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野分の藤蔵のブログ一覧

2014年06月27日 イイね!

区民会議に出席する

区民会議に出席する総務省が25日発表した住民基本台帳に基づく人口動態調査(今年1月1日現在)によると、全国の人口は前年同期より24万3684人少ない1億2643万4964人(0.19%減)で、5年連続で減少した。少子高齢化の進行で、死者数(126万7838人)から出生数(103万388人)を引いた「自然減」は7年連続で増加し、過去最多の23万7450人。3大都市圏でも人口が増えたのは東京圏のみで、東京への一極集中がさらに進んでいる。

以上は毎日新聞の昨日の記事であるが、おらが町の人口動態を市報等の資料を元に紐解いてみると、思った通り平成からこのかたずっと微減を続けているのだ。

まあ、東京への人口一極集中については、昨年の11月辺りから都議会のやり取りが小学校の生徒会並みに面白過ぎるから見物客が一杯集まってくる・・・というのが主な要因なのだろうが、一方、「おらが町は住みづらい」とか、「おらが町には魅力がない」といった理由で人口減を招くのは何としても避けなければならない小生は思っているのである。

そんな事を時たま妄想している暇な小生は、今日も2か月に一度開催されるおらが町の区民会議に出席してみたのであった。

愛車Nutron  R51LXP号にて、9時35分自宅を出発。
何故かタオルを姉さん被りしているタロウが、いつものように不機嫌に見送ってくれる。


9時55分、会場である区役所にトウチャコである。


本日議論するテーマは、「魅力ある住みやすいまちづくりに向けてのシステムとは」
である。

出席者15人がそれぞれ3つのグループに分かれ、ブレーンストーミング方式によりディスカッションした。

ディスカッション→意見集約→整理という作業を繰り返し、他の地域への視察研修なども参考にしながら、来年の3月には新たな提言書を区長に手渡さなければならない。


これまた思った通り、本日の会議のキーワードは「定住意識」であった。

常識的に考えれば、高齢者の転出率は他の年齢層に比較し低いことが予想される。

したがって、子育てファミリー層にとっていかに住みやすく魅力ある町にしていくか・・・また、子ども達自身がいかに生き生きと勉強し遊ぶことができるか・・・といったあたりが「定住意識」を高めていくためのポイントになっていくのだろう。

11時50分、区民会議終了。

同じ建物の1階で急ぎ軽食を摂り、いつもの総合病院に直行する。
受付時間ギリギリの12時25分、病院にトウチャコ。

耳鼻科は奇跡的に待ち時間が5分で済んだものの、皮膚科は61番目の番号札を貰った時点で、まだ38番目の方が診察中である。


血行障害による右足の甲の潰瘍が治らず、常に血液やら体液がにじみ出ているのだが、これが結構痛いのである。
そして、よりによってその痛い部分を3日に一度くらいの割合でタロウが必ず踏んづけるのだ

待ち時間の間、ディーラーから携帯に電話が入る。早いもので1年点検の日程に関する相談であった。

2時間20分後
、足の甲の治療が終わる。
小生でラストかと思いきや、どうやらもう一人クランケがおられたようである。


調剤薬局でしこたま薬を受取り、さらに甘味処で買い物をし、16時前に帰宅。

電気屋に注文しておいた布団クリーナーが届いていた。
「自分の布団は自分でバンバンしてね」
と下宿のオバサンは言う。

果たして透明な部分がどのくらい黒くなるのか・・・少し楽しみである。
Posted at 2014/06/27 02:06:44 | コメント(1) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2014年06月21日 イイね!

原田泰治美術館に行ってみる

原田泰治美術館に行ってみる小生、石原家のような品格ある家庭環境のもとで育ったわけではないので、考えることと言えば24時間365日のほとんどが金目のことである。
ちなみに、金目鯛の甘辛い煮付けなども大好物だ。

しかし、育ちがよいと「カネ」と呼ばず「カネメ」と呼ぶものか・・・と大いに感心した。
きっと、目をパチパチさせたお父様から
「直接カネなどと言うのは下品極まる。カネメと言いなさい!」
と厳しく躾けられたのだろう。
浅学な小生などは、寺に侵入したコソ泥が金目の物を盗んでいった・・・というような用例しか知らなかったので、石原家のお蔭でたいそう勉強になった。

ただし小生金目に執着するあまり、美術館に行っても
「あの絵はウン十万円以下だったら買いだネ・・・」などと平気で言うものだから、下宿のオバサンはすっかりシラケてしまうのが常である。

