瑞鶴のブログ一覧

　部屋を整理していたら昔の写真が出てきました。その中に紙で作った空母赤城を撮影したものがあったのでトリミングしてみました。


　これは中学生の時、「紙で作る世界の軍艦」という本を参考にして工作用紙で作ったものです。そのまま作ると1/700位のウォーターラインモデルになるのですが、それを約２倍に拡大して1/350程度になるようにし、水線下は自分で図面を書いて作りました。これに別のプラモデルから取り出したモーターとギヤボックスとスクリューを付け、ラジコンを搭載して近所の池で遊んでいました。

　残念ながら現存していません。なぜなら、「ミッドウェーの再現」などと称して水の上で炎上させてしまったからです。今思うともったいないことをしてしまいました。

※他にプラモデルを撮影したものがいろいろ出てきたので、時々アップしてみようと思います。

　廃トンネル続きですが、今度は飯山線の廃トンネルです。

　飯山線の森宮野原駅を出発して新潟県に入ると、足滝駅に着くまでに羽倉・寺石と２つのトンネルをくぐります。これらのトンネルは新設された物で、以前はもっと信濃川寄りを通っていました。羽倉トンネル脇は２つのトンネル（名称不明）で抜けており、寺石トンネル脇はトンネルがありませんでした。付け替えられたのは羽倉トンネルが１９７４年、寺石トンネルが１９７９年とかなり経っているのですが、不思議なことに地理院地図で２０１５年５月現在、羽倉トンネル部分が修正されていません。２００５年５月の時点では両トンネルとも修正されていませんでした。市販の地図では私の見た限り今も両方修正されていないものがほとんどで、GoogleMapやYahoo!地図でも線形は旧線のままです。

　２つのトンネルの外側の坑口はともに塞がれていますが、内側の２つの坑口は埋められずに残っています。路盤は土砂で埋もれているところもありますが、路盤自体が崩れているところはなく、擁壁もよく残っています。

森宮野原側のトンネルの坑口。奥で塞がっているはずですが未確認です。


森宮野原に向かう列車の車窓はこんなだったのであろう。


擁壁が残る廃線跡。足滝方向。


足滝側のトンネルの坑口。右上のひびが２００５年より大きくなっている。その時も路盤が土砂で覆われていたが、水平な部分もあったので近くまで行けた。現在は水平面がないので、足を滑らすと右の信濃川へ真っ逆さまなので近づくのはやめておいた。

　善光寺白馬電鉄跡を訪れました。その中で大きな遺構である茂菅～善光寺温泉間にある廃トンネル群を紹介します。廃止後かなりの年数が経っているのでコンクリートの劣化や土砂崩れによる坑口の埋没が見られます。

茂菅第１トンネル
　茂菅側は埋める工事の最中で、何かの配管を通しているようです。善光寺温泉側は既に埋められていました。平成２６年９月と記されていたので、もう少し早く来ればよかったと悔やまれます。



茂菅第２トンネル
　茂菅側の坑口へは小道があるので車で行けますが、ここから先は歩きです。看板は見なかったことにして入ります^^;。このトンネルはまっすぐなので、出口の明かりが見えて安心です。善光寺温泉側の坑口は土砂で大半が埋まっていますが、上部に人がかがんで通れるだけのすき間があってそこから出られます。しかしここから第３トンネルまでは、土砂崩れで石や笹、木々を縫って行かなければならないので大変です。



茂菅第３トンネル
　茂菅側の坑口付近も土砂で埋まりかけていますが、開口部は大きいので楽に入れます。このトンネルはカーブしているので出口の明かりが見えなくて不安ですが、意外と短いのですぐに明かりが見えてきます。善光寺温泉側は土砂崩れなどなく開けていますが、コンクリートの劣化が激しく上部が崩れそうです。この先には川があり、橋台が残っています。



茂菅第４トンネル
　第３トンネルから行くには川を渡らなければならないので危険です。幅は狭いのですが、量が多く流れが強かったので、流されたくないのでやめておきました。善光寺温泉側からは竹藪の密集度が尋常ではなく、さらにほとんどが倒れて交差しているためとても行ける状態ではありません。したがって行くのは断念しました。