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アイスバードのブログ一覧

2007年10月25日 イイね!

悲願

自身初のF1チャンピオンとなったキミ・ライコネン。
思えば不運の連続であった。
2002年、母国の先輩で98・99年のチャンピオン、ミカ・ハッキネンの期待を受けてマクラーレンへ移籍。開幕戦でFLをマークするなど「未来のチャンピオンはキミだ」と周囲の評価も高まった…しかし、重い、遅い、しかも壊れやすいの負の三拍子マシンMP4-17では優勝争いに加われず、唯一優勝に近づいたマニ・クールでは残り数周でF1初優勝間違いなし…のはずだったが、前走者の撒いたオイルに足下を掬われM・シューマッハに隙をつかれ2位に転落。これが今思えば不運の始まりだったのかも。

2003年、開幕戦ピットスタートから怒濤の追い上げでトップへ、途中M・シューマッハと1対1のバトルも制したのは良かったが…ピットレーンの速度違反でペナルティ…また初優勝はお預け…次戦マレーシアGPで文句なしの初優勝。いつもムスッとしていたライコネンもこのときばかりは笑顔が止まらない。この勢いを維持したいところだったが…17D(つまり前年のマシンのマイナーチェンジ版…といっても大幅にモディファイされている)では進化してくるライバル勢に比べて不利に、しかも開発中のMP4-18は一周だけ速いタイムを出すがすぐ白煙を上げて止まるのでとてもレースに使える代物ではなかった。結局トラブル解消は出来ずにお蔵入り。むしろ17Dの方がまだよかった。ヨーロッパGPでは自身初のPP獲得でトップを快走するも突然白煙が上がりストップ…これさえなければ03年にチャンピオンはライコネンが獲っていたとさえ言われている。Mシューマッハもシーズン途中に結構躓いていただけに…一勝止まりでもポイント91はすばらしい

2004年は何ともお話にならないMP4-19、18より何一つ進化しないマシンで、白煙または炎を上げて止まるマシンはF1名物でもあった。しかも遅い。よく我慢できたなぁ…
ところがこんなどうにもならないマシンがマイナーチェンジで大化けする。19Bと呼ばれるマシンが登場すると、フェラーリF2004にこそ敵わないものの、戦闘力と信頼性が大幅に向上、更にはMシューマッハのお得意先であるスパでシーズン唯一の優勝を飾る。しかもマシンではなくドライビングでMシューマッハに勝ったのだ!このときばかりはシューマッハでさえ「今日は僕より優れたドライバーが勝った」と完敗宣言、ひょっとすればこのときすでに「僕の後継者はキミだ」と思ったのかも。

2005年、この年の最速は正にライコネンだった…7勝を上げるも、序盤のマシンの出遅れが足を引っ張り、チャンピオン争いに敗れる。正にイモラとニュルとホッケンハイムの出来事は不運としか言いようがない(T_T)

2006年19のマイナーチェンジ前並みにお粗末なマシン…気持ちがフェラーリに傾くのも無理はない…Mシューマッハが引退宣言「後継者はキミだ」と言ってもあまり驚かなかった、むしろ既定路線に感じた。
シューマッハはライコネンのポテンシャルを以前より認めていたとのこと。

そして07年王冠はライコネンの頭上へと輝く。苦労をバネに実を結んだとは言い過ぎか(笑)
Posted at 2007/10/25 01:55:37 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | 日記
2007年10月25日 イイね!

泥沼

マクラーレンチームがブラジルGPの結果を不服として控訴した模様。
この騒動はインテルラゴス最終結果7位ハミルトンと3位アロンソとの間に入っていた3台のマシンに燃料が規定より低温でアドバンテージとなったためBMWの2台とロズベルグを失格とすべき。との事。
これより所感
FIA裁判所がこれを受け入れた場合、キミ・ライコネンのタイトルは剥奪され、ルイス・ハミルトンのモノとなる。マクラーレンの狙いは正にここにあるとしか思えない。
しかしながらここまでされたらフェラーリだって黙っていない事は想像に難くない。
なぜなら、そしてビコーズ(笑)
マクラーレンは例のスパイ行為によってコンストラクターズポイントこそ剥奪されたもののドライバーズポイントは「猶予」扱いとなっていたからである。
このこと事態が問題なのです。例えば、F特のコラムより言葉を借りれば、ドーピングした馬に跨って優勝しても失格となるのは馬のみで騎手の優勝は取り消されないということ。これは非常にばかげていると思う。
マクラーレンの主張が全て通れば、フェラーリはマクラーレンの両ドライバーのポイントを剥奪すべきと主張してくるでしょう。この主張も通らなければおかしい。
よって、タイトルはライコネンに決定!
Posted at 2007/10/25 01:11:10 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | 日記
2007年10月22日 イイね!