そういえば最近美術館にはとんとご無沙汰である。

そこで本日のリハビリは、諏訪市にある原田泰治美術館に決定する。

対ギリシャ戦を尻目に、7時50分自宅を出発。
ホンダフリードの背後に迫る不気味な影・・・。


中央フリーウェイまでが混雑でひと苦労である。

それにしてもNHK-FMのサッカー実況アナウンサーの酷さったらない。

「今日負けたら決勝へは出られません・・・!」
と、そんなこと誰でも知ってるよという台詞を7回か8回聞かされたあげく、

ギリシャの大きな選手がまたボールを奪いました」(これも複数回!)
とはこれ如何に。
実況アナだったら背番号で選手の名前くらい普通は暗記するでしょうに・・・。

そうこうしているうちに11時25分、トウチャコである



美術館は諏訪湖畔の南岸に位置している。湖の風が頬に心地良い



4台分用意されている身障者用パーキングのひとつに止めさせて頂く



館内は全てバリアフリーになっているので有難い。
入場料は大人820円と良心的。障害者割引もある。



展示場内の写真撮影は当然NGだが、その他の場所はOKとのことであった


ここで、簡単に原田泰治氏のプロフィールを紹介しておく。

昭和15年諏訪市に生まれる
1歳の時に小児麻痺を発症
昭和19年、開拓農民として一家で下伊那郡伊賀良村に移住。10年間を過ごす
昭和31年、諏訪実業高校入学。油彩画を始める
在学中に全国ポスターコンクールで2度受賞し、グラフィックデザイナーを目指す
昭和35年、武蔵野美大入学。翌年同短大に再入学し商業デザインを学ぶ
同大卒業後、昭和39年諏訪市で自らのスタジオを設立。デザイナーとして活動
昭和40年、仕事の合間に伊賀良村の思い出をテーマに絵を描き始める
昭和48年、旧ユーゴの画家の作品に感銘を受け「素朴画家」を志す
昭和55年、第29回小学館絵画賞を受賞
昭和57年、朝日新聞日曜版に「原田泰治の世界」を連載
平成元年より2年間、米国5大都市で「日本の四季を描く原田泰治の世界」を開催
以降、日本をはじめクロアチア・南米各国等で精力的に絵画展を開催する

という訳で、恐らく並外れたバイタリティをお持ちの方なのではと思料されるのである。

1階の展示場内には、絵のほかに原田氏の愛車だったトヨタS800が鎮座ましましていた。
思った通り、小生のクルマと同じような手動装置が付いていた。
OKを頂いた「場外」からの撮影でチラッと見える真っ赤なヨタハチ・・・


展示場内に入り1枚1枚の絵をゆっくり眺める。

癒される・・・などというありきたりで安易な表現は誠に恥ずかしくてイヤである。

原田氏の作品には、四季折々の自然や動物たち、農作業、そして昔ならどこでも行われていた友達・兄弟との遊びや慣習が多く描かれている。
人の顔は総じて丸く、目も鼻も口もないのだが、それでいて表情はとても豊かなので驚かされる。
なるほど、だから懐かしくて心温まるという人も多いのだろうが、捻くれ者の小生は少し違う意見である。

小生はむしろ、日本が失いつつある、あるいはもうとっくに喪失してしまったかもしれない人間の(地域社会に関わる)集団運営のあり方や、畏敬の念を基礎に置いた自然との共生といったテーマを「一度冷静になって考えてみませんか?」という呼びかけのような気がしてならないのだ。

4歳から多感な年頃の14歳までの10年間を開拓農民の子として、さらには下肢に重い障害を持つ一人の人間として色々な経験を重ねたに違いない。
温かい作風と飾らないタッチだからこそ、余計に小生の胸に響くのである。

さて、コンパクトに設計された美術館なので、1時間半ほどでじっくりと1・2階の全作品を観賞することができた。
朝食が結構重かったので腹は減ってはいないのだが、さすがに喉は乾いた。
2階に喫茶店があったので入ってみる。

諏訪湖の眺めが見事である。




美形のお嬢さんが注文を取りに来たので、チーズケーキのセットをお願いする


お嬢さんに負けず劣らず美味であった。
もっともお嬢さんはどんな味かわからないが・・・。

13時30分、原田泰治美術館を出発。
近くに平林たい子記念館があるのだが、日曜だけの開館らしい。
霧ケ峰高原にでも足を延ばしドライブしようかとも考えたが、今回は自重した。

途中藤野PAで水分補給・トイレ休憩する。


やはり首都高の池袋付近で渋滞に遭い、17時5分帰宅。
さすがにチーズケーキだけなので空腹を覚える。
タロウと下宿のオバサンとオバサンお手製の回鍋肉のいい香りが出迎えてくれた。
Posted at 2014/06/21 02:06:35 | コメント(2) | トラックバック(0) | 旅行/地域
2014年06月16日 イイね!

