
'13/7月31日
今日ドライバースタンド二輪館にてスカブのプーリー関係一式を星野設計製に交換してみた。
ウェイトローラーは星野推奨の25g。
タイプを訪ねると現在このCJ46タイプのスカブにはワンタイプのプーリー【ハイスピードプーリー+S】しかリリースされていないとの事。
で、交換後、取り合えず乗った感想を書いておこうと思う次第です。
まず
①走り出し
取り敢えずノーマルとそれほど変わりなし。
②低速トルク
明らかに使用回転域が上がってパワフルにはなった。
語弊を怖れず例えるならスカブTIPE M的?
③街乗り感
何時もの様にスタート後5000rpmキープのまま加速していくと、ノーマルよりスピードの伸びが悪い。エンジン回転比率が上がった感じかな?
ノーマルだと5000rpmキープで加速して行くと、落ち着く速度は約70
km/h程だ。
それが星野プーリーでは60km/h程になった。。。
【なんだ、加速仕様になったのか、燃費悪くなりそうだな。。。】
と、内心ボヤく。
そしてそのまま高速へ向かうが、その途中、5500rpmから5000rpmへ落としていくと、先程より5000rpmでの巡航高速が5キロ程上がった。
この事からウェイトローラー変更によるギヤ変速ポイントの変化の影響だと理解した。
だから一瞬プーリーを加速型に変更した様に感じた訳だがそうではない様だ。
5000から5500rpm辺りは下からそこへ達するのと上から達するのとでは違ったスピードになるギヤチェンジ感が露骨に出る不安定ポイントの様だ。
因みに下から加速で達する速度
60km/h で5000rpm
70km/hで5250rpm
80km/hでは5500rpm
ここまでは250rpmごとに10km/hアップ。この辺りまでがCVTの無段階変速のトップギヤ相当の様だ。
その後は。。。
85km/hで5750rpm
まだ高速能力は未知数、望みは繋がった感高まるw
プーリーの底力が早く見たい!
そしてそのまま
③高速へ乗る
まず85km/h
5750rpm
ノーマルより250rpm下がった様だ。
90km/hでは6000rpm
ここも250rpmさがったね。
95km/hで6250rpm
98km/hで6500rpm。
102km/hで6750rpm。
7000rpmで107km/h。
7100rpmで110km/h。
均一ではないが大体250rpm刻みで5km/hの変化が見込める。
100km/hはノーマルだと7100rpmだったから500rpm位下がった事になる。
高速での走行感も余裕が感じられ、良い感じではある。が、自分の好みとしては少し低速での無駄な回転上がり現象を押さえてその分高速性能面を上げたい。そうすれば同時に一般道での燃費も上がってくるだろう。このままでは燃費が悪そうだし。
低速での走り出しも力強い。。。
まだ試してないが最高速もこりゃ間違いなく上がった筈だな。。。
後記【実際142km/h出た‥】
しかしトルク事態は落ちた様な。。。
【半クラ的トルク感‥】
全域使用回転が上がり全域で性能が向上した感じではあるが、低速域では結構回転の高さが嫌味。
深夜のお買い物時、走り出し音が御近所迷惑に成りかねない。。。
そう、回転数を上げないと走ってくれないのだ。
しかしまあ、それもノーマルを知ればこその不満ではあるのだが。。。
星野プーリー、メーカーとしての狙いを纏めると、、、
①プーリーを高速仕様にして美味しい最高速を確保。
②そこで犠牲になったトルクを補う為
、軽量ウェイトローラーにて加速時に過多の高回転を確保。これでノーマルプラスアルファの低中速トルクも稼ぐ
。
③それらのしわ寄せは、燃費の悪化やそれら交換部品自体の耐久性が落ちる事で納得してもらうと。。。
てな感じですかね。
何にせよ。。。
以前所有したノーマルイントルーダー400同等な位の走りをエンジンの負担も底々に可能にする勢いだw
※こちらは吸排気系を弄り、最高速は+10km/hにはなっていたが。。。
プーリー等の駆動系部品はこの際消耗品と考えるか。。。
このままでも高速道100km/h以下ならず~とクルーズしてても他の部品には何ら問題無さそうではある。
だが、それ以外での代償として低中速域での燃費の悪化は避けられないだろう。
CVT無段ギヤ変速ポイント内では大袈裟な言い方をすればRZの半クラダッシュ的加速。そこを過ぎ、トップギヤ相当に入れば本来のプーリー性能面が現れる。
燃費は80km/h以上でなら回転が抑えられてノーマルと比較しても先ず先ずな結果が得られそうだ。
スカブ400はもっと燃費が悪い訳だし、この余裕の走りにはそれだけの価値があるのかも。
条件として【プーリー関係の消耗部品の交換は20000キロ】にはなるが。
それと実際計ってみたのだがノーマルのウェイトローラーは35gだった。
ウェイトローラーに関してはノーマルプーリーとローラー35g、星野ハイスピードプーリー+Sと25gの今回セットのフィーリングから勘ピューターに掛けて計算すると29g位の方がトータル的に自分の好みに合っていそう。
信号ダッシュは自分の趣味ではないので。。。
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【今回の交換部品】
星野設計ハイスピードプーリー+S【CJ44A、46A】
数量1コ 単17500円
シール、ムーバブルドライブ21124-
14F00
数量1コ×2セット 計714円
星野設計ウェイトローラーSKYWAVE
250【25g】
数量3コ入×2セット 計2800円
交換工賃 単4725円
税込み合計金額 25739円
*ドライブベルトはまだ走行2200キロと新しかった為、未交換とした。
もしドライブベルトを含めても約6000円のアップ位との事。
またドライブベルトの寿命は20000キロ以内で早目にとの事。【メカニック談】
以上レポートでした☆
Posted at 2013/08/29 20:02:25 | |
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