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2018年07月16日 イイね!

トヨタの3台の新型車

お台場にてランチの後、メガウェブにてようやく(?)トヨタの新型車3台とご対面してきました。

ここ、各種仕様が一度に揃うため、比較にはよいのですが、夏休み期間中の3連休ということもあり、この地域全体で大変な人混み。室内に座るのはもちろん、撮影するだけでも一苦労。じっくり細部を見るのは当然無理な状況でありまして、簡単な(?)感想といたします。

先ずはこちらから。

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6年半ぶりにモデルチェンジされた新型クラウン。
こちらは、アスリート系の後継と目されるRS Advanceとなります。
長年続いた、太いCピラーとロングデッキの組合せは、6ライトウィンドーとショートデッキへと一大変革を受けました。伝統的な”セダン”が、今風の類別で言う”グランクーペ”あるいは”スポーツバック”に変わったという言い方でもいいかもしれません。

BMWやアウディ等からの影響は否めないものの、ハッチは切らずというのはこれらとの大きな違いであり、一つの主張でもあります。

恐らく今のトップモードであるはずのこのスタイリング、私的にはこれらを思い出させずにはいられなかったりですが。

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上から130、170、190のコロナリフトバック(画像は全て輸出仕様。170と190の国内は”SF”の呼称アリ)。
当時の国内ではセダンの影に隠れてしまいましたが、今改めて見返すと先進的なスタイリングだったんだなと改めて感心させられます。

ここでこれらに触り始めると脱線したまま戻れなくなりそうなので、本題のクラウンに話を戻しますが、ビッグキャビンとショートデッキを対比で見せつつ、その間を強く傾斜させたリヤウィンドーで繋ぐこのスタイル、これまでのセダンを見慣れた目には新たな主張には映ります。
ただ、このスタイル、コロナの4ドアと5ドア間で比較すると解りやすいのですが、Cピラーの後端が後ろとなることでキャビンの量感やルーフラインの流麗さを表現できる一方、相対的にホイールベースが短く映ってしまったりします。今回のクラウンもスタイリングだけなら、リヤタイヤの位置をもう少し延ばした方がバランスは良かったと思います。実際にやろうとすると、前出しされたフロントタイヤ&1800mmを死守した全幅により、大きくなった最小回転半径がより大きくなって無理という判断となってしまうわけですが。

もう一つのポイントはリヤの居住性&トランクの使い勝手でありまして、確実にスタイリングのシワ寄せとなっていることを感じました。
後席に収まりますと、トルソー角をやや後傾させつつもヘッドクリアランスはギリギリ(サンルーフ付は頭が天井に触れる)ですし、天張りを黒に変えたことと相まって閉じ込められ感はかなりのものです。
トランクは、開口面積が本当に最小限。計りはしませんでしたが、W204より小さく感じたくらいです。容量自体は奥行きがあり、それなりの数値のようですが、その奥の方はホイールハウスの影響も受けていまして。これ、イメージとしては需要の多そうなゴルファーからは苦情が出そうな域の気がします。このクルマこそ積載方法を図示しないといけないような。
この後席とトランクって、あまり質疑を見かけませんが、フリートユースを相当見切った結果のように見受けます。
推測のとおりだとすれば、それが何よりクラウンの大きな変革なのだと思います。他方、メーターやインパネのレイアウト等には、これまでの様式を残している部分がある辺り、これはまだ変革の第一歩ということなのでしょう。
この変革の理由が、クラウン自らの事情ではなく、ミニバン・SUV・輸入車等の周辺状況故というのも、クラウンを迷わせる理由でしょうね。

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 クラウンもう一枚。右手前はRS AdvanceにTRDパーツを追加した仕様で、左奥はG-Exective。
メーカーとしては、右が売れて新たなイメージを構築してほしいのだろうと推測しますが、私はこれまでもアスリートよりロイヤルを支持すると書いたとおり、今回も左にクラウンの本来の良さが表れていると思います。
ユーザー層が大きく異なるであろうこの2台をディテール部分の変更くらいで同時に売らなければいけないのは、クラウンを悩ませる一因でしょうね。