W杯の今こそ桑田真澄の話を聴け(3)

W杯の今こそ桑田真澄の話を聴け(3)

クルマには全く関わりのない、しかも1年も前の講演会の内容を延々と綴っただけのブログに少々気が咎めているだが、野球ネタの関連でついでに知ったかぶり言わせてもらうなら、落合博満が大切だと思っている順番は、
1.体
2.技
3.心

だそうである。
ちなみに、これはプロ野球選手だけでなく、サラリーマンなどの一般人にも当てはまる真理というのが彼の持論である。


昨日の続きである。



話はじめてから1時間が経ちました。

皆さんそろそろ飽きてきた頃じゃないですか? ホントは眠いんじゃありませんか?

なので、ちょっと気分転換しましょうか。

それでは、5人の方に壇上に上がっていただいて、ボクのお手伝いをしてもらいましょう。

勇気のある方、どんどん手を挙げて下さい。

(30人以上の手が挙がる。結果、男子児童2人・女性2人・男性1人が登壇する)


はい。ようこそいらっしゃいました。勇気ありますね~。

で、何を手伝ってほしいかというと、ボク今1時間喋りましたよね。
実は、あと持ち時間が30分残ってるんです。

そこで、この5人の方に6分ずつ喋っていただいて、残りの時間を埋めてほしいんですね。

はい。何事も体験することが大事なんです。テーマは自由です。何でもいいですよ。

(子ども2人はポカンとした表情。大人3人は苦笑したり、首を振ったり・・・)


(大きいほうの子どもの肩を抱きながら)ねぇ、ボク。こんなに大勢の前で喋ったことある? 

皆さんはどうですか?

桑田は楽でいいなぁ。適当なこと喋ってお金貰ってるんだろうなぁ・・・って、そう思っていませんか。

そこで、大勢の前で喋ることがどの位大変か、ここの5人に体験していただきましょう。

じゃぁ、順番にどうぞ・・・。

って・・・ウソですよ(笑)。そんなことはさせません。でも、手伝ってもらうのは本当です。


まず、大きなほうのボク(小4位か・・・)から手伝ってね。じゃぁ、これをはめてみて・・・。

はい。このグラブは、パイレーツ時代にヤンキースタジアムで登板したときのグラブです(会場歓声と拍手)。

この時は嬉しかったですね~。夢が叶った瞬間でした。

ねぇ、ボク、このグラブほしい? 
それでは記念に差し上げます(会場ウォ~っと大歓声!)。

って、これもウソですよ。でも15分位なら着けててもいいよ。
あとで必ず返してね(笑)。


はい。じゃぁ次は女性の方にしましょう。
これを着てみて下さい(と、袖を通してあげる)。

PL時代のユニフォームです。あとで回収しますから、それまで着ていて下さいね。


次も女性の方にしましょうか。
では、これをどうぞ(と、袖を通してあげる)。

ジャイアンツのユニフォームです。思い出がいっぱい詰まってます。


さて、次はどちらにしようかな・・・。
小さいほうのボク(小2位か・・・)、君退屈そうだね。
あれ、君ボール持ってきたの?・・・ダメだよ、サインはしないからね(笑)。
じゃぁ君は最後にします。世の中には年功序列っていうのがあってね。
よく覚えておくんだよ。

というわけで、そちらの男性にはこれを着てもらいましょう(と、袖を通してあげる)。

パイレーツのユニフォームです。アメリカのユニフォームって分厚くてゴワゴワしてるんですよ。日本のは薄くて動きやすいんですけど。
だからロッカールームのハンガーに掛かっているパイレーツのユニフォームを触ってみて、これ本物かな?って思いました。

ちなみに、クリーニングされたユニフォームは、日本ではきちんとたたまれてビニール袋に入ったまま渡されるんですが、アメリカではロッカールームのハンガーに掛けてあるんですよね。


