ヘッドライトカスタムの挑戦は、ゆっくりとですが進んでおります。
大体形になってきたので、配線問題やらを考えていたのですが、スカクーのプロジェクターを光らせるHIDシステムは、社外品を考えていました。
けど手元には、おまけでついてきたニッサン純正のバラスト一式があったので、これを純正風にヘッドライトに組み込めないかと思いました。
スカクーの純正バラストは、円形タイプ。 今カスタムしているハロゲン仕様のヘッドライトに取付られそうな場所は、メインバルブの裏側かなと。
同じような外径でしたので、ここに決定。車体側にも逃げのスペースがありそうですし。
で肝心な取り付ける部品は、どうしようかと・・・。 ちょっと前から話題?の3Dプリンターでバラストを取り付けるアダプターを作成してみることに。
今じゃ、3DCADもフリーでいいものがあります。今回使ったのは、AutoDesk社のFusion360。1か月の試用期間を過ぎても、スタートアップや愛好者ってことならその後も使い続けられます。
昔いた会社では、CATIAなんて使わされていましたが、フリーでこんな高性能な3DCADが使えてしまうなんてすごい時代ですね。
こんな形の部品をラクガキ。
3Dプリンターで印刷するには、stl形式でデータをつくって、それをスライサーといわれるソフトにかけて制御するためのGコードをはかせます。 それを3Dプリンターを制御するソフトに読み込ませて、印刷をするという手順になります。
今回は、カインズホームで印刷してきました。 大きめのカインズホームでデジタル工房があるところには、3Dプリンターやレーザーカッターが置いてあります。
自分でデータを作ってきて、操作する必要があるのですがお安く使えるので、うれしいですね(^_^)
今回印刷するものは、作業時間が約1時間45分でしたので2時間使用でお願いしました。料金は、1400円!!
こんな感じで印刷されて、完成です。
表面は、ザラザラでところどころブツブツしています。 PLA樹脂だし、積層厚も厚めだし、1400円だし、試作品の予定だし、で気にしません!
完成した部品は、こんな感じで取り付けます。
結構いい感じで納まっていると思います。
試作品なので、本チャンはDMMで材質を指定して印刷してもらおうと見積もりを見てみたら・・・
ABS製は、約33000円と・・・(-_-;) 精度よく出てくるのでしょうが、お遊びカスタムでこの値段はちょっと出せません。両方作ったら66000円。
カインズホームの3Dプリンタの材質は、PLA樹脂です。 熱に弱いのでエンジンルーム内で使うのには、ちょっと心配です。 でもDMMは高い・・・。
なのでこの印刷したパーツの上からFRPで固めてしまおうと思います。接着も兼て。
ウインカー部分のアクリル加工も少し進みました。 5mm厚は、加工がきついです。 レーザーカッターを使いたかったです。 結局は、切り出しは仕事でお世話になっている職人さんにやってもらいました。
ここまで来るとテンションがあがってきて、仕上げに向けて突き進みたいところです。
ツブツブ感を弱めるために、ブラスト加工するか、拡散フィルムを貼るか考え中です。
そんなこんなで、ヘッドライトカスタムの日々はもう少し続きそうです。
ブログ一覧 | 日記
Posted at
2017/06/11 11:24:46