クラウンが長くなりましたが、続いてはこちら

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20年以上の時を超えて、フルモデルチェンジを受けたセンチュリー。
こちらは変更の主な理由が自身ということで、非常に理解し易くかつ賛同もしやすい仕上がりだと思います。

私的感覚では、もう少しAピラーを起こしたいですし、トランク部分も延ばしたいですが、旧LSからの流用による制約かなというのは推測。

旧型以上に縁の遠くなったクルマですので、あまり触れませんが、「上品・(和風の)高級」を判っているなとは。
盾の如き巨大グリルでもなければ、レンズの造形や繋がりのないキャラクターラインで存在感とやらを主張することもありません。ということは、その逆は・・・以下略。各々の要望に応えるを理由にして、確信犯でやっているということなのでしょうね。昨今のデザインテイストとやらに食傷気味の身としては、心落ち着くものがございます。

クラウンがああいった変わり方をした今、こちらの縮小版の需要がありそうですし、それを問うてみるのも一石と書けるのは、外野の気楽さでしょうか。



最後はこちら

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クラウンと同時に発表された、カローラスポーツ。
こちらは廉価グレードのG”X”にアルミホイール等を追加した仕様のようです。

こちらは、ゴルフという基準車があるのと、国内はほぼ新たな開拓ということで、クラウンよりも狙いが明確に感じます。また、成り立ちや主張への理解もし易く。
カローラ直系の2BOXとして歴代を振り返ると、FX→ランクス→オーリスを経た後、新たにスポーツを名乗ることとなったわけで、その主張の仕方やスタイルの紆余曲折ぶりが何とも・・・、だったりはしますが。これ、ハッチバック=スポーツとは思えないこともあって、再びのFXで良かったと思うんですよね。狙いは当時と同じようなところですし、セダンとの順番が逆になったということだけかと。

このクルマ、トヨタ内の関係でつい語りたくなります。
セダンやフィールダーからの変わりようというのは、ようやく今の時流に追いついたということ。今まで国内仕様として割り切っていた(違うのを承知で作っていた)ものが、何であるのかを静かに主張しています。

また、同じTNGAから生まれたプリウスやC-HRとの対比でも、このクラスとしての整合性や合理性はこちらにあると思えるところです。言い方を変えると、このクラス・価格帯で選択してもいいかなと思える存在がトヨタの中にようやく登場したという所でしょうか。これのセダンには、かなり期待をしていたりも。

そんな目線で座ってみたものですから、苦言も少々。
内装は、色々種類がある中では、やや追加価格は張りますが、中間グレードのサドルタンの革がちょっと高級風味も感じさせて、好ましく思えました。ところが、このシート、マニュアルのみでパワーは選択不可。トヨタの共通モジュールシートはマニュアルだと座面前端が固定となるため、座面後ろを上げると頭上がきつく、下げると膝裏が圧迫、今回も私のポジションの好みとは合わず。プリウスはパワーシートの設定があるのですから、この設定で十分という割り切りが何とも勿体なく。オートワイパー・自動防眩ミラーの設定と共に追加要望といたします。
シートといえば、座面長ももう少し必要。基本骨格の変更はダメでも、可変長という選択もあるような。

もう一つ気になったのはドアミラー。
サイズが元々大きく、横方向は鏡面の中ほどを尖らせていてそれが更に顕著。ミラーtoミラーの寸法も増えますし、ややデザイン優先が過ぎるのではないかと思った次第。これ、フィールダー等と比較した時に、車幅が増えていることと相まって運転のし難さを感じさせる要因となってしまうのではと危惧もしますが。

実際に乗ってみると新たな印象もあるのでしょうが、パッケージングとしては改善点を挙げつつも、不可は感じませんでしたし、イイ線は突いているのではないでしょうか。前にも書きましたけれど、このクルマ、従前からあるアクセラやインプレッサにもいい刺激となると思えるんですよね。一足先に登場したシビックと合わせて、今このクラスは粒揃いであるとも言えます。輸入車に目を向ければ、値引き拡大中のゴルフ、Aクラスも範疇に含まれてきそうですし。


以上、本当に久方ぶりの新型車雑感をお送りしました。


【コロナの画像の引用元】
FavCars.com
Posted at 2018/07/16 10:23:07 | コメント(7) | トラックバック(0) | 新型車雑感 | クルマ
2018年07月14日 イイね!

