
人生初の車高調であるTEIN FLEX Zを取り付けてから色々とセッティングを変えて楽しんできました!
とりあえず、TEIN FLEX Z にした理由は、
・3年6万キロ保証
・全長調整式(フルタップ)
・減衰力調整式
・大学生でも買える価格
でも、本当はHKSのハイパーマックスⅣ GT とか、アラゴスタとか、トムスのadvoxが欲しかったけどちょいと予算オーバー笑
というか、かなり(汗)
とりあえず入門編として割り切ってます。笑
さて、この車高調は先ほど書いた通り、フルタップ減衰力調整式なので
⑴車高
⑵プリロード
⑶減衰力
を個別にセッティングできます。
何が言いたいかというと、
今回のテーマはこの3つの黄金比を探すことです!!
どんなものにも絶対あるはずです! ベストバランス!!笑
とりあえずTEINさんのメーカー出荷状態は、
⑴純正-35mm
⑵フロント:5mm, リヤ:2mm
⑶フロント、リヤともに16段中真ん中の8段
です!
もちろん、私は初心者なので、教官であるTEINさんの言うことを聞いて、そのまんまで乗っていました。
だがしかし!!
満足できなかったのです( ̄^ ̄)
突き上げに!!
そもそも複筒式のこの車高調にしたのは、マイルドな乗り心地が欲しいから!
でも、ゴツゴツ、フワフワ!!笑.....
そこで、初心者の挑戦は始まりました笑
やったるᕦ(ò_óˇ)ᕤ
⑴まず、車高は純正-5mm落としまで上げます↗︎↗︎
これだけでもだいぶマイルドに〜〜(´∀`*)
お次、
⑵これが本題、プリロード( *`ω´)
こいつぁ、ちっと、厄介もんだったぜぃ( ̄∇ ̄)
まぁ本来あんりいじるなと言われるけど、
やってみなきゃわかんない(*⁰▿⁰*)
まず、GSE21 IS350 の軸重を知る!
といっても車検証みるだけ〜(^^)v
フロント:840kg
リヤ:770kg
と言うことは、片輪あたり、
フロント:420kg
リヤ:385kg
ですね^_−☆
更に!
ここからバネ下重量を引きます。
フロントはダブルウィッシュボーンで、デッカいナックルアーム(アルミ製だけど)とか、ロアアーム(こっちは鉄製)もあるし、18インチ純正鋳造ホイール(12.0kg)もあるし、タイヤも225の扁平だし、極め付けは、鋳鉄製対向4podモノブロックキャリパー(アルミピストンだけど)と、334mmローター笑。これは重い!
総じて片輪40kgとしよう。
リヤは全部鋳鉄製アーム(5本)だし、ホイールもちょっと太い(12.1kg)けど、ローター径310mmだし、キャリパーちっちゃいから、総じて片輪35kgとしよう。
よって、バネ上重量は
フロント:420kg-40kg=380kg
リヤ:385kg-35kg=350kg
さらにさらに、レバー比は
フロント:1.3
リヤ:1.6
だから、これをバネ上重量に掛けて、
スプリングに掛かる重量(1G)は
フロント:380kg×1.3=494kg
リヤ:350kg×1.6=560kg
ゆえにプリロード0で1G状態でのスプリング(レート8kg/mm)の縮み幅は
フロント:494kg÷8kg/mm=61.75mm
リヤ:560kg÷8kg/mm=70mm
プリロードとは、pre-load なので、前もって荷重をかける。
そのまんまですね( ´∀`)
プリロードはスプリングにかけるものです!
細かい説明はヌキにして、プリロードをかけると、
・ダンパーの縮み側のストロークが多く取れる
・ダンパーの伸び側のストロークは小さくなる
・スプリングの縮み側のストロークは変わらない
・スプリングの伸び側のストロークは小さくなる
・スプリングの硬さは変わらない(ばね定数は不変だから)(F=kx)
となります★
例えば、プリロード10mmかけると、ダンパーの縮みストロークが10mm増えて、その分、伸びストロークは10mm減ります。スプリングの縮みストロークは変わりませんが、伸びストロークが10mm減ります。
スプリングの硬さは変わりません。
よって、プリロードは無さすぎても、有りすぎてもダメです(゚ω゚)
プリロードを掛けても1G状態でのスプリングの長さは変わりません。
要は、ダンパーが縮みきった状態でストロークさせるか、ダンパーが伸びきった状態でストロークさせるか、です。
街乗りでの理想は、1G状態でダンパーの縮みストローク:伸びストローク=1:1だそうです。
話戻って、次にデータとしてダンパーの有効ストローク長を使うのですが、残念ながら公式データがどこを探してもありません!!
ネットを拝見したり、自分で測ったりして、
フロント:88mm?
リヤ:100mm??
となりました。だいたいあってると思います? (*゚∀゚*)
ここで、プリロードをいろいろいじくって、4つのパターンを試しました!
1.フロント5mm (縮スト 31mm、伸スト 57mm)
リヤ2mm (縮スト 32 mm、伸スト 68mm)
(メーカー出荷状態)
2.フロント10mm (縮スト 36mm、伸スト 52mm)
リヤ7mm (縮スト 37mm、伸スト 63mm)
3.フロント17mm (縮スト 43mm、伸スト 45mm)
リヤ22mm (縮スト 52mm、伸スト 48mm)
4.フロント25mm (縮スト 51mm、伸スト 37mm)
リヤ32mm (縮スト 62mm、伸スト 38mm)
結果、1と4はダメでした(´・ω・`)
1は ダンパーの縮みストロークが小さく、すぐ底つきしてバンプラバーに当たります。ボヨンボヨンします。突き上げもヒドイ。
4はダンパーの縮みストロークは長く、底つきしないのですが、伸びストロークが足りなく、伸びきってしまうようです。また、突き上げがヒドイです。
2と3は結構好感触でした(^^)
とくに3は1G状態でのダンパーの縮みストロークと伸びストロークがほぼ1:1になっているので、理想的とも言えそうです。
よって、プリロードはどのくらいかけるか、ですが、走るステージ、好みにもよると思いますが、ダンパーの伸びストロークと縮みストロークを同じずつだけにできるよう、かけるのが良いと思いました(^^)
最後に
⑶減衰力はプリロードによって多少異なりますが、8が一番いいです。
プリロードを多くかけると、フワフワ感が増すので、1段硬めにします。
高速は7(0が一番硬い)が良いです。
ワインディングは1〜3が良いですね!!もうロールが限りなく少なくなります!ハイグリップタイヤかと思うほど、路面にへばりつくように曲がります。ノーズの入りが前乗ってたS2000みたいになります!ホントに笑
もちろんコーナリングスピードも上がります!車高調の恩恵はワインディングで受けました(*^^*)同じ車とは思えない動き★
10以下は使い物になりません。フワフワユラユラゴツゴツで、不快感しかありません。
車高調は買ってからが楽しいですね!!
買ってよかったと思います!
駄文ですが、日記として挙げます(*・ω・)ノ
Posted at 2017/12/31 00:24:47 | |
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