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イイね!
2019年07月14日

キャデラック いろいろ

今晩は暇に任せて我々のような中年米国人の永遠の憧れ(いや、そんなバカなのはアンタだけよ、と言われそう)キャデラック車の重箱の端をフォークでつつかせてもらいます。年式、事項、全く繋がっていないので混乱の際にはお許しを。

キャデラックと申しますと皆、絢爛豪華で超高級と言う印象がありますが、実際には昔あった廉価版のカレイなどは驚くほど装備も簡素で、顧客層もレンタルカーやら家族持ちの若年層だったりしました。座席はそっけないヴァイナル。間欠ワイパーですら注文装備。されどカレイどもキャデラックが家の前に路上駐車したら、近所のうわさ話になる事は確実だったでしょう。以前は乗り回す自動車のブランド各社とその車種によって厳格なる格差がありましたから。

1976年型のカレイのヴァイナル座席。テカテカで安っぽい。コレ、非常に滑るんですよ。


米国車は星の数ほどある注文装備を自由に組み合わせられると以前書きましたが、勿論キャデラックも例外ではありませんでしたが、キャデラックで特に豊富な種類があったのが外装の色・種類と内装でしょう。特に内装になると格式ある風格のものから、AMCのペーサーが羽目を外して出した共産党になる前のキューバの色彩みたいなものから、様々な色艶を選べられるのでした。。。

この皮膚疾患に悶えるワンを彷彿させる生地はモンテイセロ・ヴェロアと言って立ったの一年だけありました。




カレイなどに注文できたプレイド生地。若々しい印象を狙ったんでせうか。プレイド自体にも数種のパターンあり。


でも何故かコイツにも似てませんかね。。。。プリムス・札幌、ガラン・Λの本革仕様は座席の裏とかドアの内側の装飾まで革にしてエラく高価だった話が。。。


これが凄い、その名もマハラジャ・クロス。インドを思い浮かばせる生地。。。写真は4扉ハードトップなのでデヴィルですね。6ライトの側窓なので後席の読書灯の位置がなんとも辛い。。。


計器盤もよく観察すると木目が結構変化しています。基本的には同じ形状を1977年のダウンサイズ年から最後の年の1992年まで同じでした。


ケッタイな事に燃料計と時計はダッシュボード中央、空調やらラジオの上に小さくチョコンとと表示されます。。。燃料計はデジタル計器盤に以降した際消滅し、時計もラジオの周波数などと一緒に表示されるようになったので、以前の場所にはキャデラックの文字で誤魔化している。



後席の足掛け。ダウンサイズされた1977年、最初の数ヶ月製造分には高級版のフリートウッドにはあったそうですが、流石に縮んだホイールベースの影響で窮屈でやめました。なのでダウンサイズ版に足掛けがあれば初期型の珍しい個体です。


ダウンサイズされた年、1977年型は尾灯がフルサイズではなく上下の下半分がバンパーになっているので直ぐ識別できます。


1977年ダウンサイズは大成功で恐れていた縮小に対する顧客の悪感情は殆ど見られず、逆に大人気で生産台数も向上します。されど唯一の文句は廉価版のカレイが無くなり、普通のデヴィルと高級版のフリートウッドの格差が少なくなった事、主に車体の大きさが統一されて、識別難しいと指摘されてました。はい、もっともで、ダウンサイズ以前は4扉ハードトップのカレイとデヴィル(両方窓枠が無い独特の形状でした)が今度は普通のセダン型に統一されたのですから、おまけに同一ホイールベース。でもフリートウッドをよく観察すると、Bピラーがテーパー状に下に行く程細くなってます。これは昔のデユーセンバーグを彷彿させる案だったらしいです。これも1980年燃費対策の大掛かりな改良で無くなっちゃいましたけど。あとフリートウッドは車体側面下部を走るクロームの帯が広く、ドア下部に幅広く食い込んでいるのでも判ります。因みにこの車体側面下部のクロームの帯、リヤのホイールアーチからリヤバンパーまでの部分、1977年型と1978年型では省かれていてチグハグ感があるんですよね。。。。




車体後ろ下部のクロームのトリムが無い1978と1979年型。ドア部にクロームが深く食い込んでいるのがフリートウッドの証。


もっと一般より格の上を欲しがる客層には主にプロフェッショナルカーを製造するコーチビルダーから様々な特装車が用意されていました。これはシカーゴにあるマローニー社でリムジンからこのチョット長めの奴やらがあり、特に第二次ダウンサイズで惨めになったのを伸ばしてみたり。。。流石にこれらは普及しなかった様子で。。


ついでにセヴィルも伸ばし。。。




結局フリートウッドの名称は1998年と1999年に僅かに注文生産されたフリートウッド・リミテッドと言うのが最後の最後で、この前輪駆動の巨漢は、プロフェッショナルカー生産で有名なスーペリアーコーチに外注されて、特質されるのはホイールベースだけでなく後部トランク部分も伸ばされ全体的になんとかバランスを保っていた事。生産台数僅か781台。


ダウンサイズの1977年型。フォードは依然として旧態化したフルサイズでこんな皮肉った広告で自前のダウンサイズ車が出せるまで耐えていました。販売側はさぞかし苦労した事でせう。。。

LTDはフルサイズのキャデラックと同じ大きさなのに、価格はダウンサイズされたシェヴォレイと同じ。。。。


いつもキャデラックになりたかったのはシェヴォレイ。。。ダッシュボード、似てませんか?


