ＬＥＤ自作への道＜ＣＲＤの使い方＞

例えば、電源電圧が９ＶでＬＥＤ１個３．６Ｖで１０ｍＡ流したい場合、抵抗なら
（９Ｖ－３．６Ｖ）÷１０ｍＡ＝５４０Ωです。

そこで今度は電源電圧を１２Ｖに変更すると、
（１２Ｖ－３．６Ｖ）÷１０ｍＡ＝８４０Ωです。

つまり抵抗では電圧に比例した電流が流れるので、電源電圧に合わせて抵抗値を変更する必要が有るのです。

しかし定電流ダイオード（ＣＲＤ）では抵抗と異なり、一定電圧を超えると定電流機能が働き、一定の電流が流れるのです。

だから電圧が変わっても、ＬＥＤ回路が壊れることなく使えるのです。

でもＣＲＤには極性（プラスとマイナス）が有るので、逆につなぐと電流制限をしないのでＬＥＤが壊れます。

でも抵抗を使う時と違って、ＬＥＤの電圧とＣＤＲの電力計算だけで済むので、計算が簡単です。

それからＣＲＤは並列にすると、流せる電流を増やすことが出来ます。

１０ｍＡが２本なら２０ｍＡ、１５ｍＡが２本なら３０ｍＡですね。

それと例えばＬＥＤに３０ｍＡ流したい時は、ＣＲＤに１５ｍＡ用を２本使うより１０ｍＡ用を３本使う方が電流が安定する様です。

ＬＥＤには照射範囲の狭いものと広いものが有るので、用途によって選択しましょう。

さあ、ＬＥＤで室内灯を自作して自己満足の世界に突入にしましょう！（＾＾）ｖ