おっ♂shinのブログ一覧

土曜日の晩は、たいらっぷくんの快気祝いを兼ねて大人会議をして、

なにやら「たいらっぷくんはピノキオだった」
と言うバカ話で大笑いをして楽しく過ごしたのですが・・・。

翌日の日曜は・・・

突然、知らされた高校時代の同級生の訃報で、

故人宅へ線香をたむけに行って来ました。

この友人とは高校在学中も卒業後も私を含め5人組みでｗ
ﾒｯﾁｬ仲のいい親友でした。

卒業後は夜な夜な当時の千葉名所でもある○○パ橋へ行ったりｗ
横浜や江ノ島方面へ繰り出し暴走＆暴○を共にしていた親友でもあり戦友の一人でした。

そんな友ともお互い結婚して家庭が出来たり生活環境が変わっても・・・
それでも5人は家族ぐるみの付き合いをし、非常に良い友達関係だったのです。

が！
やはり、徐々に逢う回数が減り・・・
ここ8年位は疎遠となってしまっていたんです。

そしてその直後、亡くなった友人に異変が起きたらしいです。

7年前に太股に腫瘍らしきものができ、病院へ行った所ﾁｮｯﾄした「おでき」と診断され、取れば治るだろうとの事だったそうです。
ところが、その「おでき」を取ったのにﾁｮｯﾄ場所を移動して更に大きな「おでき」ができ、病院で詳しい検査をしたら・・・？？？？肉腫という日本国内でも十数人しか例のない癌に侵されていたそうなんです。

その癌は、彼の体の各所に転移し既に完治は難しい状態。
でも、幸いな事にこの癌は進行が遅くまだ30代だったにも関らず7年間の歳月を生き抜く事ができたらしいのですよ！

そんな病状を彼は全て承知したうえで癌と闘い、入退院を繰り返しながら会社にも通い普通に生活をして過ごしていたそうです。
それも、病気の事を会社にも・・・勿論、私達友人にも言わずに・・・
病気の事は家族しか知らずに。。。

なんて強い奴なんでしょう～？（涙

私なら・・・絶対耐えられません。。。

友人はお母様や奥さんに、「友達には絶対言うな！」と硬く口止めをしていたのですよ！

最後まで弱い自分を友人に見せたくなかったのでは？と奥さんが言ってました。

なので、入院している時もお葬式も一切連絡は無く・・・。
亡くなって一ヶ月を過ぎて私達は知ったと言う訳です（号泣

だって、知るはずも無いですよ～
年賀状が毎年届くのですが、元気に奥さんと旅行してる写真しか送って来ないのですから・・・。（わざわざ元気な写真だけを探して送っていたらしい）

そして更に、最後まで奥さんに弱音や何かして欲しいと言わなかったんだそうです。
それから体中が痛いはずなのにモルヒネは打たなかったんだそうですよ！
自分の父親も癌で亡くしているのですが、その時に遺骨が残らなかった事から「俺は骨くらい残すんだ！」と言って拒否し続けたそうです。

なんか、カッコイイよね～
男の美学だな。。。


そんな故人の前でしたが、奥さんやお母様は気丈に振る舞ってくれました。
そして、友人の闘病記を奥様が製作して私達に見せてくたのです。
その闘病生活の説明を受けながら写真を見ていると奴は最後の最後まで望みを持っていたのが窺い知れました。
どんなに痩せて姿は変わっていても目！目だけは生き生きしていて生気を失っていませんでした。
それが亡くなる前日の写真までもが・・・・・！

さすがに目頭が熱くなる思いでしたね～
私も冗談で、「来年の初日の出は樹海で・・・」なんて言ってますが、
彼から教わり元気を貰いました。
元気なのに、そんなふざけた事を言っててはダメですね！

そんなこんなで、高校時代の思い出話などをお母様としたり色々思い出話をして帰宅しようと、故人宅を出る時・・・
お母様から・・・

「お！shin君、ｊ君、・・・」
「アンタ達に巡り合えたのが一番の幸せだったって、良く言ってたよ～」
「アンタ達は元気で頑張るんだよ～」

・・・と声を掛けられ・・・

ヤバイです。

鬼の目にも涙？ｗ

涙が出てしまいました（一生の不覚。。。汗）


その帰り道。。。
もし私が居なくなったら家族は？娘達はどうなっちゃうの？
ｵﾏｹに自分の健康状態に自信がある訳でも無し・・・。
などと、友人と二人考え込んでしまったのは言うまでもありません。



長文になりましたが、誰かに聞いてもらわないと・・・
どうも自分の心に納めきれない思いが込み上げてきてしまうので書いてしました。
嫌ですね～大事な親友を亡くすのは。。。
残念でなりません。


すいません。
とんだワタクシ事で・・・。