5年目車検の打ち合わせ

2018/7/17 正式見積の到着に伴い追記

早いもので来月には2回目の車検を迎えるため、その事前の打ち合わせということで販売店に出かけてきました。

今の販売店のお勧めは、車検の日程だけ事前予約をして、当日に状態を確認してという形のようですが、私的には先に状態確認を含めた事前調整を済ませておいて、当日は預けるのみの方が好ましく思えるため、以前よりこの方法としています。古い車だと急に部品交換が必要となっても、その入手だけでも日数がかかったりすることもありますので、不確定要素は先に潰しておくのが良というのが経験則だったりするわけです。


実は今回の車検、費用がどれくらいかかるのか半ば心配、半ば興味津々でありました。世間的には、通説のように語られていますからね。「古くなると維持費がかかるため、長く乗るには適さないクルマ。5年目の車検までに手放すのが鉄則」とか。
それがどこまで真実なのかは、論より経験だろうと(笑)


そんなこんなで訪問した販売店、ボーナス後ということもあってか、何組か商談も進行中でありました。もっとも、販売店的には、AのモデルチェンジとCのマイナーチェンジ発表以降が商機の感覚なのかもしれません。

もちろん、こちらの目的は商談ではなく、一途車検(笑)。
「今時点で気になる点は無。ただし50,000キロを超えているので・・・」と告げ、その後状態の確認に要すること約1時間。

サービスアドバイザー氏からの診断は次のとおり。
 ・ブレーキ系の内、要交換はフロントパッドのみ。
 ・リヤパッドは、まだ1年以上使えるため交換不要。
 ・ブレーキローターも前後共まだ使える。ただし偏摩耗が一部あるため、パッドの交換に伴い鳴きが出る可能性はある。(ローターは1枚20,000円以上とのこと)
 ・その他には、点火プラグ等も交換不要。通常の定期交換部品のみで問題なさそう。

確認はしませんでしたが、50,000キロ経過の状態としては交換部品は少なめのはずで、日頃の乗り方が影響しているのであれば、大いに幸い。


この状態での概算金額は、諸費用込みで約20万円也。

ここで、メーカー推奨(?)のメンテナンスパックである、メンテナンスプラスライトについて質問したところ、前に聞いた通り、これまでのメンテナンスプラスと異なり、出費の大きいブレーキ系は対象外となるため、費用的には都度払いと変わらないとのこと。それであれば、加入のメリットは少ないと判断しました。
半ば余談ですが、メンテナンスプラスライトの金額が約12万円。ここから逆算すると、2年点検が交換部品込みで8万前後、1年点検が同4万弱の計算でしょうか。


安いとはとても口には出せない金額ですが、これまでのほぼ皆無に近い故障経験やこの先1年間は消耗部品も気にせず大過なく乗れそうなことと合わせれば、私的には仕方ないの範疇。定期的に交換を要するモノも含めて、純正の部品代はメルセデス価格ですし。車検に要する期間は「3日見てもらえば大丈夫」だそうで、8月上旬に入庫予約となりました。


この後、連絡が入り、フロントパッドは月内の交換であれば、前回の車検時に加入したメンテナンスプラスの適用が可能とのこと。
もちろん迷わずでお願いしました。それまでは、ダスト量の少ない社外品を選択というのも多少脳裏にあったのですが、交換費用との天秤では悩みようもありません。まだしばらくは、洗車の都度、面倒と思いながらブレーキダストと格闘する日々が続くこととなります(笑)