のびたと言えばドラえもんやキャデラックだけじゃなく、此方も長い奴、選べました。


そのキャデラックをこんな風にしちまった経営陣がぼくは憎い。。。。


歴史は繰り返される。。。


ブログ一覧 | 日記
Posted at 2019/07/15 13:01:52

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この記事へのコメント

2019年7月15日 13:19
はじめまして🙇こんにちは🙇
ベイカーさんのみん友の者です🙇🙇🙇

いつも楽しく拝見させて頂いております🙇🙇🙇🐸

キャディラックは、どのモデルも内装やダッシュボードが格好イイんですよネェ〜👍👍👍

僕も、昔は1970年エルドラドや1977年のセビルや1979年のセビルやクーペ デ.ビルに乗っておりました(笑)💚

今でも、また欲しいと思う車ですネェ〜👍👍👍😸
また楽しいブログを拝見させて頂きます😸👍
いつもありがとうございます🙇😸👍
また宜しくお願い致します🙇🙇🙇🐸🐸💚
コメントへの返答
2019年7月15日 14:54
コメントどうも有難うございます。さすがベイカーさんのお友達、筋金入りですね。歴代のキャデラックをお乗りになっていた、それも日本で!ただ事ではありません!

ぼくもスタンダード仕様の信者で、やはり素のモデルがその車種の基本的性能を表して、逆に言えばスタンダードだと豪華装備などで誤魔化せない、本来の姿だと感じてます。

三菱デリカ。なぜか三菱はインドネシアで非常にシェアが強く、以前ジャカータに泊まっていた際、送り迎えは車体後部がラウンジシートみたいにL型座席で側窓が上下に大きな古いデリカでした。恐ろしい事に1979年型のデリカをコルト300として今だに生産しているようです。因みに日本の駐留米軍の家族、それも若い連中は小型のヴァンを好むのですが、その中でもデリカは一番人気が高くて、皆がタウンエース (何故かハイエースとかキャラヴァンは人気がない)に乗っていると、ヘイ、俺んとこはデリカなんだぜ!とよく威張る若い衆を見かけました。。。北米に一時期来ていた日本のヴァンのハナシは今度書きたいネタの一つです。

下手な日本語、読んで下さって有難うございます。これからも宜しくお願いします。

2019年7月15日 17:42
度々すみませんm(_ _)m。

こちらこそ、ホメて頂いて、本当にありがとうございますm(_ _)m。

僕は、アメリカ車が大好きで、本当にたくさん色々と乗りました(笑)。

今は、みんカラにupしてませんが、1979年のChevrolet K 10のChevySportのstep sideだけになってしまいました😥

また、良かったら、みん友になって下さいませm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m。

宜しくお願い致しますm(_ _)mm(_ _)mm(_ _)m。
コメントへの返答
2019年7月16日 2:14
おお、ピックアップはシェヴォレイ派ですか、それもKシリーズの四輪駆動、それにステップサイド!トリムは多分シルヴァラードですね?それとも渋いスコッツデールだったりして?日本の個体は状態が凄くいいんでしょうね。

ぼくが以前仕切っていた営業所で、80年代前半のと88年から出た新型のピックアップ、両方使っていましたが新型はあちこちが格段に華奢に作られており、特にドアヒンジが以前より強固でなく、悩んでました。

あの70年から80年にかけてのシェヴィーはホントに強かったです。
2019年7月18日 18:54
いやはや本当に楽しいブログです!

>中年米国人の永遠の憧れ

そりゃあ日本人の僕だって憧れてますけど
〇映画『ゴッドファーザー』でのJames Caan(サンティノ・コルレオーネ役)のセリフ。。。

『俺はハーレムの黒人共がキャデラックを乗り回すのが気に喰わないんだ!』(時代背景は1946年前後と思われます)

キャデラック・・・

希少価値と保守性は高級車の証であるはずなのに、その生産台数と先進性と言ったら!!

僕はかつて そんな眼で見ていた極東のオッサンです。

>1976年型のカレイのヴァイナル座席。テカテカで安っぽい。コレ、非常に滑るんですよ。

イイですよねぇ “Calais”

日本には”DeVille” しか入って来なかったはずですが、カレーの名はCG誌で知りました。

>されど唯一の文句は廉価版のカレイが無くなり、普通のデヴィルと高級版のフリートウッドの格差が少なくなった事

全くですよね!まぁ僕としてはサッシュ&ピラー付 が残念で成りません。

>旧態化したフルサイズでこんな皮肉った広告

初代セヴィルから始まった30年代のエレガンスを現代に蘇らせる試みは、捨て難い魅力に溢れているんですが、当時のFord系のこの「浪花節調」には 正直泣けてきます!

>ダッシュボード、似てませんか?

当時の日本人にはそれが Chevrolet であっても充分に高級車に見えますよ。





あ!


↑二人は出会ってしまった(爆

御二方には本当に 色んな事を教えて頂いております^^


コメントへの返答
2019年7月19日 16:56
流石、映画よくご覧になっていて詳しいですね。脱帽です。

自分は何故か映画を見つずけている根気がないのか、もっぱら若い頃はテレヴィジョンでした。

されど映画に描写されるその時代の文化とテレヴィジョンに反映される文化、同じ年でも微妙に違うのが不思議ですね。

何故か映画は象徴的でテレヴィジョンはもっと現実的な捉え方で。

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