
「山さ行がねが」で袖川第二隧道のレポートを見ていつか行ってみたいと思っていました。
県内最長、現役林道隧道。
廃墟、廃道と来て遂に隧道にまで興味が出て来てしまいました。
隧道へ行くに当たり、Google MAPで調べるも、よく分からない。
ネットでも直前の林道入口が紹介されているだけでそこに辿り着く道順が紹介されていない。
以前、この近くの、滝百選にも選ばれる「法体の滝」には行ったことがあってとりあえず、そこら辺を目指して行ってみます。
「山さ行がねが」を頼りに、目印となる直根小学校周辺をウロウロ…
どこだよ!と若干イラつきます。
みっけた!
(39.1625504,140.1534080)
袖川の看板が目印です。
ここ来るまでの道が曲がったりくねったりでややこしいので、上の数字をGoogle MAPに入れると写真のところまで行けます。
ここを左にそれ500m程は舗装された道が続きます。
すぐに送水パイプ?があります。周辺には発電施設が沢山あるのでその一部?近くにダムは見当たらなかったけどどこから来てるんだろう?
ここからは未舗装路になります。
1、2km程走るとまたも建造物が
「山さいがねが」では用水路と紹介されていました。
林道の上に水が流れているって全国的にも珍しいのではないでしょうか
そこからまもなく袖川第一隧道が現れます。
その長さ29m
第二隧道への準備運動です。
このサイズの隧道を車で走るのは初めてです。
抜けて振り向いた所です。
写真で見るよりずっと狭く圧迫感を感じます。
さあ、いよいよ登場
「秋田県 最長 現役 林道 隧道」
「袖川第二隧道」その長さ626m
見えます?出口の光。
山奥深くで1人
これからこのくらい隧道に入って行くと思うと不安でしかない。
照明があると書かれているが信用なりません。
「山さいがねが」のレポートは16年前でしたがその時既にスイッチ押しても電灯は点かなかったとの記載が。
頼む!16年の間に電気くらい直しててくれ!
数メートル先のスイッチをポチッ
シーーーーーン
おい!
仕方ないのでジムニーのヘッドライトをハイビーム。
こええよ
中間付近に近づくにつれ内部はコンクリを吹き付けただけになります。
下はもちろん雨水でビチャビチャ、水溜りも時々大きいのがあってガタガタ、中央に側溝があり、蓋がされているのですが、所々蓋がありません。
この中で地震来たら怖いだろうなぁーとか考えながら先を急ぐ
中間地点で広くなってました。
無事脱出
こちら側に隧道の銘板がありました。
隧道出口からの景色
右に見える施設も発電施設かなんかみたいです。
この先に300年ほど前に開拓された袖川村があり、最盛期には六戸があったそうです。
村後を過ぎるとすぐに吊り橋があります。
その脇に消防署のエクストレイルが停まっており、署員が2人いました。
川の向こうにある発電施設?に行く通路らしく特に閉鎖もされていないので
通っていいんだろうと橋を渡ってみました。
幅は軽自動車ギリギリ、耐荷重2tの記載
渡ってから気付いたのですが普段はこの橋閉鎖されていて通れないみたいです。
渡った先も施設があるだけで行き止まり、施設管理のためにたまたま開けていたみたいで消防署の人に聞いたら「閉めるから出て。」と遠回しに言われましたとさ。
橋から見る子吉川。
貴重な体験ができました。
さ、帰ります。
秋田県にもあのような隧道があるとは知らなかったし、今回の探索を機に隧道巡りもいいなと思った。
来年はもっと足を伸ばしてみよう
帰りに法体の滝へ寄って少し早い紅葉を見て帰ってきました。
来年は避暑地として来たいです。
Posted at 2018/10/17 11:54:20 | |
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