
ZX12Rのプラグ交換は大変だ-というのが昔からの話ですが・・というのもこの私当初自分で交換しようとして断念、先送りしていたのです20年も・・結構エンジンの調子は悪くないのです(爆)
でもでも、そりゃ~そろそろ交換したほうがいいぞって皆から言われ今回、相当長い補修期間(エンジンまわり)のうちにやっちまおうと決心し、昔はなかったyoutube窓も確認しつつ、ふむふむやれそうじゃん。と思った次第です。
私も程々にはやりますが、その私をもってして、たじろぐ内容だと思ってたものがそうでもない・・かも。
誰か良い方法があったら教えて下さい、今考えてるのは奥のプラグキャップをいかに容易に抜き差しするかです。(教えて~)
今回幸運が重なりうまくできましたが、その大変さたるや、なんでみんなそんな記事書いちゃうかな、私の苦労したところを書いてる人は一人もいないじゃないか(怒)。
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というわけでうまくできたからいいようなものの・・
バイクが汚いのはご容赦ください。だいたいみんなこんなもんです。
これは右側のヘッドに近いところですね、ワイヤーが何本も通っていますので、まずこれをどけねば手が入りません、これ見るだけでげんなりしますよね、タンク、タンクカバー?そんなものは問題ではありません。
そのままで良いです。
スロットルの開け締めのところを外すか、アクセルワイヤのところを外すかなと思い、アクセル部分を緩めて作業にかかりました。
これが右側ですね。
これはエンジンの上に爪で引っ掛けてあるゴム製のカバーです。
汚れと水よけかな?
外しちゃったあとです、強引に引っ張りながら引っかかっている部分を外していきます、前後がありますので装着するときに注意してください。
20年ものですからゴムも劣化してちぎれてしまいます。
これは左側ですね、電気ケーブルがいっぱい通ってます。
これもこのままだと手が入りませんのでカプラーを外していきます。
エンジン整備のとき用にこの位置にカプラーを付けたんではないだろうか。
5個位カプラーを抜きます、それぞれの爪の状況をよく見ながら外します。
ようやくヘッドが見えてきました、プラグキャップこんな形なんだ~
まずは、プラグキャップにつながっている電極を抜きます。
これは上から押すとパチンと言ってロック解除です。後は簡単に抜けます。
後方に少し引くとスコッと抜けます。
全てに言えることですが外側の2本はなんとかなるがセンター寄りの2本はこれほんとにできんのかよ~ ってのがこの後てんこ盛りでやってきます。
まずは電極を抜くですね。
その前に電極を引っ張ってる元のケーブル押さえを緩めときます。
これで少しは作業が楽になります。
電極のカプラーを外せば次はプラグキャップを抜くのです。
最初はこれは固着しているのかって思うほど動かないし、強引にやったらプラグキャップ壊れて注文ってことにならないだろうなって恐怖がよぎるのです。
まぁやり始めたからにはやらにゃー男じゃないってことで、当たり前のプラグキャップを想定してペンチでガッツリ掴んでうりゃっと引っ張り抜く力の入れ具合80%
1つ目が抜けたら構造もわかるしね、かなりホッとしたというか達成感
強力なペンチが必要と判断して大きめのロックプライヤー登場、両端はこれでおりゃーって抜ける、半端にやっては駄目、おかげでプラグキャップの頭はゴリゴリ。
間ちょっと飛ばし過ぎですみません、時間がかかりすぎて焦っておりました。
また後日の作業継続にしようかどうしようか・・
外側のプラグキャップは右も左も、先程のうりゃ~~って引っこ抜けるのですよ、そう、今あなたが思ったとおり、内側は一体どうなるのだろう(汗)
まず、プラグキャップを抜くというのがままならない、あまり言ってこなかったが、手の大きい(普通)僕は右手、左手を駆使しながら作業を行うわけだが、いくつかの写真でおわかりだろうが、エンジンの上は面の金属フレームであるおそらく諦める人多数だと思う。
僕の場合は神様ありがとうという神器が登場する。
程々のツールボックスやら色々あるわけだが小型の内張り剥がし用の金属コテがあったのがそれである、釘抜きみたいに湾曲L字で奥のプラグキャップを上に引き抜く試行錯誤しているうちに奥まで突っ込んでゴリッとテコの原理で上に上げる、引っ掛けるところはプラの頭のキャップの段差しか無い、横から見るとプラグキャップの2/3くらいしか見えてない。エンジンに傷がつこうが知ったこっちゃないモードでおりゃーってやるとグリッと浮いた、おー テンション上がる~ 何度かそれを繰り返し、左側を抜く。
ちょっと待て、たしかにプラグからは抜けたけどこの長いプラグキャップ抜けるのか・・そこは抜けるはずってのを信じてグリグリ縦にする横にする回す、強引にやる。結果強引が一番でしたね、下のほうがゴムなのでこの部分をぐいっと曲げて抜く。これ入れるときがより以上に大変でした。
まだ右のプラグキャップがあるのか、そのやり方が右には通用しない、段差が削れて浮かないのだ、違う方法を考えつつも思い直してキャップを強引に回して新しい段差を利用してゴリッと、また削れておしまい、段差がなくなるまでやってやる~~ また強引に回して 新しい段差にぐっと押し付けてゴリッと お~~動いた? 半信半疑、浮いた~素晴らしい、後何度かやってプラグから抜いてまた強引に引きずり出す。
やった~~~~ プラグキャップ外すの完了!