さぁ、小さいほうのボク、お待たせしました。
君には是非これを着てほしくて、今まで待ってもらいました。

はい。これをどうぞ(と、着させてあげる)。これはジャイアンツの清原君のユニフォームです(会場大歓声)。

大きいでしょう。ボクのユニフォームと比べてみて下さい。こんなに違うんです。
これで皆さんおわかりになったでしょう。
清原君は力で野球をしてました。ボクは頭で野球をしてました。
でもそれで正しいと思うんです。力がある人は力で野球をやるべきなんです。


ということで、5人の方お疲れ様でした。それぞれの席にお戻り下さい。

15分ほどしたら、グラブとユニフォームを回収します。そのまま自宅に持ち帰らないようにお願いします。
特にそのグラブを着けている子・・・持って帰っちゃダメだよ。
主催者の方、回収するまでは会場から出られないようにドアに鍵かけておいて下さいね(笑)。


さて、ボクは3回挫折を味わったと言いました。

3回目の挫折は、巨人に入団してすぐでした。

正直に言って、ボクの実力では通用しない世界だなと思いました。周りのレベルがあまりに高過ぎるんです。

まず、ブルペンで投げる先輩方の球を見て、その凄さに唖然としました。

それから、2軍で投げた時も皆んな「カーン!」って完璧に打つんですね。
で、何であの人もこの人もこれだけ完璧に打つのに2軍の選手なんだろうって。
そのことが信じられませんでした。

だから、2~3年後にはたぶんボクはこの世界にはいないだろうな・・・と直感しました。

随分落ち込みましたね。それでそういう時に限って新聞や雑誌などを読んでいると、やたらと「試練」という言葉が目に飛び込んで来るんです。

別にボクの話題が載ってるわけじゃないんですけど、あ、また雑誌に「試練」って書いてある、こっちの本にも「試練の〇〇」なんて載ってる・・・という感じで、何か自分に対するあてつけのようでとても嫌でしたね。


でも、待てよと思ったんです。試練という字を分析すると、練習し鍛錬したものを試してみる・・・ということになるでしょ?

ひょっとすると、案外素晴らしい言葉かもしれないと意識を変えてみたんです。


ここでまた、今日のキーワード「表と裏」です。

「表」は練習ですね。「裏」は試練の試・・・つまり新しいことを試してみるということです。

総合力をアップするために新しいことを取り入れて、それを練習や普段の生活に生かしていこうと考えたんですね。

ボクは読書が好きですから、まず運動生理学の本を買って練習に生かしました。

また、野球はメンタルの要素が非常に大きいスポーツなので、心理学の本で勉強しました。

それから、栄養学の本を読んで食事にも気を配ることにしたんです。
そのほかにも、野球にプラスになると思ったことは積極的に取り入れて試してみました。


それがよかったのか、2年目からはプロの世界でやっていけるという自信がついたんです。

もし、あの時に「試練」に出会わなかったら、そして意識を変えていなかったら、2~3年でボクはプロ野球の世界から確実に消えていったと思います。

そういう意味で、3回の挫折はボクにとって掛け替えのない財産なんですね。

まさに、試練がボクという人間を磨いてくれたんだと思います。
そしてそのことに感謝して話を終えたいと思います(会場大拍手)。


・質疑応答

あの時計、止まってるんじゃないですか・・・と思う位、時間って進まないもんですね~・・・。

まだ時間が余ってます(笑)。

せっかくの機会ですから、皆さんの質問にお答えしたいと思います。

何でも結構ですよ。どうぞ質問して下さい。


Q.清水哲さんはお元気でしょうか?


A.はい。お元気で頑張っていらっしゃいます。毎年1月に自宅に伺い、お会いしてきます。

清水哲さんとはボクが中2の時に、大阪大会で投げ合ったのが最初の出会いなんです。その試合で好投したのがきっかけで、ボクはPLに入学できたと思っています。


Q.ユニフォームを着る予定は?


A.できればあと3~4年の間にユニフォームが着られればいいなと思っています。ピッチングコーチか監督をやってみたいですね。


Q.私は居酒屋を経営してまだ日が浅いのですが、何かアドバイスをお願いします


A.ボクは野球のことしかわからないので、偉そうなことは申し上げられません。
ただ、美味しければお客さんがいっぱい来るかといえば、それだけではないような気がします。
勿論調理技術の裏づけは必要でしょうが、それ以外の、例えばあるお客さんとの出会いですね。そのお客さんがまた別のお客さんを連れてくるとか・・・これって「縁」ですよね。
商売には縁とか運とかツキがとても大切なように思います。
どうか頑張っていい店にしていって下さい。


Q.いじめによる子どもの自殺が増えています。どのようにお考えですか?


