アクセラスポーツ　20S－スカイアクティブ試乗記

マイチェンと同時にスカイアクティブを搭載したアクセラに試乗してきました。

試乗したのはハッチモデルのスポーツにオプションで17インチアルミを履いた
仕様・・・今回1番乗りたい仕様です。ボディーカラーは新色の青ではなく
従来からあるダークブルーの方です。

アクセラは登場に1.5Lのスポーツに乗ったのと、今年、セダンの1.5Lに仕事で
乗りましたが、いずれの印象もかなり良く、この車って本当にいい車・・・
スタイルも個性的で好きな車の1台です。
前車インプレッサに車格もボディー形状も似ていて、まさにライバル車でしたしね。

今回、2.0Lのスカイアクティブということと、ATも新開発の6速ATになり
元々好きなアクセラがさらに良くなったに違いない・・・と試乗が楽しみでした。

早速、試乗を開始しますが、まず最初に感じはのは、車全体がすごく滑らかに
なったということ・・・2.0Lのアクセラには1度も乗ってないのですが、1.5Lモデルに
乗った時の印象と、ラフェスタハイウェイスター、ビアンテに乗って2.0Lエンジンを
体感した時の印象からして、エンジンは静かに、大人しくなり、新開発のATとの
組み合わせで、とても静かに滑らかに加速するということ・・・
以前の2.0Lエンジンは高回転までブ～ンと回って加速するエンジンでしたが
スカイアクティブは立ち上がりの一瞬こそトルクがないのかな？と感じるものの
そこからすぐに気持ちいい加速を見せてくれます・・・
エンジン音もかなり洗練された感じで、気持ちいいです。
さらに組み合わされるATがATというよりDSGに乗っているような感覚で、
ポンポンと小刻みに素早くダイレクトに変速する印象で、これがエンジンとATの
一体制御の新しいスカイアクティブなんだな・・・と感じます。
ライバルインプレッサは次期型でFB＋CVTになると思うので、この滑らかで
気持ちいい走りに対抗できるように期待したいと思います・・・

さらにこのスカイアクティブにはもちろん、i－ストップが付いていますが
エンジンが停まった時の振動や、再始動時の時間、音も違和感がかなり
なくなり技術が磨かれたのを感じます。

スカイアクティブ以外にもアクセラはこのマイチェンでボディー剛性や
足回りなども見直されていますが、アクセラの17インチモデルに乗るのは
初めてですが、以前乗った15インチモデルより、路面からの衝撃が
穏やかになり、乗り心地がよく感じます・・・従来の足なら17インチは
かなり硬かったはずですが、この印象の良さは改良の成果なのかな・・・
と思います。
乗り心地はよくなっても、アクセラらしいしっかりした硬めの足回りを
維持しているので、単に軟な車になった訳ではありません・・・
マツダ車のハンドリングの良さは先日乗った、ラフェスタハイウェイスターでも
感じましたが、このアクセラはよりコンパクトで低重心なので、当たり前ですが
かなりレベルが高く、意のままに車が動く印象・・・
マツダ車の走りのレベルの高さには本当に感動します。

メーターも大きく視認性が優れていますし、シートも硬めですごく座り心地が
良く、アクセラは国産車でありながら輸入車の匂いが感じられる車だと
思います。

この車は間違いなく今年のランキング上位に入ると思います。