとうございます。オーナーがウイーンで修行しましたので、正式な製法で作っています。』私はとっさに答えました。
その 晩 家に帰った私は 満足感と達成感で、自分に酔いしれながら 珈琲の本を開きました。
ウインナー珈琲のレシピのページを開きながら。
ウインナー珈琲の上には ホイップした生クリームを載せるんですね。なるほど。ほとんど 合ってるじゃん!!♪
でも 私が作ったのは 確か生クリームではなく 卵白を!!
まあ 味的には 似たようなモンですよね。
あまり 気にもしませんでしたが、後に その重大な過ちに気がつきました。、、、、、、、、、。生臭いですよね。少し 笑
さて そんなエピソードを思い出しながら お店を探しましたが、やはり 有りませんね。
でも そのお店が無くなったのは ボクのせいではないですよね。?
--ウィンナー珈琲-- の簡単なレシピ
◆-材料-◆
深煎りの珈琲---------------120cc
ホイップクリーム------------ 30g
◆-作り方-◆
濃いめに淹れた珈琲に6分立てくらいのホイップクリームを浮かべる。
豆知識:
ウィンナー珈琲とは日本式の呼び方で、このアレンジ珈琲の発祥の地とされるウィーンではアインシュペンナーと呼ばれています。
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缶コーヒー | 暮らし/家族
Posted at
2007/04/21 00:36:01