A.ボクも色々なトラブルがあった際、非常に悩みました。他人事ではありません。その時に考えたんですよね。自分の一番の応援団は一体誰だろうって・・・。
よくよく考えると、自分の一番の応援団は自分自身なんですね。
自信という字は、自分を信じると書きます。
だから最も大切なことは、自分が自分を信じられるかどうか。
自分を信じられる環境を周りがサポートできるかどうかということだと思います。


Q.うちの息子は少年野球をやっています。大事なことは何でしょうか?


A.何年生ですか?あぁ、小3ですか。
ひとことで言えば、野球と勉強と遊びを一生懸命やりなさい・・・ということですね。
人を育てるには、時間と情熱と愛情が絶対必要です。
野球が素晴らしいのは、あきらめてはダメということを教えてくれるところなんです。野球のこの教えは勉強にも通じますし、遊びや色々な体験にも通じます。
ですから、野球と勉強と遊びを一生懸命やりなさいと桑田が言っていたよ・・・とお母さんからお伝え下さい。

それでは時間が来ましたので、終了いたします。

ありがとうございました。

(会場大拍手)


この後、主催者からの謝辞とそれに対する桑田からの挨拶があり閉会となった。

実は小生も質問したいことがあって盛んに挙手したのだが、ついに叶わなかった。

Posted at 2014/06/16 21:48:26 | コメント(6) | トラックバック(0) | スポーツ
2014年06月15日 イイね!

W杯の今こそ桑田真澄の話を聴け(2)

W杯の今こそ桑田真澄の話を聴け(2)オーラという言葉は、その骨格があまりに漠然としているという意味でどちらかというと好みではないのだが、コートジボワールのドログバ選手に関してはこの表現を使用しても差し支えない気がしてくる。


オフサイドの決まり事が理解不能なサッカー音痴の小生でさえ、ドログバが出場した途端チーム全体の士気が高まり、個々の選手達の動きがガラッと変わったことは容易に察せられたのである。

思えば、このような匂いのする人間が小生の子供の時にもいた。
選手時代の長嶋茂雄その人である。

長嶋は躍動した。まるで全身がバネのようだった。
長嶋がいるだけで、その周辺はいつもスポットライトを浴びたようにとてつもなく明るかった。

何十万人か、或いは何百万人かに1人の割合でそういった特殊な人間が神に愛され誕生してくるのかもしれない。

要するに、ドログバはコートジボワールの長嶋茂雄なのだ。
だから、日本チームはこの敗戦を何ら悲観することはない。
桑田氏も言っている
「野球が素晴しいのは、諦めちゃダメということを教えてくれるところなんです」

昨日の続きである。


母は言いました。

「それなら目標に向かって頑張りなさい。絶対に諦めちゃダメよ。」

PLに入学するんだと宣言した手前、小さいながらも、何かを変えなくちゃいけないと考えたんでしょうね。

そこで少し勉強してみようかなと思ったんです。

これがやってみると結構面白い。

算数はあの女の子が得意だから、勉強のコツを聞いてみよう。国語はあの男の子が優れているから教えてもらおう・・・というようにどんどん興味を持つようになりました。

成績は元々ビリでしたから、ちょっと勉強すると、テストで20人抜けるんです。ごぼう抜きです。伸び代が大きいんですね。

クラスで50番だったのが30番になります。

うわぁ~。おもしろいなぁ・・・。

もっと勉強すると、またテストで20人ごぼう抜きです。

30番だったのが10番です。

うわぁ~。ボクもやればできるんだなぁ~・・・。

こうして次第に自信に繋がっていくんですね。


勉強も野球の練習も、ちょっとしたコツを摑むことが大事なんです。

それを覚えると、自然に成績が上がっていきます。

そんな中、ボクも中学生になりました。

野球では敵がいませんでした。

ボクの球をヒットにできる中学生がいないんです。速球はかすりもしません。投げれば勝ちます。

で、目標にしていたPL学園に入学が決まります。


ある日、PLの監督さんから連絡がありました。

「入学前に是非会っておいてほしい生徒がいるので、学校まで来なさい。」

皆さん、ここで問題です。会ってほしい生徒とは一体誰のことでしょうか?