判断はいろいろあるだろうという前提での私感。
日本車の同クラスと比べると明らかに高いとは思いますが、これは部品代が要因。5年50,000キロ経過時の交換部品量としては、日本車とは大きな差があるとは思えません。2回目の車検以降は、一気に維持費が上がるということもなさそうです。それまでに、費用の先払いをしていた分の保護はなくなり、都度出費が必要にはなりますけれども。

むしろ5年で手放すの理由は、維持費ではなくリセールバリューの方かもしれません。古いモデルは維持費の点で敬遠されがちで、ここを過ぎると、率としては下がるのではないかと推測します。気にされる方には一つの契機であるのかなと。
私はモデル末期に人気仕様とは呼べない仕様を買っていますから、ここまでの値落ちが激し過ぎて、この先はあまり変わりようもなさそうですし、元よりリセールは考えずで乗っていますが(笑)

話を戻すと、先送り状態となった消耗品の交換は順次必要ですが、まだしばらくは継続維持を迷うほどの費用が必要とはならずで済みそうな気がします。あとは保証が切れたことで、突発の故障が出るのか、ですね。日々乗っている印象では、こちらもあまり心配はなさそうなんですよね。。。

以下、2018/7/17追記*****************************

正式な見積りが到着しました。

見積りを確認しますと、2年点検が約5万円。ほぼ必須メニューのオイル&フィルター、ワイパーブレードの交換が約3万円とありました。従ってメンテナンスプラスライトの金額からの8万円前後という推測はほぼ当たり。
なお、今回費用のかからないフロントパッドの交換は、工賃込みで約2万円也。

ここからすると、コミ20万円というのは、整備が多少追加になっても当初金額を超えない想定で提示されていたのでしょうね。最終確定までには、まだ流動要素がありますので、現時点のご報告ということで。
Posted at 2018/07/14 22:09:55 | コメント(3) | トラックバック(0) | W204 | クルマ
2018年07月10日 イイね!

上期の新車販売台数から25年前を振り返ってみる

何かブログネタを、と思いつつも一番話題にし易いはずの自車は車検前。

最近出た新型車も実車を見てみたいとは思うものの、ブログのためにあえて予定を変えてまでとはならずでありまして、つい最近発表となりましたこんな話題から起こしてみることにします。

もちろん、発表された情報の分析は各所にお任せをして、私の方は過去を振り返ってみるということで。
過去の何時に照点をあてるかは悩みどころですが、今回は四半世紀前となる25年前=1993年(平成5年)のベスト10としてみます。

データの引用元は、当時の月刊自家用車誌に掲載された自販連発表のもの。
この手の台数は、数値の取り方等で変動するため、あくまでも参考・・・というのはお約束w

それでは、10位から紹介していきます。


10.カリーナ
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セダンは前年に登場ということで新車効果がまだ残っていたことが幸いして、コロナ、ブルーバード、プリメーラ等を抑えて、このセグメント唯一のランクインとなりました。もちろん、まだ4ドアハードトップのブームも残っていたころで、その元祖となるカリーナEDも2割の比率で台数に貢献。セダンに限ればコロナもほぼ同台数を売っていますが、エクシブとEDの台数差がベスト10を隔てる差となりました。EDの一番売れていた時期には半数強だったことからすると、元祖のピークは過ぎていたなんて見方も出来ますが。

前年末に登場したカルディナの台数も調べてみたのですが、この時点ではまだカリーナセダンよりも少ないくらいの台数でした。この後はステーションワゴンブームが訪れて、ハードトップも含めてコロナ・カリーナのマーケットを奪っていく構図となっていきます。



9.クラウン
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歴代でも不人気という評価をされることの多い、140ロイヤルの前期の時代となります。
前代となる130系の時期には、ベスト3に入るくらいだったのですから、この位置というのはモデル人気が大きく関係しているのは疑いようもなく。

