神戸の瀑布
布引の滝といえば、神戸を代表する名所としてあまりに有名です。しかし、近所に住んでいても、実際には見たことがないという人が案外多いのではないでしょうか。
布引の滝は、日光の華厳の滝、紀州の那智の滝とともに三大神滝と呼ばれ、古くから物語や詩歌に取り上げられてきました。滝は、新幹線新神戸駅の北100mの所に「雌滝」が、その上200mの所に「雄滝」があり、その2つにはさまれて、上流から夫婦滝、鼓ヶ滝があり、この4つを合わせて布引の滝といいます。
雄滝の高さは43m。水は6段に折れながら滝つぼに落ちており、その段ごとに、水がえぐった穴が開いています。ここには乙姫様が住んでいて、龍神となって海へ出かけ、多くの船を守ったという言い伝えが残されています。布引の滝が白く見えるのは、乙姫様の着る衣が水にさらされていることからだと考えられ、多くの和歌にこのことが詠まれてます。
この滝は平安の昔から景勝の地として知られ、多くの人が訪れました。京都に住む貴族も旧山陽道を通って滝見物を楽しみに来ていたようで、伊勢物語にもその様子が描かれています。明治の初めになって、花園社という市民団体が布引の滝を詠んだ多くの和歌の中から36首を選び歌碑を建てました。これからは、その後散逸してしまってものが多いのですが、後にいくつかが復元され、現在も滝の近辺に点在しています。
新緑の季節、まだ布引の滝を見たことがないという人も、一度訪れて、神戸の魅力を再確認してはいかがでしょうか。
(神戸のホームページより)
画像はフォトギャラリーにて公開してます(^^)
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