
昭和なオレは思わず買ってしまった。
コレ 四輪免許取得後初めて乗った車。
どうやら23年前の事らしい...
※ウチのは47年式でフロントとリアのデザインが少し違う
兄の車ですな。
「腰に集中してねぇと直ぐ回っかんな」
みたいなことを言われた記憶がある。
この車、非常識なオーバーステアでしたよ。
大したパワーもないのに、フェイントなしで簡単にリアを出せる。
ブレーキ(Rはドラム)はサーボが弱く、良く言えばダイレクトな感触。
太ももの力で本気で踏まないと止まらない。
よく 『床が抜けるぐらい踏む』 などの表現があるが、正にこの事ですな。
現代の車ではありえませんから。
エンジンは水冷2バルブDOHC。
7千回転なんてとても回らないユニットだが、
車重が軽く、ミクニキャブのあの吸気音(ウチのはファンネルむき出し)と共に
とても味のある気持ちよい加速フィールだった。
エンジン始動にも一癖あるのがまた楽しく
うまく始動できた時は、なんとも云えない安堵感と征服感があった。
私はチョーク中の音が大好きで暖機時の音も楽しんでましたよ。
昭和61、2年頃だったか時代の流れで有鉛ハイオクが買えなくなり
兄も私も経済力がなかったので、泣く泣くナンバーを外しました。
この車にはまた乗りたいという気持ちが強い。
欠点を含め、有りのまま全てを受け入れられたのはこの車だけ。
レストア後の乗り出しが3~400万なら本気で考えるかも。
但しセカンドカーだな。いくら金を掛けてもエンコするだろうし。
ベレGとレガGの二本立てで、休日にエンコを楽しみながら乗りたいね。
Posted at 2007/04/07 23:52:17 | |
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