もっとも後記するランキング上位のクルマたちからすると、景気後退が高級車・高額車のマーケット自体をシュリンクさせてしまい、クラウンもその影響を受けたと見ることも可能だったりします。
マジェスタを追加して、高級に舵を切ったクラウンは、この後ロイヤルを大改修し、更にはハードトップに2000を復活させて、シリーズを再定義、台数の確保を目指すこととなります。



8.スプリンター
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セダン・マリノ・トレノ・カリブという多くのバリエーションから、どれを掲載するかは悩んだのですが、カローラのスペシャルティを象徴する車型ということで、トレノとしてみました。セダン・マリノ・トレノの販売比率は、兄弟車カローラと比較した時に、約3分の1となるセダン・トレノに対して、マリノはセレスよりも多いくらいとなるわけでありまして、その性格付けや当時のユーザー層が透けて見えるような気がします。販売系列内の上位車種がカムリとチェイサーという違いを微妙に反映しているのかもしれません。

100系の推移については、後で登場するカローラのところで記載することとします。



7.エスティマ

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まだRVに類されていた頃のミニバンの中から唯一のランクインとなりました。
統計の取り方では、エスティマ・ルシーダ・エミーナの合計台数とされています(同時期のライトエースとタウンエースは別計上という不思議。もっとも合計してもベスト10には届きません)。ミニバンの中でも群を抜いて売れていたのが、このエスティマでありまして、セダンに乗っていたユーザーが乗り換えを始めていたことを想像させます。

なお、RVという括りの中では、パジェロやハイラックスサーフの人気が一段落し始めた時期でもありまして、RVブームは限界に達したという見解がなされているのが当時という時代らしいですね。その後の推移は、限界ではなかったとなる訳です。



6.シビック
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トヨタと日産が並ぶ中、唯一その他の社からランクインしたクルマがこのシビックとなります。
ホンダの他車は、インテグラがシビックの約半分、その他はさらに少ない状況にありましたので、ホンダの国内市場を一台で支えていたという見方もできると思います。

シビックは、ワンダーの世代以降、販売台数が増えて、このスポーツの世代でもその人気が継続していました。
もっとも、販売台数の比率としては、登場当初に話題となったVTEC搭載車ではなく、1500MXや1300ELが増えていました。
比較的指名買いが多かったシビックといえども、不況の影響は受けていたのです。



5.スターレット
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適当な画像がなかったため、前期の輸出仕様で掲載します。
80年代にはベスト10に入らることのなかったスターレットがこの位置というのが、当時の世相を象徴しているように思います。景気後退局面に入り、他車が販売台数を落とす中、台数を維持した結果と言えるからです。不況の時期には、コンパクトカーが強いというのは、昨今の話ではないのです。

スターレットは、この時点で4年目に突入する古参モデルながら、お買い得グレードであるソレイユLやその特別仕様を中心に、堅実な成績を残していました。台数を売ってはいましたが、その価格の維持は難しかったようで、翌年のマイナーチェンジ、96年のフルモデルチェンジとコストダウンを主眼としたような変更が続いていくこととなります。


半ば余談となりますが、このスターレットの上級車となるターセル・コルサ・カローラIIの3兄弟を合算すると、実は3位となったりします(ルシーダ・エミーナ以上に近い3兄弟が別計上というのも、また不思議也)。この3兄弟、殆どの他車が対前年比を大きく落とす中、同じくモデル末期に入った状況ながら対前年比を伸ばしてもいたり。実は安くても安く見えないに好調の理由があったように思いますが、この後はスターレット以上に安いを追求したクルマ作りがされるようになっていきます。

台数としては、今年のアクアに近い数値でありまして、アクアは現代版スターレットと書くと怒られてしまいますか。



4.サニー
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こちらもモデル末期ながらのランクイン。
モデル初期には高級車と謳ったものの、この時期にはお買い得が前面に出された訴求がされていました。

