
また半年近く空いてしまいましたが久しぶりのブログです。
皆様お変わりありませんでしょうか?
私の方はというと、、、けっこう変わりありまして(笑)6月に約3週間ほど入院しておりました。車の入院ではなく本体の私の方の入院です。
病名は『硬膜動静脈瘻』です。
医療関係のご職業の方以外では初めて耳にする方もいらっしゃるかと思います。自分はハンドルネームの通り薬剤師で医療関係者にも関わらず知りませんでした。
以下、症状、治療、経過について書かせていただきます。
みんなのカーライフのサイトですがクルマは一切出てきませんので悪しからず。
2月
自分の場合、初期に現れた症状は頭痛でした。頭痛と言っても割れるような強い痛みではなく、10段階に分けたとしたら2~4程度の地味な痛みです。地味だけどそれがずっとしつこく続くというような症状。自分は職業上いつでも薬を飲める環境にあるので、今回もいつも通りすぐに服用しましたが効果なし。これはおかしいぞと思って近くのクリニックを受診しました。
その時の血圧が180/92。かなり高かったので血圧の薬を処方してもらいました。その後血圧は正常域まで下がって安定するも頭痛は継続。
友人の医者にも相談してみたところ、MRIを撮ってみたらいいよとのこと。しかし脳ドックを受診するとなるとは諭吉6人前後となかなか高額なため、多少なりとも安くあげようと思い、クリニックのDr.にMRIの検査を受けたいという旨を(安くあげたいという魂胆は隠しつつ)伝えたところ、総合病院への紹介状を書いていただけました。
3月
紹介先の病院で頭部MRI実施。
一週間後、検査結果。
通常では血管が写らない筈の場所に血管が写っており、更なる検査が必要なため、市内で脳外科で一番実績のある病院へ検査データ提供して紹介。
4月
再度MRI検査の結果、やはり血管が変な写り方をしているので、検査入院してカテーテルによる精密な検査をすることに。
5月
2泊3日の検査入院。
鼠蹊部から脳へとカテーテルを通す検査を実施。
後日、硬膜動静脈瘻の診断が確定となりました。
どういう病気かというと脳の動脈と静脈がくっつく血管の奇形です。
血液は、心臓→動脈→組織→静脈→心臓が通常の流れですが、なんらかの原因で心臓→動脈→静脈と繋がり、静脈に通常の約20倍近い圧力がかかっている状態で血液がうまく流れず、逆流を起こしていたそうです。恐らくこれが頭痛の原因だったのでしょう。
拾ってきた画像↓
私の脳の画像ではありませんが↓の矢印部分で血液の逆流が起きているため、MRIでは通常写らない筈の血管が写っています。
このまま放置しておいた場合、静脈が破裂して脳出血や脳梗塞を起こす可能性が15〜30%ほどというのがDr.の診断でした。
自分としてはこの数値は決して低くなく、むしろ高いと思ったので手術してもらうという選択肢を採りました。
ただ、運が悪いことに病変部が目と鼻のちょうど裏側だったことです。
後頭部や頭頂部であればカテーテルを通しやすいため血管内治療が可能なのですが、ここだと管をを到達させるのに非常に長いルートと、途中にあるいくつもの分岐を間違いなく通さなければならないため、カテーテルでの血管内治療はかなり困難であるということでした。
そのため、手術法はタイトルに英語で書きました『開頭手術』になったというわけです。
6月
13日 入院。
14日 手術実施。
どんな手術だったかというと
↓図の赤線部分を切って皮膚と骨膜をバリッと(音がしたかどうかは知りませんが)剥きます。
次に頭蓋骨が見えてきますので、これを↓図の赤い斜線部分のようにカチューシャ型に骨を切り取って外します。
すると病変部位が目視できるようになるので、問題の血管を直接潰していくというもの。
全て潰した後は外した骨を戻し、こめかみとカチューシャ部分はチタンプレートで留め、額の裏は人工骨を埋め込んだ後に縫合して終了となりました。
なお、このチタンは私の車のマフラーと同じ素材ではありますが爆音を発することはございません。
手術時間は約10時間だったそうです。
長時間に渡って治療していただいたDr.にはただひたすら感謝です!
術後3日ほどは痛み止めが切れると40度を超える熱と体の震えが止まらなくなるほどの寒さが繰り返し起きていました。正直、死んだ方がマシだろというくらいしんどかったです。
術後は他にも、下を向いたら髄液が前の方にチャプンと寄るのが感じられたり、くしゃみや咳をすると脳がビリビリ痛かったりとかありましたが、結果的には順調に3週間で退院となりました。
入院生活はというと、ここの病院はどこもきれいで中にローソンも出店しており、7時〜22時まではWiFiも使えるし、私は感染症のことを考慮して個室を取っていたので痛みさえなければヘタなビジネスホテルよりも断然快適でした。(写真は検査入院時のものです)
治療費は検査入院で約7諭吉もかかった割りには3週間の手術入院では約30諭吉でした。(個室料金、食費等含む)
高額療養費制度様々です。
退院後の現在は毎月1回CT検査のためこれから半年は通院することになりましたが、今のところ問題はないようです。飛行機はダメだそうですが。
最後に、今回のこの病気はほとんどが血管が破裂して病院に担ぎ込まれてからわかる病気だったそうです。頭のMRIを撮る人は少数だそうなので。
そういう意味では自分は発見することができたのはラッキーだったと思います。
皆様も少しでも体の異変を感じたらできるだけ早く病院を受診されることを強くお勧めします。
かなり長くなってしまいましたが最後までお付き合い頂きましてありがとうございます。
Posted at 2019/09/21 17:05:12 | |
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