
こんばんわさみん!
アピトンバッフルを今週末にでも、と思っているfumi-nekoです。
最近またPCを車に持ち込み、ちょこちょこ弄っているBitten。私がこだわりたいポイントがタイムアライメント(以下TA)です。音質劣化がネックとされるプロセッサーBittenですが、せめてTAだけでもビシっと決めたいと思っております。
目標はボーカルの気持ちの悪いくらいの、気持ちいいセンター音像定位です。
今までは定石どおり、やることはやって後はこちょこちょ程度だったのですが、1度固定観念は捨てていろんなことを試しました。
ちなみに以下は私が何をやったか覚えておくためのメモなんで・・・です。
まずは何から調整しようか?
①各スピーカーの距離入力
たぶん基本はもっとも近いSPを0として、他のSPとの距離差分を入力する。ですが全てのSPの距離をズバリ入力する。 んんーこれはあまり違いが分かりません。後者だと余分な遅延をさせることになるので、これは前者のほうがいいかな。でもこれだけでは前方定位はしているな、になるだけでまだまだです。
②TW MID 分けて調整
MIDをミュートして、TWのみモノラル音源を再生。もっともセンターに寄るところに合わせる。
TWをミュートして、MIDのみモノラル音源を再生。
③ディレイ調整
①②の調整で上手くいかない時、①と同じ意味になるとは思いますが、左のSPのみディレイをかけて調整します。これで距離だけでは合わせられないところも、若干調整可能です。
④ゲイン調整
各SPのゲインを調整します。このゲイン調整が私の中ではかなり重要な要素だと思います。
ゲイン調整次第で定位が上下左右に動きます。おかしな設定にすると斜めに傾いたりもします。
私はセンターにぎゅっ が好きなのでそこを目標にして調整していくと、やはり4個のSPのゲインは見事にバラバラになりました。
⑤全部のSPを鳴らしてみる
聞く時は目を閉じて聞き、どこでどの楽器が聞こえてくるか?ボーカルはどこに居るか?
そこに集中して聞きます。
⑥地道に何度も繰り返す(笑)
本当に地道に・・・②③を同時に ③④を同時に ②④を同時に 確認し①にもどり・・・(涙)
⑦番外編 クロスポイントの設定
クロスポイントは基本的に決めた所から弄りたくはないのですが、物は試しと少し動かしてみます。
するとどうでしょう!定位が左右に動きます!上下に動くのはSPの役割分担が変わるのでイメージできますが、横は想定外でした。面白い!
上記の作業を繰り返すことにより、少しずつ少しずつ求めている定位に近づいて来ました。
目を閉じて聞いていると・・・shibi-shibiさんがおっしゃっていた
「そこに口がある」 感覚。
少しだけ私の車でも感じられるようになりました(涙)
聞く人によっては違和感もあるかもしれませんが、個人的には前進です。
しかしまだまだです。私も某ショップのデモカーで体験した「そこに口がある」には及びません。
現状の表現としては「そこにボーカルがいる」でしょうか?
位置ももう少し上げたいし、奥に追いやりたいです。
素人の技術で辿り着けるかわかりませんが、目標は 「そこに口がある」 です。
今回の調整で色々感じたことは
・センターにぎゅっと集まった音
・横に広いステージを持った音
・TWの奥までステージがある音
・広い音場 狭い音場
あくまで感覚でしかないのですが、上記のパターンは TA EQ ディレイ ゲイン
で自在に決められるんじゃないか?
何をどうすればそうなるか?それはつかめませんが、上記の4パターンは
しっかりと感じられました。
Posted at 2015/11/18 23:45:23 | |
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