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野分の藤蔵のブログ一覧

2016年10月28日 イイね!

美ヶ原高原に行ってみる

美ヶ原高原に行ってみる全く以てどうでもいい話なのだが、なぜか小生、よく芸能人と遭遇した。道でバッタリというケースもあれば、同じ建物の中で見かけることもあり、この世にもし遭遇率というものがあるとすれば、かなり高いほうだと自認している。
とは言え、小生ももうすぐ還暦だから、出会った方の多くは既に故人となっている。


西村晃、高橋悦司、長門勇、田崎潤、神田隆、千石則子、藤木悠、石田太郎、歌手では島倉千代子、藤島桓夫、神戸一郎などがその一例。

お元気な方でちょっと珍しいのが、キラー・カーンと木村元(剣客商売の板前・長次)、丹羽又三郎(仮面ライダーのブラック将軍!)。
特に、カーンとは世田谷と新宿でそれぞれ遭遇しており、体の大きさと分厚さには圧倒されたのだった。

一方、下宿のオバサンは長年有名人との遭遇に恵まれず、何と運のないことよと嘆いていたのだが、12年前にたまたま世田谷の路上で出くわしたのがこの大物だった。
以下は10月13日付の毎日新聞の記事より。

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端正な容姿と朗々としたセリフ術で、「王女メディア」「近松心中物語」など戦後日本演劇界の第一線で活躍し、海外でも高く評価された俳優の平幹二朗(ひら・みきじろう)さんが死去した。82歳。警視庁などによると、23日夕、東京都世田谷区内の自宅の浴室で倒れているのを家族が発見したという。

広島市出身。子供のころから歌舞伎などの舞台を見て育ち、高校時代は演劇部で活躍した。1953年に2度目の受験で俳優座養成所に合格。56年に俳優座座員となり、「貸間探し」で舞台デビューした。66年劇団四季の浅利慶太さん演出による「アンドロマック」に出演。2年後に俳優座を退団し、以降、浅利演出作品、蜷川幸雄演出作品などに次々と主演し、演劇界で確固たる地位を築いた。

整った顔立ちにスラリとした長身。深みのある声、明瞭かつ重厚なセリフ術を武器に、空間を瞬く間に支配するダイナミックで緻密な演技は、他の追随をゆるさない存在感を放った。蜷川の海外初進出作品となった78年初演のギリシャ悲劇「王女メディア」では、異形の女形でメディアの怒りと悲しみを造形し、83年のアテネ公演では本場の観客らから絶賛を浴びた。太地喜和子と共演した「近松心中物語」(蜷川演出)の忠兵衛、「NINAGAWAマクベス」(同)のマクベス、「リア王」のタイトルロールなど代表作多数。

また自ら「幹の会」を主宰し、これまでシェークスピア作品を12本上演。また2012年から「王女メディア」(高瀬久男演出)に挑み、16年には「一世一代、ふたたび」として半年にわたり全国各地で公演した。

映像では、NHK大河ドラマ「樅ノ木は残った」「国盗り物語」での主演をはじめ、多くの映画、ドラマに出演。近年も山崎豊子原作の連続ドラマ「沈まぬ太陽」で重厚な演技を見せた。

84年度芸術選奨文部大臣賞(「王女メディア」「タンゴ・冬の終わりに」)、98年紫綬褒章、05年旭日小綬章、14年毎日芸術賞(「唐版 滝の白糸」「鹿鳴館」)など受賞・章多数。

70年に女優、佐久間良子さんと結婚し、男女の双子(長男は俳優の平岳大さん)をもうけたが84年に離婚した。今秋スタートしたフジテレビ系ドラマ「カインとアベル」に出演中だった。

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下宿のオバサンの話によれば、小田急線豪徳寺の線路近くの並木道を、白いセーターを着た大柄で長髪のド派手な老人が、颯爽と自転車で走っていて、目立つ人だなぁと思っていたら、いっしょにいた友達から
「ほら、平幹二郎よ・・・!」
と教えてもらった由。

