プラグ交換

水平対向エンジンのプラグ交換です。しっかり準備して望めば私の様なEJ20初心者でも大丈夫だと思います。勿論自己責任ですが…
直列エンジンに比べれば何倍も手間が掛かりますが、同じ面倒くさい系のV6エンジンで慣れていたのが良かったかもしれません。
水平対向は工賃が割増とか量販店では作業を断られるなど、悪い噂を聞きますので開始まで腰が重かったです。

車体左側(助手席側)2番と4番です。
分かり易い作業(バッテリーとラジエターサブタンクの取り外し)は端折ります。
次にプラグコイルを隠してフタになっている二次エアポンプを取り外します。
最初はポンプ本体を外さずに作業の邪魔になっている配管だけを抜いて、プラグコイルにアクセスしました(画像の状態)
プラグ交換後に配管を戻す時は無理矢理感があり、部品を痛めそうでしたので、ポンプ本体を取り外して配管を接続しました。
ポンプ本体の脱着は思ったより簡単でしたので、最初から外して作業した方がスムーズだと思います。

画像は運転席側の物ですがプラグコイルです。
助手席側の4番シリンダーのコイルは難所の１つとして先人も書き残していますが、180度回転させながらコイルを取り出せば簡単に取り出せます。
(みんな書いてますが念の為ここにも書いておきます)
やってみれば直ぐに意味がわかると思います。

プラグ脱着作業で自分の場合は16mmプラグソケット、ユニバーサルジョイント、首振りエクステンションバー、ショートエクステンションバー、ラチェットハンドルの順に組んでます。このセットをベースに状況によって他の工具と組み換えながら対応しました。
多分どんな工具でもスペースが狭くて作業しにくいのは似たような感じで一緒だと思います。

EJ20はプラグホールが深いので素手では届きません。
ジョイントしている工具でさらに感覚が鈍くなるので、締め込む時にネジ山をかじってアルミのエンジンブロックが痛まない様に慎重に作業します。

狭くて工具の振り幅や腕の作動角度が限られるので、本締め以外はラチェットハンドルを外してクイックアダプターなどで回した方がスムーズでした。

これまでの状況からEJ20ではプラグ交換でのエンジンブロックのネジ山を痛めるリスクが高いと考えて、少しでも安全性を上げる為にプラグに少量のスレッドコンパウンドを付ける事にしました。

外した純正プラグです。
最近は街乗りが多いので縁に少しカーボンが付いてました。

新しいプラグはHKSの8番相当です。キャタ交換したので、フラッシュエディターをフェーズ2へ移行しますが合わせてプラグの熱価も変更します。
焼け具合としては純正6番→7番で十分だったかも。

4番シリンダーは作業しにくかったので、締め付け角度や手応えが曖昧でした。一応トルク確認しました。

外してある物を元に戻して、最後にフラッシュエディターでフェーズ2に変えて作業終了です。