(会場の観客はいっせいに挙手)

では、真ん中の列の眼鏡をかけたそこの男性の方。

「清原選手です!」

はい。正解です。色紙を差し上げますので前のほうにどうぞ。


ボクがPLに着くと、清原君は既にソファに座っていました。

桑田ですと挨拶すると、清原君はソファから立ち上がったんです。

ボクはびっくりしました。こんな大きな中学生がいるんかなぁと・・・。

もう目線が全然違うわけなんですよ。彼は190センチ近いし、ボクは170センチですから。

で、監督が言うんです。これからのPLを清原君と桑田君で引っ張っていってほしいと・・・。


ボクと清原君は全くの初対面でした。お互いに名前すら知りませんでした。

同じ大阪なのに皆さん不思議に思われるでしょうが、所属していたリーグが違ったからなんですね。

話を聞くと、どうやら清原君もボクと同じくピッチャーで四番らしい。

そうこうしているうちに、監督が「せっかくだから、お互いにバッティングを披露しなさい。」と言います。


早速グラウンドに出て、バッティングマシーン相手に一人10球ずつ打つことになりました。

どっちが先に打つ?・・・と聞かれたので、「清原君からどうぞ」とボクは言いました。

大きい奴はドン臭いのが多いので、どうせたいしたことないやろ・・・と実は内心高をくくっていたんですね。

そうしたら、1球目、ガシャ!・・・と今までに聞いたことのない音がしたんです。

ネットの上をはるかに越える場外ホームランです。

2球目もガシャ!・・・また場外です。

結局清原君は、10本中8本場外ホームランを打ちました。

10本中8本ホームランですよ・・・。それも皆場外ですよ・・・。

ボクはあの日のことを一生忘れません。

いよいよボクは憧れのPLに入学し、寮に入りました。でも入ってみて、はじめてそのレベルの高さを思い知らされることになります。

周りの先輩は勿論、同級生の部員も清原君はじめ体格に恵まれた人ばかりです。ボールのスピードもスイングの鋭さも、今の自分には太刀打ちできません。

そのうちに、何やらピッチャー失格の話も聞こえてきます。もっと体格がよくて球の速いピッチャーを優先させようと考えているらしい・・・。

中学生の時にはあれほどあった自信も、次第に萎んでいきます。


野球界は完全な縦社会です。これほど極端な縦社会は他にないかもしれません。そして、1年生は雑用を何でもこなさなければなりません。

練習前に倉庫から道具一式を出し、並べて準備する。きつい練習が終った後は、道具をひとつひとつ丁寧に磨き、また倉庫にしまう。これは全部1年生の仕事です。

寮に帰るとまた雑用が待っています。これが大変でした。

入学して3か月後、色々考えてボクはPLを辞める決心をしました。2回目の挫折ですね。

そして母に言いました。

「お母ちゃん、ボクPL辞めよう思うねん。寮もきついし・・・。」

すると母はこう言いました。

「諦めちゃダメだよ。絶対に諦めないでもう一度やってみなさい。」


そこで考えたんですよね。ボクの特長は何かって。

ずば抜けた長所はボクにはないんです。力では身体の大きい人には敵わない。じゃあ何があるかっていえば、総合力で勝負するしかないんです。投げる・打つ・守る・走る・考える・・・色んな要素を総合して勝負するための練習をする。

もうひとつは、今日のキーワード「表と裏」ですね。

つまり、練習が表なら、練習以外に自分の決めたことをやってみようと思ったんです。これが「裏」です。


何をしたかというと、ひとつ目は便器を磨くことです。1日5分間だけ便器を必死に磨くんです。だから1日1個の便器しか磨けません。次の日は隣の便器をピカピカに磨く。その次の日はその隣の便器を心を込めて磨く。他人が見ていないところで実行するのが大切なんですよね。

二つ目はグラウンドの雑草を抜くことです。これも5分間だけ。他の部員にわからないように抜くんです。三つ目は大きな声で自らすすんで挨拶すること。とにかくこの三つだけはやり遂げようと決心し、継続したんですね。


そうして1か月が経ちました。状況はな~んにも変わりません。

2か月が経過しました。これまた変化は全くありません。

3か月目、ピッチャーとしてマウンドに上がりました。「カーン!」という打球音・・・。あぁ、また打たれたか・・・。がっかりしながら後ろを見ると、いい当たりが正面をついてアウトです。次のバッターにも「カーン!」・・・今度こそダメかと思って振り返ると、また正面に飛んでアウト。その次のバッターにも「カーン!」ともの凄い当たりをされました。で、後ろを見ると何とファインプレーで捕ってくれてるじゃないですか。

結局その試合は完封勝ちしたんですが、とても自信になりました。

自信って恐ろしいですね。次の試合も勝ち、その次の試合も・・・というふうに勝っては自信がつき、自信がつくからまた勝つ。気がつくと1年生でエースになっていました。

ちなみに、三つの決めたことは、3年間やり通しました。

 
パート3に続く



Posted at 2014/06/15 22:02:55 | コメント(4) | トラックバック(0) | スポーツ
2014年06月14日 イイね!