平幹二郎といえば、テレビの代表作が「樅の木は残った」、そして舞台が「マクベス」なのだが、小生は「三匹の侍」のニヒルで好色な桔梗鋭之介役が好きだった。


また昭和の名優が逝ってしまった。
もうこのような色気のある俳優は現れないだろうと思うと、寂しい限りである。
合掌。


さて、一昨日、早起きして美ヶ原高原に行ってみた。
7時ちょうど、戦闘機で自宅を出発。


ホンダCRーVの背後に迫る不気味な影・・・。


東北道から圏央道へ


さらに中央高速へ




八ヶ岳PAで軽食をとる。他は晴天なのだが、ここだけ曇っていて、絶景を眺めることは敵わなかった


岡谷で下り美ヶ原へ






なぜかいつも赤信号なのである






せっかく飛ばしたいのに、工事が多過ぎ(ブツブツ・・・)


もうじき雪の薄化粧


てっぺんにトウチャコである


白樺・青空・南風


帰り道は県道62号から東部湯の丸ICへ


15時5分、帰宅。
警備隊長の出迎えあり。

Posted at 2016/10/28 16:57:40 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2016年10月15日 イイね!

ヤナセを覗いてみる

ヤナセを覗いてみる小生のような自称保守主義者は、概ね性悪説を拠りどころにしているから、日本将棋連盟が対局中の電子機器の使用を禁止するという規則を定めたとしても、たぶん数年後には、スマートコンタクトレンズ・網膜照射型ディスプレイ・視神経直結ビデオデバイス・脳神経接続デバイスなどという、不正発見の困難な最新機器を駆使した不埒者が登場すると確信している。

まぁ、あくまでもそれまでの間に公益社団法人日本将棋連盟が存続していればの話ですけれどね・・・。

以下は、10月13日付の毎日新聞の記事より。

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日本将棋連盟は12日、三浦弘行九段(42)を年内の公式戦出場停止処分にしたと発表した。直接の処分理由は、提出を求めた休場届が期限までに届かなかったため。
三浦九段は対局中に不自然な形で離席することが多いと対戦した棋士から指摘があり、将棋ソフトを不正利用しているという疑惑が浮上。連盟側は三浦九段から聞き取り調査を始めていた。

三浦九段は京都市の天龍寺で15日に開幕する第29期竜王戦七番勝負の挑戦者に決まっていたが、挑戦者決定戦で敗れた丸山忠久九段(46)が代わりに渡辺明竜王(32)と対局する。主催の読売新聞社も了承した。対局者の変更は極めて異例。

会見した同連盟の島朗(あきら)常務理事によると、11日の常務会で、終盤に離席が多い点などを尋ねたところ、三浦九段は「部屋で体を休ませていた」と説明。調査に対し「これではとても(将棋を)指せないので休場する」と申し出たという。期限とした12日午後3時まで休場届を待ったが、提出がなかったため処分に踏み切った。

三浦九段は、群馬県出身で、1992年にプロ入り。96年、当時7冠だった羽生善治王位(46)から棋聖を奪取し、タイトル独占を崩して一躍注目を集めた。タイトル獲得1期(棋聖)、順位戦A級通算15期。

三浦九段は、毎日新聞の取材に「まったくのぬれぎぬ。不正な行為は行っていない。今後は弁護士と相談して行動する」と答えた。

三浦九段は名人戦A級順位戦で11月、12月に各1局対局が予定されているが、不戦敗になる見通し。現在1勝3敗。

将棋ソフトは近年、急速な進化を見せ、電王戦ではソフトが棋士に勝ち越している。棋士の間でも、ソフト使用が疑われるため、スマートフォンなど電子機器の対局中の利用について何らかの制限が必要とする声が強まっていた。

同連盟は今月5日、(1)電子機器は対局前にロッカーに預け、対局中の使用を禁止(2)対局中の外出禁止−−の2点を規則に追加したばかり。使用が分かった場合、除名を含めた処分を検討するとしていた。

1984年には「対局中の外出は相手の同意を得る」と規則を作ったこともあったが、多くの棋士の反対で取りやめになった。

元々、棋士の間では「他力に頼っているようでは、強くなれない」との意識があり、「棋士はそういうことをしないもの」とする性善説が強かった。

疑惑が持たれるようになった背景には、対局のネット中継で将棋ファンが棋士の離席を直接見られるようになったこともある。性善説が通用しない、厳しい時代を迎えたといえる。

