X3 M40dとX4 M40iの試乗をするため、BMW Tokyo Bayに行って来ました。
X3 M40dは326ps/69.3kgmを発揮する直6 3.0Lディーゼルターボで、燃費は14.9km/L。
車両本体価格は875万円。
X4 M40iは360ps/51.0kgmを発揮する直6 3.0Lガソリンターボで、燃費は10.9km/L。
車両本体価格は977万円。
X4の方がX3よりも一回り大きく、全長4760mm×全幅1940mmとなっています。
試乗はどちらからでも良いとのことでしたが、6発のディーゼルの方が興味があったので、まずはX4から試乗させていただきました。
赤のボディカラーがX4のスタイリングによく合っています。
エンジンを始動すると一瞬だけ勇ましい音が響きます。
足はSUVにしてはかなり硬めで、トラックが多いお台場周辺の道路では轍にハンドルを取られることもしばしば。
21インチで、フロントは245/40、リアは275/35という太くて低扁平のタイヤを履いているせいでしょうか。
ノーマルモードではエキゾーストも加速感もそこまでのものではありませんでしたが、スポーツモードにすると中々気持ち良い音を響かせます。
ですが、発進時には1870kgの重さをどうしても感じてしまいます。
お次はX3。
スポーティーなX4の内装と違って、5シリーズを彷彿とさせるラグジュアリーな雰囲気。
シートの当たりも柔らかく、明らかにX4よりも足回りもソフト。
静粛性も高く、ディーゼルっぽいガラガラ音は殆ど感じません。
スポーツモードでは目覚ましい加速感を見せますが、以前にYouTubeで観た快音は聴こえて来ませんでした。
個体の問題なのか、スポーツモードでの加速時には結構な変速ショックも感じます。
これはX4にも言えますが、BMWのステアリングホイールは相変わらず太過ぎ。
官能的でスポーティーなX4、実用的で落ち着いた雰囲気のX3。
乗り比べたことで方向性の違いがよく分かりました。
どちらかを選ぶとしたら、私ならX3です。
折角の6気筒のガソリンエンジンなら、もう少し分かりやすい演出があっても良いと感じるからです。
またX4はシートの硬さもあって、家族を乗せてどこかに行くのに適しているとは言い難い。
X3の方がトータルバランスは優れています。
6シリーズグランツーリスモが展示してありました。
前の5シリーズGT同様、深海魚のような独特のリアデザインです。
後席は想像以上に広く、荷室もかなり実用的です。
リセールはメチャクチャ悪いでしょうから、新車で買うのは勇気が要りますね。
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試乗記 | クルマ
Posted at
2019/01/17 23:59:28