ワッツのブログ一覧

ECR32スカイラインをとある行程で預けてるついでに、現状の状態を知るべく身体測定をして貰いました。先ずはエンジンのパワーチェック。16年落ち、8万㌔越えのヨレヨレエンジンなんで、まあカタログの１割オチくらい出てれば御の字だろうとは思ってました。

ところがっ！！！！
画像を見ておくんネェ！！！！！

結果はなんと213.2馬力24.8kgmというオーナーを喜ばせる数字が出ちゃいました（笑）！！まあ気温やタイヤやデフのファイナルも関係有るし少し甘い数字かなとは思いますが、補正前の馬力でも193.5psってのは素直に喜んでしまいましょう。実際200馬力出てるかどうか体感的にはちょっと微妙な気もするけども。

ちなみにエンジン本体はノーマル。吸排気のみを下記にように変更してるだけです。

・ブリッツのダイレクトエアクリーナー
・フジツボのエキマニ
・R32GT-R用純正メタル触媒
・フジツボレガリスマフラー
・アルミワンオフインテークパイプ

しかしこのグラフの重要なポイントは実にグラフが綺麗なカーブを描いていることですな。普通グラフが波打ったりするんだけど、定規で線を引いたようなパワーグラフ。これはちゃんとA/F計付けて夜な夜な燃料を炊いてe-manageできっちり何度も燃料補正したタマモノです。こういう綺麗な結果が出るとやった甲斐がありますな。でももう少し落ち込みを補正したいという欲求も生まれてきたり。キリのない世界ですコレ。

根本的にRBエンジンはやはり高回転型なんですねえ。ピークトルクは5100回転でした。2500ccも有るのに植までブン回さないといけない特性は変えられないのでもう少しトルクをフラットに出すようにしたいところ。欲は尽きぬでごわす＜誰？

チラシの裏でした

現在ECR32スカイラインはちょっと悪巧みにてショップに預けてます。できあがりが楽しみでしょうがないんですが、ブログ更新は止まってます（汗）ネタは色々あるんだけどねえ。。

まあ普段の仕事はホンダパートナーを使ってるんですが、大体月に3000kmほどの走行の割に結構乗りっぱなし。一応オイル等の基本メンテはやってますけど洗車すらしてない状態でした。

そんな走り方してたせいかある日クラッチペダルがすこんと抜けてしまいました。ここ最近踏み応えが無いなあとは感じてきた物の突然奥に入ったまま戻ってこない！しかも仕事現場からの帰りの山道でコンビニも民家もナッシング！その上携帯の電波も怪しい場所！

運転中だったので一瞬パニくったけど気を取り直してつま先でペダル引き戻して踏み直してみたりしたもののクラッチはプーラプラ。んーこりゃダメだ。でもクラッチは滑ってる風でもないし４速に入れたまま取り敢えず走ってるからクラッチディスクじゃない。となるとクラッチワイヤーが切れたかな～なんて考えながらノークラッチ走法で３～４速を回転合わせながらシフトチェンジし走行続行することに決定。

日も落ちて周りは真っ暗だし停止したら最後、その場で動けなくるんで信号のないコースを頭の中で真剣にルート検索。一応JAF会員なんで最悪5km以内は無料で引っ張って貰えるからなんとか街の近くまで行かなければと考えながら走り続けました。

ちなみにこの時頭の中でのBGMはもちろん「DUS BOOT」。映画「Uボート」のテーマが合うななんて逆境を楽しんでる当たり我ながらノーテンキなB型と改めて自覚（笑）

そんなわけでジブラルタル海峡を突っ切るか如く暗い山道を走り抜けようやく見えてきたラ・ロシェルの港！じゃなくて街の明かりが！ホームセンターが（笑）！しかしその直前の十字路の交差点は行く手遮る赤信号が点灯！ここで赤信号で止まったら最後、交差点で大迷惑になるのは必至。後続の車が離れてることを確認し信号のタイミングに合わせて速度調整開始。しかし前方の交差点に止まってる車は２台。どちらかでも右折しようと交差点の真ん中で停止したらその時点でアウト！微妙な速度調整で青信号をスムースに渡り切らねばと緊張が走ります。この時のBGMはミッションインポシブ・・・ってもういいか。

幸いナイスなタイミングで青信号になってくれたのと前方の車がスムースに行ってくれたのでこちらも停止することなく無事に交差点突破。ホームセンターの駐車場に滑り込んで街灯の下に上手いこと止まれました。

この難易度の高い作戦をやり遂げほっと安堵しました。なんという充実感。まだまだ若い者には負けんよ！なんて一瞬意味不明な余韻に浸ってた訳だけど修理しないと解決しないし帰れない事を思い出しボンネットオープン。

おや？クラッチは油圧式だ（この時初めて気が付いた）でもってクラッチオイルが空っぽ。ははーんどっかでオイル漏れだなとチェックしてみるとレリーズシリンダーがしっかり滲んでおりました。まあコレくらいならOHで直るなと。

取り敢えずホームセンターにてブレーキフルードを購入し、彼女に来て貰ってクラッチのエア抜きを手伝って貰ってなんとか元通り。ジワジワ漏れてたんですなあ。ノーチェックだったのが失敗ですな。取り敢えずペダルのフィールが元通りになり走行可能になりました。日頃の点検をやっとかんといけないねって教訓になりました。

翌日部品を手配した所OHキットが無くてアッセン交換に。まあそう高くない部品だったから良かったけどホンダさんOHキット出しといてよ～。

チラシの裏でした。