
先日の
スタッドレスタイヤ履き替えで、急遽やる気になったスプリングの交換。先日のブログでは某ショップが開発中で一足先にそれを装着させていただくことに、と書きましたが、そのショップ、実は皆さん大好きな
マニアックスでした。
マニアックスが巷の低くなり過ぎるスプリングを厭い、
アイバッハジャパンに細かくオーダーをして製作したもので、8スピードネットの掲載記事「
やりたいこと、やってます」で水色のビートルが装着していたスプリングそのものです。
現在、ビートル1.2用としてリリースされているものというと、H&R、アイバッハ、RS☆R、WEITEC等々ですが、たぶんいちばん装着率の高いH&Rは皆さんのビートルの画像を拝見しても、僕の好みからすると低くなり過ぎ。それでアイバッハの通常版にしようと思っていたんですよね。みんカラのビートルオーナーでアイバッハを装着されている
がま吉さんのブログの写真をみても好みに近い落ち具合ですし、以前、アルファロメオ156V6でアイバッハ+ビルシュタインを組んだことがあって、それはそれなりに結構好印象だったことでもあったので…
前述の8スピードネットの記事でマニアックスの水色ビートルが装着しているヤツ、その高さの感じからてっきり、がま吉さんと同じくアイバッハだろうと思っていたんです。それを一応確認させていただこうと思って、マニアックスに電話を掛けたら、応対して下さったのが、マニアックスが山手通りと早稲田通りの交差点のそばのマンションの地下駐車場で施工していた頃からお付き合いいただいている、店長でもあり、キザス代表でもある山下さん。
お訊ねすると「あれ、確かにアイバッハですけど通常版ではなく、うちが別注したものでまもなく発売する予定です」と仰るので、「じゃあ待ってるから出たら教えて」とお願いすると、「あの写真で装着していた最終テスト版で良ければ、今日でもいいですよ」と有り難いお申し出。その週末は時間が取れなかったので、1週間後の本日伺った次第。
マニアックスでも、アイバッハの通常版ではフロントが下がり過ぎと考えて、フロントを通常版よりも若干上げ気味に、そしてリアも線径を変更した、まったくのオリジナル仕様となっています。但し僕が装着していただいたのは製品版ではなく、その前の最終テスト版で、製品版とはリア線径と巻き数が若干違い、ほんの気持ち硬い仕様のもの。(フロントは製品版と同一です。)僕の前車
R32の脚回り及び車体補強のガチガチ具合から、僕ならOKだろうということだったみたいですけどwww
まず車高の落ちですが、フロントがノーマル比△17.5㎜、リアが△29.5㎜(いずれも左右平均値)とちょうどいい落ち方。実際に乗ってみてどうだったかというと、純正ダンパーとのマッチングがとても良く好印象です。取り付け後に本日だけで高速を中心に約150キロくらい乗りましたが、とにかくフラット。何度も作り直させて純正ダンパーに合うセッティングで煮詰めてきたというだけあって、スプリングとダンパーのバランスがとてもいいです。どっちが負けてる勝ってるということがなく、とても自然なマッチングです。ちょっとややこしいですが、スプリングに入力された揺れをダンパーが一発で抑える範囲でスプリングのレートをきちんとセッティングしてあるという感じ。
とはいえ、僕が付けて頂いた、製品版よりもリアがちょっと硬めな最終テスト版、確かに乗る人によってはちょっと硬いと思われてしまうかもしれませんが、製品版はもう少しコンフォート寄りになるはずです。H&Rのように激しい落ち方を希望される方には向かないかと思いますが、純正ダンパーとのマッチングという点では、H&Rとアイバッハの通常版をテストしてから開発したというマニアックス別注アイバッハに軍配が上がるのは間違いないでしょうね。
先日のスタッドレスのことを書いたブログでも、スプリングだけ交換して、純正ダンパーとのマッチングに満足した例がなく、結局足回りを入れ替える羽目になっていると書きましたが、上記のように純正ダンパーとのマッチングが良いので今回は杞憂だったようですw 街中、高速、いずれも全く問題がないどころか、個人的には強くオススメします。
このマニアックス別注アイバッハですが、製品版のリリースは12月を予定しているようです。納期が平気で数ヶ月後、というアイバッハですから、ご興味の向きは早々にマニアックスに連絡されてみることをオススメします。(ちなみに製品版はスプリングの表面にプリントされた「MANIACS」の文字は小文字になるとのこと。)
いずれにしても今回、装着させて下さったマニアックス山下さんにはほんと感謝感謝。
ありがとうございましたw
Posted at 2013/11/03 00:01:39 | |
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