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2009年08月31日 イイね!

不屈

不屈スパ スパ スパ!!
スパマイスターといえばキミ・ライコネン!!スパ・フランコルシャンといえば究極のドライバーズサーキットといわれる名コース。
マシン性能とドライバー技量の両方が見事に噛み合わなければ勝てないといわれる。
ここで強いドライバーといえば歴代ならA.セナ・Mシュー・D.ヒル(つまりドライバーとしての技量も十分であったと思われる)あとは一勝止まりであるがM.ハッキネンも忘れてはならない。00年のMシューとのバトルを制した「千年に一度のオーバーテイク」は記憶に残る。
現役ではライコネンが一昨年までスパ3連勝を飾り昨年は不運(というよりショートカット事件の際タイヤを潰された)に見舞われ終盤までトップを走るも残念ながらリタイヤ(完走扱い)つまりスパでは「必ず勝てる」走りを見せるのだ。
今年は予選から大波乱があり前戦まで下位争いが精一杯だったがなぜか急激に速くなったフォースインディアに乗る大ベテランフィジケラ(ドライバー技量はトップレベルだが不運の塊)がまさかのPP獲得、フェラーリの一本柱ライコネンは6位で良くもなく悪くもないグリッドである。上位争い連中がこぞって下位、ライコネンより前で現4強は前戦優勝し勢いに乗るバリチェロのみ。マクラーレン勢も後方。チャンスと言えばチャンスであるが何ともいえない。
スタートでKERSを使い1コーナーでの混乱にさえ巻き込まれなければイケると思うのだが…
スタートで目の前にいるバリチェロがスタートミス(トラブル?)すかさず交わし1コーナーラ・ソースでお決まりの多重接触発生!さすがのライコネンはこの混乱にも冷静かつ正確にエスケープゾーンへ逃れ混乱に巻き込まれることなく前に出る。ハイドフェルドを捕らえすかさず3位でオー・ルージュへ向かう。しかもクビサを完全にロックオンした状態。ケメルストレートからレコームでクビサをパス。フィジケラを追う。スパマイスターたる所以である。一周目にレコームで多重クラッシュが発生。ポイントリーダーバトンや悪質ドライバーが巻き込まれる。セーフティーカーが入る前に2位に上がっていたライコネンはフィジケラの背後に付き再スタートでのチャンスを覗う。再スタートロックオン状態でオールージュを駆け上がりケメルストレートでフィジケラを抜きスパでの定位置ポジション1へ。プーオンからブランシモンまでの区間でマシン性能で劣りながらも技量でカバーするライコネン。ここはタイムに直結する区間なのであるがマイスターの意地で決して抜かれない。
ピットストップでもギリギリの争いで逆転を許さない。フィジケラの速さが気になる。
もう一人の注目ドライバー、ベッテルも驚異的な速さでひたひたとポジションを上げる。スパで速ければ文句なしにすごいドライバーであることが証明される。
何とか追いすがるフィジケラを抑え切るライコネン。スパでは絶対勝ちたい。不幸な事故によりマッサが欠けている今だからこそフェラーリはライコネンに注力しなくてはならないしライコネンはそれに応えなくてはならない。2戦連続で表彰台に上がり上位争いに絡むことが難しいF60を手なずける。現時点で望みうる最高の結果を叩き出す。しかしライコネンはスパで勝つ事に集中する。ここでは絶対に負けたくないだろう。
 ついに今シーズン初優勝をスパで飾ったライコネン。
2位にはライコネンとまったく同じ速さで最終周まで1秒以内で優勝争いを演じたフィジケラが入る。フォースインディアでこの結果は金星に値する(優勝なら大金星だったがさすがにスパでライコネンにはかなわない)
激しい3位争いを制したのはベッテル。FLもマークし現4強で最多ポイント獲得。スパでも速いベッテルはもはやフル参戦2年目の若手ではなく完全にチャンピオン候補である。

ずっとスパでライコネンが勝つと言い続けた甲斐があったベルギーGPだった。
ライコネンは最高だ!!!!
Posted at 2009/08/31 11:59:21 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | スポーツ
2009年08月04日 イイね!

好敵

好敵マッサの負傷を受けてミハエル・シューマッハが臨時で現役復帰することになり、注目されているなか、ミハエル・シューマッハ最大のライバル(ミハエル・シューマッハ本人が認めている)を覚えているだろうか?
F1昇格前、イギリスF3で無敵を誇った男を。

