ローターとパッドの交換

のっけから参考になった映像を載せています。

クルマ屋さんで
「パッドが結構減っていますよ」と言われたので、自分でパッドを交換しました。
これは外したパッド。ピストン側のパッドは1mm以下でした。
前オーナーの交換時期はわからないけど、多分交換していなかったのでは？

ローターの厚みを表現したかったのですが、わかりにくい写真です。
厚みが何mm以下だったら交換が必要なんてのをよく目にします。ま、新品を買う前にチェックをしてみたら、パッドの当たっていないローター端っことの段差がかなり顕著だったので、交換しました。

これは交換後に撮った写真です。ボディ内側にカメラを突っ込んで、上から右前のローターを写しました。
キャリパー上にある六角ボルトが13mm、これがピストンピンです。参考に添付したyoutubeにもありますが、下側のボルトを外せば、クリップで止まっているパッドを簡単に取り外せます。パッドを取り外してから、その右隣に見えているトルクス（星形）55のボルト（上下あり）を緩めて、キャリパー全体をはずします。

この写真は手ブレだし、しかもハブ部分に寄っていて、わかりにくくてすみません。キャリパーを外したところ。ハブとローターが錆び付いて固着しているので、プラハンで振動を与えます。
ローターを裏側から叩くのはスペースもないために、あまり効果がありません。やはり添付の映像が大変参考になりました。外側からショックを与えるとあっけなく斜めになってはずれます。ここは本当に苦労した。
あ、写真で見えるスタッドボルトの間にある2本のトルクスボルトでローターを留めています。もちろんこれもはずします。

新しいローターを装着。パッドも新しくしました。
ちなみに商品は
ディクセルフロントディスクロータPDタイプとディクセルブレーキパッドプレミアムタイプ。パッドが8400円、ロータが13230円でした。
一応、ブレーキダストの少ないパッドを選んではいます。でも、そんなに気にしていません、けど、ね。

知人のバイク屋さんに借りてきたシャコマン。これがないと飛び出したピストンを戻せません。バイクのキャリパーなら手で戻せるけど、クルマは無理。
戻すときはブレーキフルードの入っているタンクのフタを開け、飛び出してくるフルードを受けるように大きな布かタオルが必要です。

55サイズのトルクスビットとなが～いソケットレンチ。長いといっても写っていませんけど、50cm近くあって、首の角度も可変なので、キャリパー裏の作業しにくい場所でも重宝しました。
これもバイク屋さんから拝借。こんな大きいトルクス、フツー持ってないよ。

こちらはロックタイトと呼ばれるネジロック剤。
ブレーキキャリパなどに使われるボルトはネジロック剤をつけたほうがいいよと言われ、やはり借りて来ました。
ボルトのネジ部分に塗って、ネジを締めます。