2018年11月14日
運転技術って・・・
先日、MINI厚木でのこと。
営業担当と談笑をしているときに、運転技術の話になり、かみさんの判断の遅さに対して文句を言っちゃってるんですよね~と言ったところ、かみさんが半ギレしだし、「あたしはサーキットを走っているわけじゃないから、iwayangのように走れないんだよ!」と。
そこでこっちもプチッときて、「いや・・・」と反論しようとしましたが、担当がちょっと引き気味だったので、笑顔に戻り言葉を抑えました。結局、MINI厚木を出た時に、クルマで説明はしましたが。
そもそも、別にサーキットを走っているから街乗りをうまく走れるわけじゃありません。もちろん、サーキットを走っていれば運転技術が向上しますが、街乗りがうまくなるとは言い切れないと思うんです。
何が言いたいのかというと、街乗りには街乗りの難しさがあるということです。
サーキットはクローズドのコースであり、対向車も信号もありません。もちろん、人も自転車もコース上にいるわけではなく、互いに走っているドライバーも運転技術はあるので、相手の走りを想定できるわけです。
ところが、街乗りの場合、相手のクルマがどんな動きをするのか分からないし、交差点では人や自転車、バイクなどがクルマの影などから出てくるかもしれません。
要は、街乗りはかなりの死角があり、サーキットのクローズドコースなんかより難易度が高いと思ってるんです。
ただ、サーキットなどの競技やレースをしている人にとっては、スピードレンジが低い分、視野が広く持てるかもしれないですが、死角に関して言えば、街乗り独特の注意力が必要になるんです。
だからこそ、早め早めに次の動きに対する注意力、例えば、次の交差点を曲がるなら、直進しているときにその交差点では歩行者や自転車、対向車がどういう状況にあるのかを把握すべきだと思っています。そうすれば、曲がる時点ではそれを前提にプラスαの注意をするだけで操作に余裕ができるんじゃないかと。
それが、曲がるときに初めて1から10までの注意をしていると、運転のほうがおろそかになるとか、突発的な動きに対して反応できなくなります。
また、運転技術の面では、街乗りでも十分にうまくなることができるんです。
例えば、私はカーブで曲がっているときに、なるべくステアリングの角度を修正しないよう心がけています。
これが意外と難しく、カーブの曲がり具合、そのときの速度によってステアリングの角度が変わってくるので、その感覚を身につけなければならなくなります。
もし、これができるようになれば同乗者はクルマ酔いしにくくなるし、クルマの挙動が安定するので、安全運転につながります。
そこで私は、カーブを曲がるときもそうですが、大型スーパーの立体駐車場でも曲がるときになんちゃって定常円旋回の練習をしてます。
この場合、曲がっているときにはステアリングを一定の角度に維持したまま、修正角を入れないようにするんです。なので、このくらいのスピードではステアリングの切るタイミング、その舵角をという風にイメージして曲がるようにしています。
あとは、前のクルマとの車間距離を一定に保つこと。これも、前のクルマの速度に波があるので、なかなか一定の距離を保つのは難しいんです。これができれば、アクセルの微妙なコントロールが身につくと思います。
最後は、ブレーキですね。どれだけ停止線の手前まで綺麗に止まれるかです。
他にも、なめらかに車線変更できるかとか、交差点で曲がるときにスムーズに立ちあがれるかとか、運転技術を磨くには十分すぎるくらいテーマを見つけることができるんですよ。
それを、漫然運転していればいつまでたってもうまくならない。うまい運転じゃないってことは、同乗者がクルマ酔いもするし、危険予知もできないから怖いんです。
・・・ということを言いたかったのに、かみさんはあまり聞く耳を持ってくれないんですね~。
それほど厳しく言ってもとは思いつつも、事故現場に遭遇すると、せめて巻き込まれたくないという思いでいっぱいです。
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ドライビング | 日記
Posted at
2018/11/14 23:38:03
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