100系のカローラ・スプリンター同様、バブル期の仕込みということで、歴代でも屈指の入念な作り込みがありましたから、その価格と合わせて、お買い得に偽りなしだったと言えそうです。
他車と違って、セダンのみでのランクインですから、このデザインが受けていたのでしょうね。この次世代、評価が分かれると言えども、きちんと好評の理由を分析できていたとは思えず。(それもまた日産らしいということで)



3.マーチ
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不況に強いコンパクトカー、前年に登場したばかり、日産全ての系列での販売、といった理由が重なれば、この位置も納得できるというものです。
バブル期のクルマ作りを見慣れた身からすると、清涼剤のようなクルマでもありました。CVTが目玉でしたが、売れ筋は、従来からのトルコンAT(それでも4速の採用は大英断)だったi・z-fでした。

このクラスでも負けたくないトヨタは価格勝負をしかけますが、マーチはその後も負けずに売れ続けます。
当時の私は見抜けませんでしたが、クルマ作りの思想の骨太さがきちんと評価されていたのがその理由だと思っています。

こちらの台数は、今年のノートに近い数字。スターレットの現代版がアクアなら、ノートはマーチの現代版という解釈をすると新たな理解となるかもしれません。



2.マークII
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バブル期のベスト3の常連がここにランクイン。
この時点では、マーチの1.5倍以上を売り、カローラに迫る台数を売っていました。前年にモデルチェンジしたこともあり、対前年度比でもプラス。

不況の波をいち早く被った他車(他社)が、マークIIによる起爆効果を期待したくらいなのですから、当時の強さは群を抜いていました。もっとも、新車効果が薄れるのは、おそらく当初想定以上に早く、その対策として、お買い得を強調した特別仕様車が連発されることになります。



1.カローラ
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常勝を続けていたカローラはやはりここの位置となります。
セダン・セレス・レビンの中では、セダンとレビンがマイナーチェンジの効果からか意外と根強く、セレスはマリノ以上に対前年比を減らしています。

セダンとレビンのマイナーチェンジは、豪華になり過ぎた前期の反省が反映された内容でした。カローラ系も、この後しばらくはコストダウンを主眼とした変更が続く中で、ツーリングワゴンが新たな柱となっていきます。



以上、ベスト10という枠で見ると、バブル期の常連(セダンという括りでもいいかもしれません)が順位を下げる一方で、RVやコンパクトといった従来とは違うクルマが、上位に入ってくる変動期にあったと言えそうです。その変動は、この後さらに激しくなっていくこととなります。販売の最前線では、その変動に対応するため、かなりの苦労があったのではないかと想像するところです。


なお、1993年の上半期という視点で見ると、軽自動車と登録車を足した乗用車の合計で約250万台。この台数でも前年に比べて2桁近いマイナスということで、騒ぎとなっていたりします。今年が約230万台ですから、四半世紀の間に20万台減った構図です。更に軽乗用車は、その間に約2倍となっています。もちろんその分、登録車は減っています。

特に登録車については、マーケットの確保だけでも大変で、この状況では車種を減らしつつ、国外にも販路を求めるという展開も仕方ないかなと改めて思った比較ということで、この振り返りを締めさせていただくこととします。


【画像の引用元】
FavCars.com
Posted at 2018/07/10 21:45:46 | コメント(7) | トラックバック(0) | 気になったニュース | クルマ
2018年06月19日 イイね!

MICHELIN PRIMACY 4

ふと、気が付くと前回更新から1か月以上が経過(汗)
そろそろ更新しないと、などと追い込まれつつの気分でもあり。


先ずは自車の話。
梅雨入りも何のその、この間長距離主体で使ったこともあり51,000kmを超えていますが、相変わらず何事もなくで2回目の車検を迎えようとしています。
販売店との詳細な打合せは来月以降となりますが、消耗部品の交換はそれなりに挙がってしまうであろう走行距離ではありますね。


世間的には、ここのところ新型車の話題が続いていますが、今の最大風速は、来週の発表が予告されているクラウンとカローラでしょうか。
過去の多くの事例からして、ここ最近になって一気に出てきた半ばティザー的な評価は、明らかにご祝儀相場込みと判断せざるを得ませんが、共にメーカーの中心車種ということからして、かなりの力が入っているであろうことは容易に想像できます。