ってまだ半分じゃん
で登場するのが車載工具にあるプラグレンチ、これなければ絶対無理ですからぁ~(爆)これは2分割折れ曲がり式で、頭は14のボルトになっている、もう少し長さが欲しかったがらチャットに直で14の短いのをつけて作業を行いました。
プラグ外すのも大変ですよ、端っこは良いですよまだなんとかね、内側のラチェットが小さな動きのものを使わないと狭いのでラチェットが効かない、片手で抑えてという手も使えない、色々苦労して、4本外して、4本入れてもういやだ~お腹すいた~
外した4本、全く違和感ない20年もの走行距離がそんなに無いからかな、まだまだ磨いて使えそうなレベルですね。人によっては電極がちびってたって話もありますけどね。
何度も言うように外側のは良いですわ、斜めだけど結構上からできますからねこの長いのを横から入れてっての中のシリンダーは大変、先っぽを穴に入れグリグリ押し込むが頭が天井に引っかかって嫌がる嫌がる、強引にぐりぐりするしか無いですね。油でも塗ろうかと思った位引っかかって入っていかない。
んで入った後がまた大変、押し込むって作業が大変なのです、奥の方だから うりゃ~って叫びながら奥のプラグキャップを押し込むもなんか浮いてる、プラグキャップの緩みで失火、パワー不足とか頭によぎる・・ここもテコの原理でうまく使える90度パワーを置き換えるツールがほしいな。
まぁこんなもんで勘弁しといたろって、プラグキャップへのカプラーのケーブ雨を整え4つに指し終え、やった~ 基本的なところは完了ね。
後は緩めてたアクセルワイヤーやチョークのワイヤーや電装のカプラーなどをつないで~~~ けっこう、ここ面倒だった~ブレーキレバーまで外して、でもいい感じに戻せた
ってところで
早く帰りたいけど、最終段階、予定していたオイルフィルター交換しておこう、これは出っ張ってるフィルターをフィルター外しでぐるぐる回せばいいだけ、オイル受けに出たのは150ccくらいかな、まぁ誤差だから~ で新しいフィルターをくるくるはめてギューッと締めて、オイルふきふきして、ハイ完了!!
さてさてエンジンかかるかな ワクワク っていうか 当たり前にかかるはずだったのが・・ キーオン ちょいチョーク引いて セルをキュルキュルキュル~のはずがなんにも言わない ガーン そんな事があるとは予想していなかった。ガーン ガーン ガーン
カプラーが刺さって無いのか、ゆるいのか、メータは元気よくフリフリ
なんかの拍子にキルスイッチが入ってるのか、あっスタンド出てるからか
色々やっても あー セルが回らん・・・・・・ がーん、今日は帰ってまた今度かぁ・・・・ クラッチ握って見る キュルルル ガウン パチパチパチ~~~ やっほー
そうだったか、ギアが入ってたのか~ あ~~~良かった~~~ 神様ありがとう!
ってわけで全部で3時間半くらいかかったわけで、すげーじゃん俺、で終わりました。
みなさんも心して12Rのプラグ交換やってください。