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その日は、雲が低く垂れ込めた、どんよりとした日だった・・・。

こう始まる短編小説「コンピュータが小説を書く日」は、現状に不満を持つAIが小説を書く楽しみに目覚める話。
星新一賞第1次審査をパスした新進気鋭作家・・・それは、人工知能学会会長を務める、松原仁・公立はこだて未来大学教授らのプロジェクトが開発したAIである。

AIが人間の指示を受けずに創造的な活動をする社会・・・まさに、不気味もここに極まれりといった感じだが、松原教授は本気でAIに芥川賞を受賞させるつもりらしい。

AI開発の話題の中心を占めるのは「深層学習」という技術。人間の脳神経をモデルにした構造を持ち、与えられた大量のデータをAIが学習して判断の精度を自ら高めていくという仕組みである。
グーグル傘下の企業が開発し、囲碁の世界トップクラスの韓国人プロ棋士を4勝1敗で降したAI「アルファ碁」にも、この技術が使われているのは、1月に記した我が発狂ブログのとおり。

しかし、深層学習の問題は、AIがなぜその判断に至ったのか、という検証が極めて困難な点にある。

アルファ碁の奇妙な指し手には、解説のプロ棋士たちもしばしば首をひねったというし、第一、今回の将棋ソフト疑惑の問題にしたって、疑われた理由についてはたび重なる一手ごとの離席だけでなく、人間では指さないようなソフト独特の手が全体の8割を占めていた・・・ゆえに多くの棋士から疑惑が指摘された・・・との情報も漏れ聞こえてくる。

そんな「ブラックボックス」に、不審者検知システムやら顔認識システムなど、テロ対策をはじめどこまで重要な決定を委ねていいものか・・・。

いや、もうひょっとすると、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)あたりは、約130兆円の公的年金資金の半分を、AIお薦め銘柄の株式にドーンと投資しているかもしれない。

しかし、AIは神ではない。予想外の間違いを犯すこともありえるし、そんなことは常識のある人間だったらだれでもわかる。

実際に、ニューヨーク大学やグーグルなどの研究チームが一昨年発表した論文によると、大型車両や建造物の写真に、人間の見た目には違いが分からない細工を加えたところ、AIは姿形の似ても似つかないダチョウだと誤認してしまったという。

一方、昨年12月、野村総研はオックスフォード大学との共同研究で、日本の労働人口の49%が今後10〜20年で人工知能やロボットによって代替可能、との試算を発表した。

スタインベックは「怒りの葡萄」で、農業が機械化され、貧しい小作が土地を追われた1930年代のアメリカ社会を描いた。
現代だって、どうすればAIに代替されない仕事に就けるかなんてだれにもわからない時代だし、AIのプログラミング自体もAIにお任せ・・・!ってなことになるかもしれない。

要するに、人間にしかできない分野についての議論を放ったらかしにしたままで、AI開発だけが進んでいく現状を何とかしなきゃならないのだろう。

そして以前も書いたように、最も懸念するのは、AIを持つ者と持たざる者との格差のさらなる拡大
小うるさいジジイだ・・・とばかり、施設のベッドに横たわる痩せ細った小生をぞんざいに扱う、介護ロボットの姿がまるで目に見えるようである。

さて、発狂ブログの書き散らかしはこのくらいにし、昨日野暮用があり輸送機で浦和まで足を運んだので、帰りがけにヤナセを覗いてみた。

懲りずに下手な写真を撮る。
























550馬力でしたっけ












とても感じのいい新人営業マンのOさんに、図々しくも調べものをお願いし、今朝早速電話があった。
結果は残念だったのだが、お忙しい中、一生懸命調べて下さったOさんに感謝!

Posted at 2016/10/15 18:22:30 | コメント(0) | トラックバック(0) | クルマ
2016年10月07日 イイね!