W杯の今こそ桑田真澄の話を聴け(1)

W杯の今こそ桑田真澄の話を聴け(1)

賢明なるみん友の皆様はとっくにお気づきのことと思うが、小生はかなりの偏屈者である。

その上ご丁寧に卑怯者臆病者厄介者までくっついているので、麻雀でいえば満貫だ。

だから世の中がワールドカップで沸き返っていると、

「それが何か・・・」

と言い放ち、その昔世間の顰蹙を買った沢尻エリカにも、何程かの言い分がある気がしてくるのだ。

実は恥ずかしいので小さな声で言うのだが、小生はオフサイドがよく理解できていない。

下宿のオバサンから何度もオフサイドに関する説明を受けたのだが、その時はわかったつもりでも、いざ試合を観る段になると、

「あれ? 攻めてたのに何で相手ボールになっちゃうの?
などという質問をするものだから、下宿のオバサンの顔が露骨に不機嫌になるのである。

その代り・・・と言ってはなんだが、野球の際どいストライク・ボールの判定、及びアウト・セーフの判定ならプロの審判よりも自信がある。

思えば、小生の子供の頃はプロ野球全盛の時代であった。

巨人のV9戦士を子供心に憧れの目で観ていた小生。
そんな小生が生まれて初めて恐怖を感じた試合は、対阪神戦で権藤投手から王が後頭部にビーンボールを受けた一戦である。

当たった瞬間崩れ落ち、ピクリとも動かない王。担架で運ばれていくとき、ひょっとしてもう野球はできないんじゃないかと思うほど、それは衝撃的な出来事であった。

これには伏線があって、阪神のバッキーがビーンボールまがいの球を2球投げたため、王がマウンドに詰め寄り、双方の選手・コーチが入り乱れての大乱闘(甲子園の阪神ファンも飛び入り参加!)。

血気盛んな荒川打撃コーチとバッキーが壮絶な殴り合いとなり、荒川は眼鏡を飛ばされ顔面から出血。一方バッキーは拳を骨折するという大変な事態となった。

退場者が出たものの、一旦は審判団が収拾し試合再開。
その直後、今度は本物のビーンボールが王の後頭部を直撃した。
その瞬間、甲子園球場がシーンと静まり返ったのを小生ははっきり覚えている。

しかし、その後がさらに凄かった。

王がバッターボックスで崩れ落ちた刹那、ネクストバッターボックスにいた長嶋が王の元に駆け寄り、両手を大きく広げ「セーフ」のポーズ。
これは王の身体の安全を最優先に考えた長嶋が、再び乱闘だけは絶対させないぞ・・・という強い意思表示のように見えた。

これが功を奏し、その後の乱闘は無事回避され、王は救急車で病院に運ばれる。

そして長嶋は、まさにこの打席でレフトスタンドに弾丸ライナーのホームランを打ち、阪神ファンを黙らせることになるのである。

藤蔵少年が、一生涯巨人ファンであり続けようと決心した忘れられない試合である。

それに引き換え、現在の巨人の体たらく全く情けない。
最下位のチームの4番打者やら某携帯電話会社のエースやら、果てはキューバからロートルの英雄を取ってきてどこが面白いのだろう
WBC優勝の栄光が忘れられず、「2009年版WBC亡霊打線」を組む原も哀れと言えば哀れだが、あの選手の使い方じゃ第二第三の王・長嶋は絶対に出てこない

イカンイカン。
どうやら、若者から最も忌み嫌われる「昔は良かった・・・」という話題になっているようだ。

では、一年前の話ならお許し頂けるだろうか。

という訳で、世間がワールドカップに大騒ぎしているこの時期だからこそ、一年前に聴いた桑田真澄氏の講演会の様子をご紹介したいと思う。
何故なら、小生の胸にしまっておくにはあまりにも勿体無い内容に思えるからである。

