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イイね!
2016年03月09日

川越をぶらぶらする

川越をぶらぶらする 世の中すっかり春である。
花は咲き、鳥は歌い、猫は鼠を捕ることを忘れ、そして娘たちはをする。
しかし、藤蔵家の場合はコイはコイでも
「たまには100万円馬券でも取ってコイ」
と下宿のオバサンから責められる辛い春なのである。



そこで昨日、逃げるように川越に行ってみた。
9時55分、輸送機で自宅を出発。
10時50分、川越市立美術館にトウチャコである。


身障者用スペースに止めさせて頂く。


川越の旧家・安齊家の第13代当主である、安齊羊造のコレクション展が開催されていた。












以下はパンフレットより。
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川越の旧家・安齊家の第13代当主安齊羊造(嘉永6年から昭和13年/1853年から1938年)は、明治~大正期に活躍した日本画家たちとの交流を介して絵画を収集した、当時はよく知られたコレクターでした。
幕府表絵師・狩野素川章信と姻戚関係にあった祖父、歌道にいそしんだ父母、という文化的に恵まれた環境の中で羊造は育ちました。家督を継いだ羊造は、横浜に出て生糸商・野沢屋(のち茂木商店)に精勤し、安定した生活を基盤に、主に日本美術協会や日本画会で活躍していた画家たちと直接にやりとりを重ねてコレクションを形成してゆきます。
最盛期には近世絵画をも含む厖大な作品数を誇ったコレクションは、大正12年(1923年)の関東大震災で罹災してしまいました。しかし、私家版『木綿園画集』や、震災前に羊造の手を離れた作品、そして幸いにして難を逃れた大量の書簡類などから、羊造と画家たちとの愉快な交流が具体的に浮かび上がります。
本展は、諸資料から羊造の収集活動を紹介し、コレクターと画家たちとの親交の実態を明らかにしようとするものです。現在語られる近代美術史の陰に隠れた近代日本画界の一端にもスポットを当てることとなるでしょう。
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狩野素川章信の十六羅漢図、横山大観の井筒などが目を引く。

興味深かったのが、安齊羊造と画家たちとの書簡。
注文主でもありスポンサーでもある羊造に対し、現在は多忙なので完成日が大幅に遅れるがそれでもよければどうぞ・・・という画家のやり取りが人間臭くて面白い。
もっともダ・ヴィンチは鳥人間コンテストに夢中になっていて、絵画の制作期限など全く無視していたらしいから、古今東西、注文主たるものある程度寛容でなければその資格なしといえるかもしれぬ。

それにつけても、昔の人の字のうまさと俳諧のセンスの素晴しさには脱帽する。
まぁ、日本人そのものが劣化の一途をたどっているわけだから、当然と言えば身も蓋もないのだが・・・。

常設展示は1階にある相原求一朗記念室だけ拝見し、隣接の博物館に行ってみることにした。










川越市立博物館は初めてである。




腹が減っては戦もできず、受付を済ませレストランへ。




通常、博物館の展示室は年代順に並んでいるのが通り相場だが、こちらは江戸→明治→縄文・弥生→奈良・平安→鎌倉とユニークだ。

まずは江戸時代。
川越藩の歴代藩主には、酒井忠利、酒井忠勝、堀田正盛、松平信綱、柳沢吉保(→水戸黄門暗殺計画はテレビの見過ぎ!)、秋元喬知、秋元凉朝 、松平直克、松平康英などの親藩・譜代の有力大名が配された。
川越藩主のうち、幕閣の老中だけでも7名を数える。
川越藩主は酒井忠利が徳川家康の再従弟、松平直侯が将軍・徳川慶喜の弟、というように血縁でも重視された封地であった。

4813人の人物が描かれている中から、数人隠れている家光を探せという屏風。


川越藩第2代藩主酒井忠利が喜多院を再興する。
その喜多院を拠点としたのが、家康のブレーンであり、108歳まで生きたといわれる天海僧正
関ヶ原の戦いに参加したとか、明智家の一族らしいなどという謎の人だ。
ちなみに、短気で好色な家光に対しては、「気は長く、務めはかたく、色薄く、食細くして、心広かれ」とアドバイスしたそうですぞ、ご同輩!


明治26年3月17日に大火事があり、市街地の多くを焼失した。
その後、耐火建築である蔵造りの建物が多く建てられることになる。
明くる年、長い歴史を有する川越城下の町火消が、川越消防組として編成発足される。


城下町の産業・人材や資本の蓄積・文化の伝統から、埼玉県随一の商都・金融の中心地、米取引・穀物集散地として栄えた。


店じまいの際には木製のシャッターを閉める。ぜひご覧あれ。


蔵造りの家を建てるには、とび職・大工・左官の連携が何より大切。
上棟式には、地元のさつま芋をはじめ色々なご馳走が振る舞われたが、必ず大根おろしが出されたとのこと。
そのココロは、大火事を経験しているだけにムネ焼けは禁物(→ホントの話)。




市の荒川沿いの東南端部は、縄文時代前期には遠浅の内海(古東京湾)で(縄文海進→現在よりももっと地球温暖化が進んでいたから?)、小仙波貝塚などが漁労を立証している。
縄文時代後期は海退が進み、現在の地形に近づいていったらしい。
武蔵野台地は狩猟・採集活動に適した地形・地質で、仙波台地・新河岸台地などでは縄文式土器や竪穴住居跡を発掘している。






平安時代になると、荘園が形作られ、武蔵七党の村山党の1つである仙波氏をはじめ、地頭の古尾谷氏、山田氏など荘園を支配する武蔵武士が台頭し、都や国衙と繋がった。




15時過ぎまで博物館を見学した後、電動車いすのアローワンFX号で近場をぶらつく。

小江戸ビールは目の毒。


江戸時代は高札所だったのかしらん。




































美術館の身障者用スペースに駐車していることもあって、長居はできないため早々に退散。

17時45分、帰宅する。
下宿のオバサンへの土産にはこれをセレクト。
勿論小生が食べたかったからでもある。

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Posted at 2016/03/09 23:59:53

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