この2台、特にクラウンの方はその変革のさせ方等、賛同できない部分があるのですが、何となく一時期強く感じていた混迷期からは、抜け出しつつある気はしています。他車の発奮材料ともなり得るクルマ達という意味でも、その効果は大きいと思う訳です。



もっとも個人的な興味はこの2台よりも、昨日発表されたこちらのタイヤだったりするのですが(笑)

現行のPRIMACY3は、2013年の登場ということで、5年ぶりの新作となるようです。特に欧州においては、非常に競争の激しいカテゴリということで、その間の成果が大きく謳われています。

 〇履き始め時のウェットブレーキング性能 4.5%向上
 〇履き替え時のウェットブレーキング性能 13.3%向上
 〇静粛性 6%向上

この数値の試験条件は、205/55R16 91Wのタイヤサイズに空気圧220~230kPaと書かれていまして、正しく今私が使っているサイズ&空気圧に該当していたりもします。(もっとも、その他の記載条件からして、試験車両自体は恐らく現行ゴルフと推測)

大幅な性能向上が約束されたようなものですから、ユーザーとしては気にするなというのが無理というもの。自分の感覚でも、ウェットブレーキングこそ今でも十分な性能と思うものの、騒音に関しては、改善点の一つとして挙げていたわけでありまして、その向上は何とも魅力的ではあります。

さすがに、20,000km使っていないタイヤを今直ぐ交換とはならないものの、今使っているタイヤも、恐らく後1年10,000km強で交換時期を迎えることとなるはずですから、その際の大本命が登場したということですね。1年後、今の別案に位置するcontinentalのPC5やUC6との比較を楽しみに待ちたいと思います。

まぁ、これぐらい経ってからの方が、価格は確実に落ち着きますし、市場評価も定着するしで、いい買い物となる要素は増える気がします。PRIMACY 3の205/55R16サイズに関しては、当初PRIMACY 3STが投入されたものの、しばらくしてからPRIMACY 3に変更されたという経緯もあり、(PRIMACY4の登場の関係か、直近では91Vへ更なる変更となった模様)、尚更待ちが懸命かなと思えたり。
早々に初物を買い求めて、新製品の旨味を味わうというのも、それはそれでアリな選択だとも思うのではありますが。

以上、久方ぶりに(?)購買欲がそそられる新製品が発表されたという話でした。
Posted at 2018/06/19 20:52:45 | コメント(5) | トラックバック(0) | 気になったニュース | クルマ
2018年05月08日 イイね!

今まで乗った中で一番良かったクルマ(みんカラ投稿企画)

GWは、近場を中心に出かける機会が多く、この期間だけで900km近い距離を乗ってしまいました。と書きつつも、出かけた先は既に紹介済ばかりですので、詳細は略。最近は、初めての場所に出かけるよりも、既に出かけた場所への再訪が多くなったように思います。
近々での長距離走も決まりまして、これにて初夏を待たずに50,000kmの大台越えが確定となりました。


さて、ストリームを眺めていたところ、久方ぶりの面白そうなお題が出ていましたので、参加することにします。お題は「今まで乗った中で一番良かったクルマ」ですか。

このお題、いろいろな切り口が考えられそうでありながらも、わざと曖昧にしているのかなと思える部分がありますので、話を適当に膨らませつつで進めていくこととします。

先ず最初の分岐となるのは、「自分で所有したクルマ」なのか「一見で乗ったクルマ」なのかということでしょうかね。
幸いにして、クルマを所有し始めて四半世紀以上が経過しながらも、台数は極限られていますので、自分名義限定は比較的楽。
今のメルセデスも自己視点を含めた評価は高くて、本当に気に入っています。また、購入経緯や手の加え方からするとGX81セダンも候補に残ってとなるのですが、一番となるとやはりというべきかJZX81セダンが浮上してきます。

