AZワゴン・ディスクローター＆ブレーキパッド交換

久々の整備手帳です。
ウチのAZワゴンは御年１４歳になります。なんたって二十世紀生まれ（笑）

昨年の購入当初からブレーキの効きが甘く、10万キロ超えということもあり、
先週ホイールを外して点検しました。

…うーん、、、コレはかなり酷い（苦笑）
道理で、パニックブレーキでもタイヤがロックしないわけだ（爆）

で、早速ローター＆パッドを購入してDIYにて交換しました。

なお、ブレーキの整備ですので、資格者に依頼するか、資格者の監督下での作業を強くお勧めいたします。
他人に被害を及ぼしてしまってからでは遅いですから…

MC＆MD系に限らず、軽自動車やコンパクトカーでは、ローターは単に嵌っているだけというのが多いようです。

錆びて固着しているので、キャリパーを外してからハンマーでたたいて外しました。
ローターを再使用する場合などは、ローターのサービスホールにボルトをねじ込むと外せます。

キャリパーの取り外しについては、写真は省略します。
片押しのキャリパーなので、ボルト２本でストラットに固定されてます。
また、パッドを交換するためにキャリパーの8ミリボルト２本も先に緩めておくとやりやすいです。

それにしても…ローターの裏側は半分くらいしかパッドが当たっていないようです…

新品購入したのは、テクノ･パワーのローター＆日清紡のパッド。
送料込みで約１万円。

色付きのローターとか穴あき、スリット入りのが欲しかったのですが（笑）
まあ、予算的に純正同等品で行きます。
一応は、ローターは錆び止めコーティングされています。

多分、ローターは新車当時から無交換と思われます。
特に、裏側の段差は酷いです。

パッドも、厚さ的には基準値内ですが…
これまた、段減りが酷いです。。。

基本的に、ローター交換はパッド交換もセットで行いましょう。

古いパッドを外して、新品を組む手順は省略します。
（判らない方はプロに一任してください）

キャリパーのピストンを戻さなければ新品パッドは組めないでしょう、特殊工具でピストンを戻します。

写真は、パッドを組んで、キャリパーを取り付けた状態です。
ブレーキクリーナーでローターとパッドを念入りに洗浄しておきます。
新品のローターには、錆び止めのオイル分が付いてますから、ココは特に念入りに。

ココで注意。ピストンを戻す　と言う事は、ブレーキフルードがマスターに戻ると言う事です。

マスターの液面は要チェックです、片側のピストンを戻しただけで、かなり液面が上がりました。
溢れないように、スポイトやティッシュで吸い上げます。

写真は右側キャリパー。やっぱ新品は眩しい（笑）

交換後、試運転の際には特に注意して運転しましょう。
アタリが付くまでは、新品といえども効きが甘いです。

ちなみに、パニックブレーキでタイヤはロックするようになりました。