2006年10月27日
町のバスが・・・(爆
タイトル見て、ちょっと、けっこう、
かなり心配した人ゴメンナサイm(_ _)m
え~、私が市町村職員だということは既に周知の事実なわけですが(ホントか?
事故に遭ったのが町営バスということで現場に行ってまいりました。
事が起こったのは、今日は金曜日だし、別に予定はないけど(泣
そろそろ帰るか、と思い始めた午後6時頃のことでした。
事故発生の一報が入り、町営バスも担当する課にいる我々は、
事故処理や交通整理のため現場に急行しました。
場所は町内を横断する国道252号。
現場に着くと、バスと一般車両が オフセット衝突の形でぶつかったようです。
それぞれ車の右前は潰れ、あたりにはガラスの破片が飛び散っていました。
バスに乗っていたのは子供を中心に数人でしたが目立った怪我はない様子。
すぐさま一帯を通行止めにし、私は他車両を迂回路へ誘導するため、
少し離れたところに立っていました。
ほどなく警察、救急車、消防車も到着し、 現場検証、怪我人の手当てが始まりました。
救急車で病院へ運ばれたのは2名。
うち1名は腰の骨が一部欠けるという怪我(つまり骨折)を負い、
命には別状ないものの入院が必要だそうです。
乗っていた子供たちも病院へ行き診察を受けましたが、
幸い今日のところは特に異常はないそうです。
事故の原因は、
バスも一般車両も現場に差し掛かったとき、
センターライン付近を熊が歩いていた。∑(゚∀゚;)
一般車両が先に熊に近付き、
避けつつ通過しようとしたところ熊と接触。(≧△≦)
その反動で反対車線へ飛び出す形となり衝突。(><)
バスの運転手さんも熊に気付いて減速していたらしいが
一般車両までは避けられず。(><)
熊も怪我を負ったはずだが逃げてしまった。(゚□゚;・・・
ということらしいです。
現場のほうは、車両火災は発生しなかったので消防車は撤収。
怪我人の搬送を終え、事故車はそれぞれレッカーで移動。
現場検証並びに掃除、交通整理も終わったのが午後9時頃。
3時間ずっと外にいたのでだいぶ体が冷えました。
その後役場に戻り今後の対応等を話し合い、退庁したのは10時近くでした。
今回の事故、そもそもの原因が熊なので どちらに過失があるというわけではありません。
しかし町とすれば非常に痛い事故でした。
というのもつい最近、別のバスが事故に遭い修理中で、
現在、常時は使わないバスも使って運行していたところだったのです。
そこに再び事故!
前回は車体横にぶつけられただけで済んだので自走可能な状態でしたが、
今回は完全にシャシーが歪んでしまって自走不能、おそらく修理出来ません。
そうすると今後のバス運行はどうなることやら・・・。
町民への影響は少なくないでしょう。
これをご覧になってる皆様。
今の時期、紅葉狩りだなんだといって、
または他の目的で山をドライブする方も多いでしょうが、
早朝や夕方の薄暗いときは前方に十分注意してください。
その時間帯は熊の出没・目撃例が多い時間帯であり、
尚且つニュースでよく耳にするように今年は里に下りてくる熊が多いのです。
広い幹線道路だからと言って油断は出来ません。
彼らは民家近くまでやってきますから道路を横断するなど普通のことなのです。
願わくば、今後今回のように人と熊、
どちらにも痛い思いをすることがないことを・・・。
Posted at 2006/10/28 00:14:10 | |
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