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このクルマへの溺愛ぶりは、あまり語らずともと思いますが。
扱い易い5ナンバーフルサイズに大人4人が寛いで乗れる室内空間。余裕十分の動力性能とスムース至極のAT。コストダウンという言葉とは無縁の内外装の作り込み等々、賛美の言葉が次々浮かびます(笑)

もっとも一番大きな理由は、初めて買った車という事実が何よりですし、まだ若かった自分や当時という時代背景の中で、といった観点もあるように思います。ノーマル状態も好きだったのですが、更に気に入るよう、いろいろ手を加えていた点も考えると、クルマに一番熱中していた時期と重なっていたと言えるかもしれませんね。



次は一見部門で書いてみます。
厳密な算出ではありませんが、免許所得からこれまででおそらく200台以上は乗ったことがあるはずで、そんな中からの抽出となります。

ここでも分岐させてみると「自分のクルマ」という視点が持てたのか、あるいはいい経験だったのかでしょうかね。
前者だと自分の生活の中で一緒に暮らすという観点が絶対になりますし、後者だとこういうクルマが持てる生活も含めてというか、そういったものへの憧れが一緒に付随する気がします。

前者はプログレ、クラウン150セダン、W204も候補に浮かびつつとなりますが、現時点の絶対評価を最優先してW205のC200を挙げることにします。

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正直なところ、現車と比較して気になる点も多少ありますが、改良点も多数という事実を見逃すことはできません。私の中ではこのサイズが上限の感が強いですし、数ある同セグメントの中でもワールドベストだとも思います。走る・曲がる・止まるを高次元にバランスさせた上で、最善の安全性を追求したその姿は良いクルマの筆頭なのです。C180でも十分以上ですが、より魅力的なのはC200ですね。


一方の後者ですが、制約はだいぶ緩くなって、無差別級の感も出てきますね(笑)
この中だと、クラウン170アスリートV、W213が浮かんできたのですが、マイセレクトは2代目センチュリーにします。

空前絶後に思えるV12という記号性、極めて手の込んだ内外装の作り込みは、濃厚極まるというしかない世界観に完全に圧倒されました。ただ、その世界観は、自分を取り巻く現実からは遠く離れているのも事実でありまして、さすがに引き寄せられずには済んだのですけれども。
一見のさらに短時間の経験ながらも、私の中では一生の思い出となり得るのではと思ったりする一台なのです。逆に短時間だからこそ、冷静視点に至らずに済んだのが幸いしたという点はあるかもしれませんね。

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以上、切り口を変えつながらで挙げてみました。
書いていて思ったのは、良かったの評価にはクルマ単体のみではなく、何となく時代の中の立ち位置や自分を取り巻く環境も絡んでくる気がするということでしょうか。

クルマのハードウェアは確実に進歩しているはずですから、最新が最良は一つの真実と思う一方で、あのクルマはよかったと遠い目になりつつでちょっと古いクルマが思い浮かぶのは、あの頃はよかったという感情があるからこそだと思うのです。
Posted at 2018/05/08 21:32:41 | コメント(6) | トラックバック(0) | みんカラ投稿企画 | クルマ

プロフィール

「トヨタの3台の新型車 http://cvw.jp/b/1984303/41728014/
何シテル?   07/16 10:23
3台計で20年以上の長きに渡って乗り続けたX80系からW204への代替がみんカラを始める動機となりました。 最初はW204関連を主とするはずだったのですが...
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2013年9月14日納車 アドバンストライトパッケージ ボディカラー:988 ダイヤモン ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1995年12月登録(同型最終年月) 2001年6月購入 2013年9月譲渡 ボディカ ...
トヨタ マークII トヨタ マークII
1992年6月購入 2009年3月一時抹消 2009年6月永久抹消 ボディカラー:18 ...
トヨタ クレスタ トヨタ クレスタ
1991年7月登録 2000年11月購入 2001年6月譲渡 ボディカラー:27N パ ...
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