93年に3戦のみとなったがセナのチームメートとなりその初戦でいきなりセナのタイムを上回った男を。

本来であれば93年にウイリアムズを駆りチャンピオンになっていたかもしれなかった男を。

ミハエル・シューマッハに「悪魔のように速い」「自分を含めても最速のドライバー」と言わしめた男を。

シミュレーションでたたき出した限界タイムをもあっさりと塗り替えた男を。

その男の名は
ミカ・ハッキネン
F1での通算成績だけを見ればミハエル・シューマッハに及ばないし早くに引退したハッキネンではある。
しかし、そのことだけでM・シューマッハよりハッキネンが大きく劣ると考えるのは違うと思う。
91年開幕戦でハッキネンはデビューするわけであるが、チームは末期的症状のロータス。入賞できる訳がないマシンで91年何度か入賞をするなどミラクルを起こした。当の本人は「開幕戦でPPtoフィニッシュ出来なかったのが不思議だった」といきなり現実の壁にぶち当たったのだった。F3では当たり前のように勝ちまくったハッキネンならではのコメントである。ちなみに91年途中にM・シューマッハはジョーダンでデビューを飾り一戦のみでチャンピオンは獲れなくともレースに勝てる可能性のあるベネトンへ引き抜かれる。このことが将来の二人を運命づける事となったと思う。
92年、ウイリアムズが無敵の状態で勝ちまくる中M・シューマッハはスパで初優勝を飾る事になる。
ハッキネンは相変わらず戦闘力の劣るロータスで入賞さえ出来ればいいという状態にうんざりしていた。それでもスパではM・シューマッハと大バトルを演じ存在感を見せつけた。シーズン途中でハッキネンは翌年のウイリアムズ移籍が確定(これが実現していたら…もっと早くにMM時代になっていただろう)していたが、政治的な絡みで幻に終わる。
93年、結局マクラーレンに晴れて移籍したハッキネンであったが…開幕戦でセナが参戦を決めたためレギュラーシートを失う。
ハッキネンの胸中は穏やかではなかったが、実績のあるセナにかなわなくともマイケル・アンドレッティに対しては明らかに差を付けていたハッキネンであったが契約上の関係でこうなってしまった。
ところが、シーズン途中でアンドレッティが帰ってしまったために急遽セナとタッグを組むこととなった。エストリルの予選でいきなりセナのタイムを上回りセナをいらつかせた。このときハッキネンは「だったらどうした?」的な態度で周囲を驚かせる。後から知ったのだがセナを見下していたのではなく「目指すのは勝利でそのためには全員に勝たなくてはならない」という信念に基づくものであったという。
次戦、鈴鹿でハッキネンはセナの本当の恐ろしさを知ることとなる。ハッキネンとセナがタイムを交互に塗り替え(PPはマシンに優れるプロスト)予選終盤にハッキネンはプロストにかなわないまでもスーパーラップをたたき出す。もはやマクラーレン・フォードではあり得ないタイムだったと言われる。しかし、セナは更に速いタイムを刻みハッキネンは「かなり強烈な体験だった」という。ちなみにレースでは3位に入り初表彰台を獲得。(優勝は見事なレースで逆転勝ちを収めたセナ。2位はプロスト)ただ、この年M・シューマッハは1勝を挙げているがもしウイリアムズにハッキネンが乗っていたらヒルの成績を上回るどころかプロストをも凌駕していたのではないだろうかと思う。
97年最終戦まで何度も優勝のチャンスがあったがそんなときに限ってマシンが必ず壊れるという正に悲運としか言いようがない状態が続く。とどめは95年アデレードでの大クラッシュで一時意識不明に陥るが96年開幕戦には間に合った。これだけでも奇跡である。
諦めることを知らないファイターであるハッキネンは97年最終戦でやっと初優勝を飾る。しかしその間にM・シューマッハは2回タイトルを獲得していた。
98年、いよいよ完全開花するハッキネンであった。最終戦までM・シューマッハとタイトル争いをし遂に頂点へ立つのであった。しかも年間8勝のうち全てが2連勝ずつという珍しい現象。中でもラスト2戦の連勝は鳥肌が立つほどの速さでこれこそがM・シューマッハが最も恐れたハッキネン本来の速さである。
99年はM・シューマッハの事故による影響でそれまでMM対決の様相を呈していたが一気に混戦となってしまう。シューマッハの欠場と同時にハッキネンも失速してしまう。最大の問題はチームメートクルサードの存在だった。イギリスGPでアーバインがシューマッハに襲いかかった事によるシューマッハの事故(実際はブレーキトラブルと言われる)と判断したクルサードは「ハッキネンがレースに出られなくなれば自分がチャンピオン候補として戦える」として2度の下剋上行為に出た。そのおかげでハッキネンは2勝分損をした。それでもタイトルを死守し改めて最速ぶりを見せつけた。
00年、マシンの信頼性さえ確保できていたらもっと熾烈なタイトル争いとなっただろう。それでも後半戦にM・シューマッハを逆転、ランキングトップに躍り出るが…終盤戦相次いで不運が襲いタイトルを失う。
特筆すべきはスパでのオーバーテイク。自分のミスを自ら帳消しにした「1000年に一度のオーバーテイク」これはMM時代において最も印象に残るバトルであった。
01年ハッキネン現役最後の年、この年に我らがライコネンがデビューしている。昨年より更に戦闘力と信頼性に劣るマシンでスタートすら出来ないレースもあった。記憶に残る2勝を残して去っていった。イギリスGP最初の数周でM・シューマッハをロックオン。鮮やかに抜き去り更にはぶっちぎりハッキネン健在を見せつけた。最後の優勝となったアメリカGPではグリッド降格されながらも満タンで決勝を戦い、たった一度のピットストップをギリギリまで遅らせて優勝を掴み取った!ちなみに2勝とも2位にはM・シューマッハが入りハッキネンの優勝を派手に祝福した。「休養」宣言をしてシートを降りた。後任にはライコネンがあたることとなった。裏話で事実かどうか定かではないが本来であればハイドフェルドがマクラーレンに行きライコネンはフェラーリに乗るはずだったとか…すると…バリチェロがザウバー?これが本当だったら今頃ドライバー勢力図が大きく変わっただろう。「休養」明けにハッキネンが復帰していたらやっぱりライコネンはフェラーリへ行っていたと見るのはライコネン贔屓だからかもしれないが、たら、ればの話をすると無限である。
Posted at 2009/08/04 16:18:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | F1 | スポーツ

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何シテル?   09/14 23:23
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