1.日時  2013年6月11日  15時~
2.場所  おらが町の市民会館
3.主催  隣町の商工会議所
4.内容  桑田真澄氏講演  「試練が人を磨く」

小雨の降る中、キャパシティ600名の某市民会館は立錐の余地もない超満員で、立ち見客(正確にいえば別フロアの「立ち聞き客」)も100名余に及ぶという大人気ぶりであった。

なお、主催者から録画・録音・速記記録・写真撮影の類は固く禁ずるとのお達しがあったため、極めて不確かな記憶の糸をたどりながらの日記であることを予めお断りしておく。


講演が始まるや否や、観客のひとりを指名(「そこのジャイアンツのユニフォームを着た女性の方」・・・と言いながら指差す)し、壇上に上がらせると、

「あなたのチームは毎試合必ず10点取りますが、ボクのチームに勝てますか?」

といった質問をする。

「たぶん勝てないと思います・・・。」と女性が答えると、

「素晴らしい! 今日のお客さんは、ボクの罠に引っかからないですね~・・・。
10点取れれば勝てると大概の人は錯覚するんです。
でもボクのチームが11点取ると負けてしまうんです。
野球とはそういうゲームなんですね。」

と言いながら握手し、自ら色紙を渡す。

どうやら桑田の手元にかなりの枚数の色紙が用意されていて、正解・不正解にかかわらず質問に答えた観客にプレゼントする仕組みのようである。

最初は指名された観客がおっかなびっくり答えていたのが、二人、三人と続くうちに、緊張の糸がほぐれたのか、桑田の質問に対し我れ先に手を挙げ、答えようと会場は皆必死である。

こうして会場内は大変な盛り上がりをみせ、知らず知らずのうちに緩急自在の桑田ペースにはまっていった。

とても忠実には再現などできないが、覚えているところだけ部分的なニュアンスを以下にお伝えする。

 

・キーワードは「表と裏」

野球って素晴らしいものなんですね。特に勝ったときの喜びは何物にも換え難いんです。
甲子園で優勝しましたし、巨人でも何回も優勝しました。大リーグでも投げさせてもらいました。

でも、野球には「表もあれば裏もあります」。いいことばかりじゃありません。

そうなんです・・・。野球って9人しか出られないんです。

どんなに出場したくても、実力がないとダメなんです。

実力が全ての世界です。

ボクは野球のことしかわかりませんが、どんな世界にもきっと「表と裏」があると思います。

今日の講演のテーマは「試練が人を磨く」なんですが、キーワードは「表と裏」です。

このことを頭の片隅に入れて、ボクの話をお聴き下さい。


・ボクには3回の挫折があった

ボクは1968年4月1日生まれなんですが、この中に4月1日生まれの人いますか?

えっ・・・うそ!

二人もいるんですか? 珍しいですね~・・・

ではお二人に色紙を差し上げます(会場拍手)。

4月1日生まれって、小学校ではほとんど1歳年下なんですよね。

小学校での1歳差は、とてつもなく大きいんです。

だから身体は小さいし、勉強は何が何だかわからない。国語も算数もチンプンカンプン。

テストの時は、わかるのは「名前」って書いてある欄くらいなもので、覚えたての平仮名で、

「くわた」って書きましたね。

成績が最低だったから、当然コンプレックスを持ちました。それで野球の練習を一生懸命しました。野球だけは誰にも負けたくなかったんです。

練習のおかげか、小3の時に小6のチームに入るように言われました。いわゆる抜擢されたんですね。

しばらくしたある日、監督が「今日は仕事があるからお前たちだけで練習しろ」と帰ってしまったんですね。それからすぐ、何が起こったかわかる方いらっしゃいますか?

はい、ではそちらの手を挙げている男性の方・・・。

(男性の観客)・・・「いじめです」

はい、正解です。色紙をどうぞ・・・。

ここでは言えないようないじめを受けました。

それですっかり野球がイヤになったんです。で、それからすぐ野球を辞めました。

野球は辞めるし、勉強もしない。そんな小学校3年生の毎日でした。

これが1番目の挫折です。

ある時、母は言いました。「これからどうするの?」

ボクは言いました。「どうしていいのかわからないんや」

「それなら、目標を持って頑張りなさい。何か目標はないの?」と母。

「ある。」

「どんな目標?」

「PLに入って野球するんや」

「そんな夢みたいなことじゃなくって、身近な目標をたてなさい」

「いや、絶対PLに入る」とボクは言い張ったんですね。



パート2に続く
Posted at 2014/06/14 23:27:32 | コメント(3) | トラックバック(0) | スポーツ

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