銀鬼7のブログ一覧

今日は、水曜日。

今週のイイ曲のお時間です。



春ですね。
関東は、せっかくの花見のタイミングが雨で残念でした。

そんな、皆様にせめて春を味わっていただきましょう（笑）

作曲、瀧 廉太郎の「春」です。

私が、オジサンたちに味わっていただきたいのは、この歌詞です。　作曲で有名な「瀧 廉太郎」に隠れてしまっていますが、イイ歌詞です。
この作詞をしたのは、武島羽衣（たけしまはごろも）という詩人です。

心が洗われる歌詞をどうぞ！
あ、念のため現代迷訳を付けておきます(^^ゞ


春のうららの 隅田川
　のぼりくだりの 船人が
　櫂のしづくも 花と散る
　ながめを何に たとふべき

　のどかな春の隅田川
　 川を上り下りする船の人の
　漕ぐ櫂からしたたるしずくも 花びらのように散っている
　この眺めは、何にたとえたとえたら　いいのだろう


見ずやあけぼの 露浴びて
　われにもの言ふ 桜木を
　　見ずや夕ぐれ 手をのべて
　われさしまねく 青柳を

　見たのでしょう 夜明けの朝露を浴びて輝く
　 私に語りかけるような桜を
　見たのでしょう 夕暮れに手まねきして
　私を呼んでいるようにゆれている 青々とした柳を


錦おりなす 長堤に
　くるればのぼる おぼろ月
　げに一刻も 千金の
　ながめを何に たとふべき

　錦のように花が一面に咲く 長い堤に
　日が暮れると上る霞がかかった満月
　まったくこのひと時の眺めは値千金だ
　この眺めを何に例えたら　いいというのだろう


はい、定番の合唱から・・・




チョット、歌謡曲チックにしたのが、倍賞千恵子のこちら。



あ、お姉さんが出てこなくて残念だった？