老作家の苦悩

老作家の苦悩養老孟司先生の「バカの壁」の中で最も印象に残っているのが、「情報は変わらない。人間が変わるのだ」というフレーズ。情報というものは日々刻々と変化し、それを受け止める小生は昨日と同じ小生なのだから、そのフレーズにはさすがに無理があるのでは・・・と思いきや、さにあらず
すなわち、万物は流転するが、「万物は流転する」という言葉自体は決して流転しない。


流転しないものを情報と呼び、ひたすら変化し生老病死と向き合っているはずの人間がそれに気付いていないのだ・・・というのが養老先生のご意見。

以下は、10月7日付けの朝日新聞デジタルの記事より。
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元東京都知事の石原慎太郎氏は6日、豊洲市場(江東区)の盛り土を巡る問題で都から聞き取り調査への協力を求められていたことについて、「書面で質問いただければ、答えたい」とする談話を公表した。

談話によると、石原氏は「都の調査に協力する意思に変わりはない」とする一方、高齢で記憶が正確でなく、体調も優れないため、「(調査の)時間や方法に配慮して頂きたい」としている。都は、在任中に築地市場の豊洲移転を決めた石原氏への聞き取り調査を3日に要請したが、石原氏が難色を示していたという。

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平成11年9月、石原氏が都知事だった時代に、重度心身障害(児)者施設である府中療育センターを視察したことがあった。
そして、その後の記者会見で彼はこう言い、物議を醸す。

「ああいう人ってのは人格あるのかね。ショックを受けた。僕は結論を出していない。みなさんどう思うかなと思って。 絶対よくならない、自分が誰だか分からない、人間として生まれてきたけれどああいう障害で、ああいう状態になって・・・」

さらに、
「おそらく西洋人なんか切り捨てちゃうんじゃないかな。そこは宗教観の違いだと思う。ああいう問題って安楽死につながるんじゃないかという気がする・・・」
と発言。

これら一連の発言は、メディアでも大きく報道された。
当然のように知的障害者団体からも抗議され、石原氏は
「あくまで文学者としての表現」と、歯切れの悪い弁明に終始したように記憶している。

そんな石原氏が最近、老いと脳梗塞の後遺症に直面し戸惑っている・・・という話を耳にした。
話の出どころは、文芸春秋社の文学界10月号
そこで本日の午前中、少し離れた市内の図書館に輸送機を出動させ、くだんの雑誌を借りてきた。


内容はといえば、「死」と睨み合ってというテーマで行われた対談を収録したもの。
対談の相手は、精神科医の斎藤環氏で、石原氏の死生観を主とした14ページほどの読み物となっている。
ほんの一部を抜粋すると、こんな感じである。

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石原
とても尊敬していた政治家に賀屋興宣さんという人がいて、晩年に会った時、「先生、最近は何を考えてますか?」って僕が言ったら、「自分が死ぬことばっかり考えてます」という。「先生、死ぬことってどんなことですか?」と尋ねたら、「死ぬっていうのはつまらんですな。死ぬと一人でトボトボどこか暗いところを歩いていくんですよ。そうすると、自分のことを悼んでくれた親戚や友人なんかもみんな自分のことを忘れちゃって、そのうちに自分で自分を忘れちゃう」と言うんです。重ねて私が、「若い頃に結ばれなかったプラトニックな恋人や、熱愛していながら先立たれた奥さんに天国で会えるじゃないですか」と言ったら、「いや、会えませんな」と言うんですよね。
そんな会話を今非常に思い出すんです。つまり、人間というのは意識があるから生きているわけでしょう。その意識がなくなっちゃったら何もないんだね。

斎藤
死後の世界はあり得ないと思いますか?

石原
ええ。私は仏教徒で、「法華経」の解説書も書いたことがありますが、来世というのはないですな。死んだら虚無ですよ。そう考えるとつまらないね、やっぱり。

(中略)
この間の、障害者を19人殺した相模原の事件。あれは僕、ある意味で分かるんですよ。昔、僕がドイツに行った時、友人がある中年の医者を紹介してくれた。彼の父親が、ヒトラーのもとで何十万人という精神病患者や同性愛者を殺す指揮をとった。それを非常にその男は自負して、「父親はいいことをしたと思います。石原さん、これから向こう二百年の間、ドイツ民族に変質者は出ません」と言ったので、恐ろしいやつだなと思って。

