
1/13、1/14と二日連続で幕張メッセで行われた東京オートサロン2007に行ってきました。そこで、今回は見たもの・思った事・気が付いたことなどをつづっていきたいと思います(文章の入り方がいつも通りカタいけど、内容はそんなにかしこまってないので気にしないでネ)。
■まずは総論から
ぶっちゃけた話、近年のオートサロンはただ何気なく見て回ってるだけだと大して面白くありません。見た瞬間に「うおぉ、これは凄い!」とか「すんげぇ画期的だ!」とか「そうそう、オレが長年欲しかったのはまさにコレだったのよ!」っていう、見た瞬間に体中が燃え上がって頭がオーバーヒートしそうなパーツなりクルマといったものが少なくなってしまったのですよ。
その最大の原因は、私の見たところでは自動車メーカーブースの台頭によるショーアップ化、言い換えればオートサロンのモーターショー化とそれに伴う出展ブース全体の品位の底上げによるものではないかという気がしています。かつてはパーツメーカーや大小さまざまなショップが主体であり、それゆえ当時の常識から考えても過激なモノを持ち込んだり今よりも露出度の高い衣装を着たコンパニオンが多数いて観客側もローアングルなど少々アブナイ撮影が横行していたものです。ところがここ4~5年くらいで急速に自動車メーカーのブース面積が拡大し、モーターショーと同等のステージイベントを繰り広げるようになってからはちょっと大げさですが状況が一変してしまいました。
また、自動車メーカーブースに置いてあるクルマは大概がディーラーオプションの(エアロパーツなどと呼べるほどのものでは無い)”外装部品”を装着した程度であり、そんなものをズラリと並べて「カスタマイズカーワールドでござい」と言っているのはいかがなものかと思う。そりゃあ何も走行性能を高める類の内容だけがカスタマイズだとは言わないけどね、ディーラーで売ってる、ちょっと見た目が変わるだけのおしきせのパーツを付けただけのクルマ達に結構な面積を専有されると「なんかそれって方向性違うんでないかい?」と感じるわけです。
ただ、ここ数年面白みが薄くなったと感じる理由は他にもあります。それは、GD/GG系インプレッサが発売されてから6年以上経ち、新しくリリースされるパーツが減ってきたことです。前は毎年来るたびに(買う/買わないは抜きにして)新発売されたもの、或いは発売予定の物があって見てるだけで夢が膨らんだのですけどねぇ。
というわけで、今回はステージ上のバカ騒ぎには殆ど目もくれずひたすらパーツメーカーのブースを回っては説明員の方とあれこれお話してきました。次はその中から特に気になった話をピックアップしてレポしていきます。
↓フェニックスパワー福井のSP-X用ローポジション化クッションです。レガシィのデモカーの隣にひっそりと置いてありました。
Posted at 2007/01/16 02:07:13 | |
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