逆転

逆転そして、決着!
もつれにもたれた今シーズンのF1もインテルラゴスで最終戦!チャンピオンの可能性は3人に絞られる。
 ポイントリーダーのハミルトンはPPマッサと並んで2番グリッド。ランキング2位ディフェンディングチャンピオン、アホンソは4番グリッド、ランキング3位、後半戦に入って息を吹き返したライコネンは3番グリッドからレースをスタートすることとなった。
レースのスタートで、ライコネンがハミルトンを逆転、マッサに並びかけるもここはアクシデントを避けるために一歩引いて2位キープに、一方3位に沈んだハミルトンはアホンソにも交わされ4位に…抜き返そうとするが、コースアウト!てっきり「スパのお礼がまだだった」とぶつけるのかとも思ったが…さすがにそれはなかった。
マッサ、ライコネンの順でフェラーリが他を圧倒する速さで逃げる。しかし、アホンソが3位につけているのでこのままではライコネンの逆転はない。しかもここはマッサの母国ブラジル、チームオーダーも禁止されているので譲ってもらうことも出来ない。最もライコネンはそんな勝ち方を好まないのでこれでタイトルを逃したならそれはそれで現実として受け止めるだろう。
ここで、ライコネンに一つの幸運が訪れるハミルトンがギヤボックスのトラブルでスローダウン…すぐに復旧したもののポジションは大幅ダウン。
マッサ、ライコネンの順で一回目のピットストップ、ライコネン逆転できるか?速いドライバー同士同じマシンに乗っているとコース上の追い越しは非常に難しい。マッサが入ってる間にライコネンがスパートするもピット出口であわやオーバーランしそうになり、ポジション逆転ならず。しかも少し差が開いた様だ。
これまで何度も不運に見舞われたライコネン、03年、05年の2位は予期せぬトラブルに襲われてリタイヤ(しかもトップ走行中が多く優勝を逃した)レースもあったために悲運の最速ドライバーといった印象も拭えません。今回もそうなのか?
ハミルトンはどこまで追い上げるのか?大きく差が開いてはいるもののアホンソもしぶとい。と思いきや何と!!BMWのクビサがアホンソをパス!しかし、マシンが軽いためピットストップが1回多い事を考えれば………
ここで第二の幸運がライコネンに訪れる。マッサがコントロールを乱しライコネンが一気に接近する。
マッサが2回目のピットイン。ライコネンはいつ入るのか?すると、ミハエル・シューマッハを彷彿させるピットイン前の猛スパートでライコネンが最速ラップを連発!そしてリードを十分に取ってピットへ、ライコネンついにトップへ立つ。マッサは無理をせずにライコネンを追走。速さでつかみ取ったラップリーダー。自力で勝つという意気込みを感じた。あとは最後まで走りきれば110Pでレースを終わることが出来る。マッサが2位に入ることによってアホンソは逆転できる事になる。ただし、ハミルトンの位置が微妙で最後までどっちがチャンピオンは分からない。
また、トップ走行中のライコネンには不運が襲う事も多いので安心は出来ない。
大幅にリードを広げたフェラーリの2台はクルージングすることなく攻め続けて最終ラップへ、この時点ではハミルトンも7位なのでライコネン超有利となった。
そして最終コーナーが長く感じる…もうここまで来れば大丈夫だ。
ライコネンブラジルGP優勝!!
大逆転の末悲願のワールドチャンピオン獲得!!!!
信じる者は救われる。この言葉を実感しました。
ミハエル・シューマッハが「最速」と太鼓判を押したキミ・ライコネン。
「最速」が「最強」になった瞬間でした。
CONGRATULATION Kimi Raikkonen
Posted at 2007/10/22 14:41:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | F1 | スポーツ
2007年10月17日 イイね!

