オフミに限った訳ではないのですが、オフミを含めたイベントについてちょっとマジメに考えてみたいと思います。
マジメに考えるというより、これまで参加してきたオフミを客観的に見たり、もしくは自分が主催したオフミやイベントの企画の部分について微分的に見て、成功するためのコツやノウハウみたいなものを書いてみようかと。
まず、イベントは次のことがあって始まると思ってます。
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発起人(幹事)の強いコミットメント(目標に対する意思表示)
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周りをまきこむエンロールメント
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今回はコミットメントや実現のための管理手法みたいなものについて書いてみます。
(エンロールメントについては後日。。。)
イベントのコミットメントは実現したい目標を、自分に、そして周りに表明することですが、それも内容が具体的でないと主催する側も、それを受けて参加する側もトーンダウンしてしまうでしょう。
まず、ここで自分がホントにそれを実現したいかどうかが基本中の基本の大きなポイントになります。
ホントに実現したいのであればいいのですが、実現できなくても構わない。
・・・というレベルではコミットメントにならないだけでなく、最悪の場合、周りまで巻き込んで迷惑をかけてしまう恐れもあります。
では、具体的なコミットメントとは何でしょう。
それは、個人的には
5W1Hが明確になってることではないかと思ってます。
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When(いつ、いつまでに)
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Where(どこで)
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Who(誰が)
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Why(なんのために)
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How(どのように)
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What(何をする)
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この5W1Hが明確に案内されたイベントは、参加する側にも分かりやすいでしょう。
特にこの中でも、
WhenとWhere、Whatは特に重要と考えてます。
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「
いつ/いつまでに」 「
どこで」 「
何をする」
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最低でもこの3つがあれば、イベントの概要の外枠が分かりますよね。
あとの2W1Hは、最初の3Wが明確になっていれば後付けでもできるでしょう。
しかし、企画して最後までスムーズに企画が進むことはそんなに多くないかもしれません。
いろんなイレギュラーがあったり、場合によっては途中で5W1Hの変更を余儀なくされることも。。。
でもそうならないために、一つのノウハウというか、コツがあるのですが、
PCDAをのマネジメントサイクルをうまく回せば、本来の姿が見えてきて悩むことも少なくなるでしょう。
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P(Plan:企画、計画、仮説)
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D(Do:実行、実施)
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C(Check:評価、確認)
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A(Action:改善、見直し、フィードバック)
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計画して、それを実施し、その結果を評価し、改善する。。。
そして見直した結果が、さらに目標に対して達してるのか達してないのかを確認し、達してない場合は、何が足りなくて、その足りなさを補うためにまた仮説(P)を立て、実行(D)する。
そしてまた確認(C)して、足りなければ見直し(A)する。
これを繰り返すことにより、目標と現時点の位置がより明確化され、目標に達するために何をしなければならないかが見えてきます。
しかし、これはサイクルを回してこそ、目標に近づくことができるのですが、元の“P”=コミットメントがしっかりしてなければ“D”をすることができません。
また“P”と“D”をしてもそこで満足してしまい“C”以降ができない。
なんていうこともよく見かけます。
ここですでに気付いてる方もいるとは思いますが、目標を実現するってその
目標に対しての引き算方式、そして引き算での不足分の補間の仕方なんです。
目標と現時点での引き算が不足分であり、その不足分に対してどう埋めるかが確実に目標に届く方法になっていくのかと思います。
対して足し算方式は、頑張ったけど、ここまでしかできなかった。。。
というように目標が見えなくなったり、目標が変わってしまう恐れがあります。
足し算方式は個人でしてることなら構わないのですが、オフミやイベントなどの集まり、もしくは相手あってしてることなどは、周りへの影響が大きくなってしまう恐れがあるので集まりで何かを達成するということには向かないと思ってます。
これはオフミやイベントに限らず、仕事や事業をするときにもいえることでしょうね。
いわゆるプロジェクトマネジメントというものです。
このマネジメントはオフミやイベントの大きさに関係なく通じるものと考えてます。
もし、大きさが関係するとしたら、大きなオフミやイベントは、小さな目標がたくさんあることでしょうか。
私もそうですが、大きな目標をいきなり実現するのは難しいし、チャレンジする意欲さえも失せてしまうでしょう。
しかし、その小さな目標一つ一つをマネジメントし、小さくても確実に実現することで大きな目標を達成することができるのではないかと思います。
私はあまり経験したことないですが、大きなオフミやイベントの幹事、主催者はコミットメントを明確にし、そしてその目標に向かって目標を細分化して、それをスタッフで手分けして、一つ一つ実現していることが多いです。
細分化した目標に対して施策を実施し、結果がズレてしまった場合は、それを修正して、元の目標を目指す。
その繰り返しをしているように思えます。
その最終結果がオフミの成功ということになるでしょう。
来月に開催される
ミチノクオフミのスタッフの方々も、目標はとても大きいですが、毎回、当初に掲げた目標を達成しています。
きっと表に出てこないところで、同じことをしてるんだと思います。
私個人的には、
目標を実現できる人とできない人の差は、目標に対して最後に
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言い訳を作り出すか、結果を作り出すか。
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だと思ってます。
私はどんな結果であれ、結果は結果として後者でありたいと。
また、その結果を基に、次に何をすればいいのかを常に考えていたいと思ってます。
超長文で難しいことを書いてしまいましたが、こんなことをマジメに書くのもいいんじゃないでしょうか。