去年、私のポールタッチと亀で2つ落とし、決勝に進めなかったので、今年は3セク決勝にたどり着くのが目標でした。
今年から1位~3位まで表彰してもらえるのでコースの下見をして作戦練ったが・・・。流石、ファイナル。どれもめちゃ難しかったです。
2セクスタートここは広場で待機しててもポールタッチの連続アナウンスが聞こえてくる。
最初のマーカーを77下りで取って牽引で脱出というプランでしたが、77フロント重いので滑り落ちてしまい、結局ここで3分30秒使ってしまい。残り2分30秒なので一番取り易そうな上のポイントへ。2台取ってゴールするには時間が無い気がしたが、2人で誘導し合って、後はゴールするのみ。
ゴール前に77が曲がりきれず、バックして後ろにいた61の前バンパーに激突。でもギリギリでゴール。
ワニメディアさん画像ありがとうございます。
レスキュー中
ランクルのリアバンパーに当てられるもFバンパーは鉄の2倍の強度のスウェーデン鋼なのでビクともしない。実は、バックランプ点いたのに気付いたので直ぐにバックしようとしたが、ニュートラルに入っていて動かなかった。慌てると駄目ですね。
次の1セクはスタートして右側の岩とコンクリのマーカーを狙いにいったが、バックで狙いにいくも、ナナメに刺さってるコンクリにフロント右タイヤ乗り上げてしまうのでラインがタイヤ幅1本分ずれてしまう。
しかし、ここのマーカー設定はなかなか狙い通りに行かなくて面白かった。よく考えて作ってるなと感心してしまう。
ここでも2台で踏めず、時間が無いのでジムニーに前から取って貰ってゴール。
ファイナルは中間取っても6分間しかないので時間が経つのはあっという間。
これで2つ終わって、後は、決勝に残れるかどうか、オーバークラスは今年は5チームしか行けないので多分、5位か6位だろうと予測、祈りながら貼りだされた紙を見るとJSL Racingの名前が載っていたのでチームメイトさん達と大喜び。
とりあえずは去年の雪辱を果たせた。
3セクは独特の雰囲気。ツアーの雰囲気とはまるで違う。ここに居るだけでテンションMAXになってくる。
V字の名物ポイントを誘導無しで唯一踏んだチームのエース流石です。
Myサファリで同じように行くと絶対転けますね

V字をの登ってきて3セクを満喫中!
作戦は77と61がゴール付近のマーカーを踏んでV字の方へ行く作戦。
ところが、ここで77でマーカー踏ますのに手こずってしまい、誘導がヘッポコすぎた?
ここは微妙に緩やかな傾斜になっており、滑ってなかなか良い位置に車を持って行けなかった。
確か、去年も車の向きを変えるだけで四苦八苦していたのを思い出しました。
何とか77踏んで61と入れ替わりマーカー踏みに行くも踏めてないのでやり直し、踏んで脱出しようとしたら、今流行の前後を間違えて下に落ちてしまった。
ここから出るのは至難の業。
脱出しようとするも横滑りしていってこれ以上動くと転ける体勢になってしまったので77でレスキューされるもキッチンタイマーの時間が残り1分位。
もうV字には行けない。
ゴールするのに切り替えししようとバックしたらリアがずり落ちてしまった。
バックゴール!とチームメイトさんからの指令が飛ぶ。
しかし、ゴールの両端にはポールとテープも貼っている。
スペースも無く90°曲がってのバックゴールは不可能に近い。
でもやるしかない。滑る路面なので車を思うラインに載せれない、目の前にはJB23と77が急げと!プレッシャーを掛けてくる。タイマーは刻一刻とタイムオーバーに近づいている。
何度も何度も切り替えしてようやく向きが変わってきたけど時間がない、焦りながらも地道にライン修正。
でようやく車体が真っ直ぐになったのでアクセルオンしてゴール。
ジムニーが77のリアバンパーにぶつけてました。3人共必死です。
タイムは残り5~7秒位。
応援してくれていたオートクロスさん達が来てゴールしたことを拍手して称えてくれました。あれ、止まって正解。あれ以上動くと転けてたとも。
正直なところ残り1分過ぎてから3人共タイムオーバーが頭をよぎりましたが、ギリギリセーフです。
結果はオーバークラス4位で名前は呼ばれましたが、表彰台には登れませんでした。
でも最後の発表までドキドキで楽しめました。
会場にいた全ての皆様(運営、オフィシャル、カメラマン、ギャラリー、エントラント)もありがとうございました。
JSL Racing最高のチームでした。2年間ありがとう!
後日、
チームメイトの親父さんからジャパンファイナル参加の楯とパンフレットを渡し忘れていたので送るから余韻に浸ってくれと郵便で送ってきた封筒に『今年も楽しかったよ!!ありがとう』
と書かれおり涙が出て来ました。
短いですが、ここに色々な思いが入っているのはよくわかりました。
この封筒はずっと大切に保管します。
二年間、このチームメイト3人だけで10戦程、参戦して一緒にやってきて,たまに、練習もして、充実した日々でした。
人生のうちのほんのわずかな二年間ですが一生忘れないです。
ありがとうございました。