回想

いよいよ、F1も泣いても笑っても最終戦になりました。
ブラジルのインテルラゴスは様々なドラマがほぼ毎年起きています。
90年よりリオ・デジャネイロからインテルラゴスへブラジルGPが移ったわけですが、早速に地元のアイルトン・セナがトップ快走中に周回遅れの中嶋(元チームメート)と接触、ノーズを交換し優勝を逃す(それでも結果は3位)優勝はプロスト。
91年はセナ涙の母国初優勝、リタイヤしかねないほどの深刻なトラブルを抱えたままトップでチェッカーを受けたセナは、体力的にも完全に消耗しきっていた。見てる方も泣けてきます。
92年はウイリアムズの完全独走、セナの乗るマクラーレンはニューマシンを投入するも全然歯が立たず、というのもMP4/7はホンダエンジンのみが頼りでシャシー性能、空力は全くダメだったそうです。優勝はマンセル。
93年、劣勢にあったセナの大逆転劇、途中降り出した雨により各ドライバーが混乱をする中、セナは持ち前のドライビングセンスでレースを支配する。セナが優勝しポイントランキングトップに(後にプロストに逆転される)。
94年、後にF1界の「皇帝」となるミハエル・シューマッハの台頭、セナ最後の母国GP、ピットインでミハエルに逆転を許し追いかけるセナ、しかもFW16は昨年までのマシンと違い両刃の剣とまで言われるほど神経質なマシンになっていた。結果セナは焦りからかスピンを喫しリタイヤ。優勝はミハエル。
95年は訳の分からない騒動が起こり結果が二転三転する。一時優勝はベルガーとなったが、後にミハエルの優勝が認められる。
96年、デーモン・ヒルがレースを制し、史上初の親子2代チャンピオン街道へまっしぐら大きなドラマはナシ。
97年はジャック・ヴィルヌーブが勝った以外は覚えていない(T_T)
98年、この年はミカ・ハッキネンのドライビングにようやくマシンが付いてきた年、マクラーレンのシステムがGP前に違法とされるも、ハッキネンの速さはミハエルをも上回っていた。優勝はハッキネン。
99年、序盤の混乱、ハッキネンが一時トラブルに襲われ、地元バリチェロがトップ快走、ピットインでミハエルがトップに、しかし、後方からまるで予選のタイムアタックをするかのようにハッキネンが猛追、鮮やかなハッキネンの逆転優勝!
00年、ハッキネンがスタートから苦戦し、ミハエルにあっさり抜かれてしまう。その後ハッキネンはマシントラブルでリタイヤ、ミハエルが危なげなく優勝。
01年はトップに立つドライバーに何かが起こるインテルラゴス、驚異の新人モントーヤがミハエルを抜き去りトップ快走、この姿にブラジルの観客は「セナの再来」と感じたとか…しかし、周回遅れに追突されリタイヤ。気が付けばクルサードの優勝。
クルサード…優勝してもなんか影が薄いんですよ。ニック・ハイドフェルドの嬉しい初表彰台!
02年、トップを争う兄弟バトルが終盤まで繰り広げられる。ミハエルvsラルフの兄弟バトルは兄・ミハエルが制する。
03年は大荒れに荒れたインテルラゴス。モントーヤ、バトン、ミハエルが同じ場所で雨に足をすくわれリタイヤ。まるでマシンの墓場。結局レースはアホンソの黄旗無視による自爆クラッシュで赤旗終了、最終周まで走りきればクルサードの優勝が予測されたが…結局優勝はライコネン………?と規定に沿えばなるらしいが、レース終了時はフィジケラがトップだったはず!これでフィジケラの初優勝がまた流れたかと思ったが…後日フィジケラの優勝が認められる。
04年、WilモントーヤとMclライコネンによるトップ争い、接触ギリギリながらもフェアなバトルで最後まで楽しませてもらった。
結局モントーヤがバトルを制する。3位にバリチェロが入り、母国で初の表彰台に上り地元のファンに祝福される。
05年、マクラーレンの1-2フィニッシュもモントーヤ1位、ライコネン2位となり3位に入ったアホンソのチャンピオン決定!巨大な面で吠え立てる姿がキモかった。
06年、「皇帝」ミハエルのラストラン。序盤でフィジケラのルノーと接触をしタイヤにダメージ…最後尾に沈む…アホンソはチャンピオンが確実となるや余裕のクルージングでトップのマッサを追おうともしない。しかし、ここからのミハエルの追い上げが凄かった!正に最後の力を全て出し切るという恐ろしいまでのオーバーテイクショー!しかし、マシンがトラブルを抱えて途中何度も加速しなくなるが、それでもミハエルは最後まで攻めきろうとする。私が思うにどっちかっていうとNO.2を従えてのクルージングで多くの勝利を収めてきたミハエルのレースより、勝てない、表彰台にも上れないながらも最後まで攻めきって最後尾から4位まで挽回したこのインテルラゴスのミハエル最終レースこそが彼のベストレースと言えるのではないでしょうか?優勝は地元のマッサ。しかもこのレースにはブラジリアンカラーのレーシングスーツで臨んだほどの気合の入れよう!ブラジル人によるブラジルGP制覇はセナ以来!
Posted at 2007/10/17 01:08:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | F1 | スポーツ
2007年10月14日 イイね!

増大

 最近の国産車全般に言えるのですが、排気量が大きくなりすぎてないか?
それまで2500~3000ccクラスだった車種が3500ccに上がり、かつてのセルシオは4000ccだったのですが、元々庶民の車ではないにしろ、4300に上がり、現行のレクサスLSに至っては4600~5000ccにまで上がってしまいました。
 スカイラインとて2500ccがメインだったはずなのにV35以降の排気量増大もすごいです。3500ccになったかと思えば現行のスカクーは3700ccにまで上がった。
 フェアレディZを乗り継いでた人が現行の3500ccという排気量にためらい、諦めたという話もあります。
 というのも自動車メーカーが排気量をむやみに上げたおかげで、同一車種を乗り継いでいた人たちは「増税」を強いられることとなりました。
 かといって新車が買えずに中古車に落ち着いても「古い車は増税」というまたしても税金にまつわる問題が…
ただ単に税収をUPさせるためだけに自動車メーカーが協力しているのか?とさえ疑いたくなります。

かつて、手軽に3ナンバーが楽しめるといううたい文句と共に普及した2500ccクラスに再び光を!!

このままでは昔のように5ナンバーと3ナンバーの税額差が広がりそうです。

消えゆく2500ccオーナーの一人、ポッポの独り言でした。
Posted at 2007/10/14 16:09:23 | コメント(1) | トラックバック(0) | ひとりごと | クルマ

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1/18サイズのFW16です。 言わずとしれたアイルトン・セナ最後のマシンです。

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