
先日、
真っ黒々な方と
お会いした時に気になったのが、自分のビートルのタイヤの引っ込み具合。フェンダーエディション純正の18インチがリム幅8Jでインセット48であるのに対して、現在装着中の
RAYSのC345は8Jでインセット50。僅か2ミリとはいえ、ディスク面が黒だということもあるのか、数値以上に純正よりも引っ込んでいる感じにみえる状態でした。(黒いホイールは大概、実際より小さく見えたりするんですよね。)
真っ黒々な方のホイールはインセット41ということもあってか、フェンダーギリギリのツライチ仕様。そこまでは求めていないものの、せめてもうちょい外に出したい、ということでホイールスペーサーの装着をR32で散々お世話になっていた
イシカワエンジニアリングに相談。
実はもう20年近く前にアルファロメオ155TSでホイールスペーサーを組んだことがあるのですが、正直印象が良くなく、それ以降ずっと敬遠してきたんですよね。
相談の結果、「まー一回試しで装着して、どの程度の厚みのものが装着できるかも含めて確かめてみようよ」ということになり、事前に一度お邪魔して現状のフェンダーまでのクリアランスがどの程度なのかを計測していただきました。(イシカワさんとこでも黒のロングボルトは常時在庫を置いている訳ではないため、取付に際して首下長何ミリを用意するかを確認する必要もあったので…)
イシカワエンジニアリングは「
iEXERT」ブランド名でVW/AUDI車専用のオリジナルホイールスペーサーを販売、ブログを見ても結構な数の装着例をアップしているんですよね。
計測の結果、僕のビートル+RAYSのC345PRIMEの場合、フロントは10㎜、リアは12.5㎜のスペーサーがディーラーに文句を言われずに持ち込めそうな感じ。でも実際に装着してみると、(人間の欲とは恐ろしいものでw)もう1サイズずつ上げて、フロント12.5㎜、リア15㎜のほうがカッコいいのでは?それともいっそ前後とも15㎜にする?等と試着サンプルを付け替えてはリフトから下して、前後にクルマを動かしタイヤを落ち着かせたうえでディーラーでの確認方法に基づき、チーフメカニックの井草さんとハミタイ度をチェックし、あーでもない、こーでもないと品評。
結局、ディーラーに行かなきゃならないときには外せばいいとの判断と見た目重視wということで、フロント12.5㎜、リア15㎜を選択しました。やはり「イケない」モノのほうが、カッコよかったり、美味しかったりするのは世の常www
ちなみにリアはこんな感じ。
心配していたステアリングの感じも悪くなく、高速走行も全く問題なし。ようやくスッキリしましたw
取付前にフェンダーまでのクリアランスを実際に計測してみてわかったのは、リアのトーションビームサスでのローダウンはやはりラテラルリンクを調整式のものに交換する必要があるということ。
マニアックス別注アイバッハを組んでいる僕のクルマで、左右タイヤがそのまま約5㎜右にずれている状態でした。これはローダウンすればするほど、構造的に更に大きく右にずれていってしまうので、リアトーションビームのビートルでローダウン化をしようという方は注意が必要ですし、極端な車高の下げは走行性能にも影響が出てくるということですよね。
イシカワエンジニアリングでもビートル用調整式ラテラルリンクの商品化を考えていたようですが、リアサスがマイナーチェンジで4リンクに変更され、トーションビームはMY2012、MY2013の2年のみの仕様となってしまった現在、作ったとしても販売数が見込めないだろうということで実現化は難しくなってしまったようです…まーちょっとくらい右にずれていても走ってそれがわかるかと言われたら、普通はわかりませんけどw
素人では「わからない、感じ難い」という事実がローダウンスプリングを発売しているどこのメーカーでも調整式のラテラルリンクまでは用意しないということの理由なんでしょうね。(でも軽ワゴン用とかですら、調整式ラテラルリンクを用意しているのを知ってしまうと、1社くらいリリースしてくれてもいいのにとも思ってしまいますがwww)
Posted at 2013/11/30 22:11:32 | |
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