斎藤
この対談は、読者にとってかなり衝撃的なものになると思います。石原さんが生と死の間で葛藤しているとか、自分の衰弱に苦しんでいる、悩んでいるというようなことがあるとは誰も思っていないでしょうから。

石原
私はそんなタフガイじゃないです。繊細な男ですよ。

斎藤
石原さんの繊細さは良く存じ上げていますが、世間的には違うでしょう。だいぶイメージが変わるんじゃないでしょうか。

石原
軽蔑されるかな。

斎藤
いや、軽蔑じゃないです。真逆だと思います。しかし今の超越性と死後の生との葛藤はすごく重要なテーマだと思いますので、そこは何か折り合いを付けたいですね。

石原
本当に、任せる人が居たら任せたいんだけどね。

斎藤
任せるということは、死後の生を肯定してくれる人ということですか。

石原
そうですね。それについて非常に強いサジェスチョンがあればね。

斎藤
でも、そういうことは今までいろんな方が石原さんに話してきませんでしたか?  死後の生に関しては。

石原
小林秀雄さんがもし生きていたら、ぶつけてみようかなと思うんだけど、小林さんも死んじゃったし、もうみんな死んじゃったもんな。

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社会学者の上野千鶴子氏は言う。
「超高齢化社会とは、どんな強者も強者のままでは死ねない、弱者になっていく社会であること。すなわち、誰もが身体的・精神的・知的な意味で、中途障害者になる社会」だと。

石原氏もやはり人の子。
脳梗塞の後遺症で記憶を司る海馬がダメージを受け、字を書く際にひらがなの「な」と「ぬ」と「ね」の区別がうまくできない話や、「自分でこのごろ鏡に向かって言うんだ。『おまえ、もう駄目だな』って」と葛藤を吐露するくだりは、恐らく真実なのだろう。

したがって、新都知事の要請による聞き取り調査の拒絶は、7割は彼のプライドの高さがその理由だろうが、残りの3割は実際に自信がないのかもしれない・・・と文学界10月号を読んで率直に感じた次第。

そのことはともかく、石原氏自身、後期高齢者・脳梗塞の後遺症という弱者性を抱え、そういったテーマを語り合いながら、同じ対談で、障害者施設入所者に対する大量殺人事件を、「ある意味分かる」と言い放つ彼は、「弱さ」を持つ人への共感の意識が感じられないという点で、やはりただものではない。
いや、共感の意識どころか、自分が弱者性を抱えていること自体を拒否しているのだろう。

弱者になった自分を受け入れられないのは、何も石原氏だけではない。
役に立ってこそ男という考えから抜けられない。社会のお荷物になる自分を受け入れられない。このような「高齢者の自己否定感」が、老後問題の最大の課題だと上野千鶴子氏は指摘する。

その背景にあるのは、生産性が高く、効率が良く、その上費用対効果が優れたものでないと価値がないとする考え方だ。
そういった価値基準は、結果的に弱者性を抱えた自分自身にキバを剥く
石原氏の苛立ちは、そのような価値観を捨てさらなければ鎮まらないのかもしれない。




さて、極めて費用対効果のよろしくない小生だが、一昨日ターンパイクに行ってみた。

9時20分、戦闘機で自宅を出発。
クラウンコンフォートの背後に迫る不気味な影・・・


東北道から


東名集中工事を避け、圏央道へ


覆面ワールドリーグ戦に留意しつつ厚木小田原道路へ


小田原パーキングエリアで30分間休憩


身障者用駐車場に止めさせて頂く


毎度おなじみの下手な写真でご辛抱のほどを・・・






















大観山にトウチャコ


お陰様でだいぶ戦闘機らしくなった


富士山は雲隠れ




帰路は箱根新道で


14時35分、帰宅。警備隊長が出迎えてくれる

Posted at 2016/10/08 23:56:10 | コメント(1) | トラックバック(0) | クルマ

プロフィール

野分の藤蔵と申します。 還暦の偏屈オヤジです。 家族は下宿のオバサンとシーズーのタロウ。他人様に言えない稼業で、何とか糊口を凌いでおります。 趣味...
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