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2022年01月17日

2022.1.16津波警報と1995.1.17の記憶

2022.1.16津波警報と1995.1.17の記憶


1月15日(土)深夜から16日(日)未明、
そろそろ寝ようとすると、
何やらネットとテレビが騒がしく…!?







1月16日午前0時15分 奄美群島・トカラ列島に津波警報が発令。
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事の起こりは、1月15日(土)日本時間午後1時頃、南半球の南太平洋トンガ諸島で、大規模な噴火が発生。
気象庁は午後7時過ぎ、一旦、
「多少の潮位変化はあるが被害の心配ない」
と発表していたのですが...。
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気象衛星ひまわりの画像には、トンガ諸島に立ち上る巨大な噴煙が捉えられています
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日本からトンガ諸島までの距離は、直線で約8000㎞。
ちなみにマレーシアからトンガまでは約8000㎞、日本とマレーシアは約6000㎞離れています。
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今回、日本への第1波の到達時刻が早いのが気になっていました。
津波は、海の水深が深いと波高は低いが伝播速度は速く、陸が近づき水深が浅くなると、伝播速度は遅くなるが波高が高くなる性質があります。
水深5000m以上の深海域だと、時速800㎞以上で航空機並み。
とすれば、そんなものなのか?
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第1波が到達したのは、15日午後8時前後から9時台。
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噴火発生から8時間で、本土に到達ということは、到達速度が時速1000㎞!?
そんなに速いのか?alt

1月16日(日)午前0時15分 
奄美群島・トカラ列島に津波警報。
しかしこの時既に、津波は奄美・トカラに到達していました。
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1月16日(日)午前2時54分 今度は岩手県に津波警報発令。
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16日未明から午前中にかけて、津波警報・注意報のピーク時の範囲。
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さらに日本海沿岸には、若干の潮位変動として津波予測も出されていました。
太平洋側だけ、ということはない訳ですね。
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結局、なんだか寝室に一人で寝るのが怖くなり、明かりを点けて、リビングのソファーで横になって、朝を迎えました。
いい年したおじさんも、こういう時は不安を覚えるのです。





16日(日)朝、東北太平洋沿岸には既に津波が到達している、とのニュース。
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16日(日)始発から、三陸鉄道は運転見合わせ。
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岩手県久慈市では、15日の夜半から16日朝にかけて異常な潮位変動が観測されていました。
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現在トンガの通信網(海底ケーブル)が遮断され、被害状況がつかめない、ということらしいですが、まだ通信できていた時のツィッター画像には、トンガ諸島全土に津波警報が発令され、83㎝の津波を観測したとのこと。
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しかし、トンガ諸島と日本の間にある、ツバル、キリバス、ミクロネシア、サイパンでは大きな潮位変化は見られず、それらを超えて、日本沿岸で津波を観測。
ツバルなんて海抜1mほどしかなく、温暖化の海面上昇で水没すると言われて久しいのですが、被害報告がない。
これは何かがおかしい…!?
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15日午後8時頃、日本各地で気圧変動が観測されていて、最大2hpa(ヘクトパスカル)上昇した、と気象庁の記者会見でも報告されていました。
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2hpa気圧が上がると、海面を2㎝押し下げる、と言われます。
今回気象庁は、この潮位変動の原因について慎重な発言を繰り返し、メカニズムは不明としたうえで、津波と呼ばず異常な潮位変動に対して、津波注意報・警報のシステムを利用して、注意喚起と避難指示を行った、と記者会見で言っています。

到達速度が速いこと、日本に到達するまでの、島々で潮位変動が報告されていないことから、今回の津波(異常潮位変動)は、噴火で生じた衝撃波による、日本ではかつて例のない現象。との見方がされています。

衝撃波とは、媒体中(この場合は空気)中を超音速で伝搬する圧力波の一種。
大気の圧力変動が起こり気圧が上がって、海面が押され、行き場を失った海水により日本付近で海面上昇を起こした、というもの。
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日本近海では、プレートの沈み込みがあり、海底の地形が複雑なのですが、それも潮位変動に影響したのかもしれません。
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津波として観測された海面上昇は最大が奄美の1.2m。岩手県久慈港でも1.1mに達しました。
四国では、0.9mながら、係留していた漁船が転覆する被害も出ました。
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警報は段階的に注意報に切り替わり、噴火から、約24時間後の16日午後12時50分。
全ての津波注意報は解除されました。alt
今回の現象の詳しい解明は、これからも続けられるのでしょう。



奇しくも、翌1月17日は、阪神淡路大震災が発生してから27年の日。
あの日、私はアメリカ出張中で、現地のニュースで「KOBE Crises」を知ることに。

すぐに自宅に電話、福井でも震度4で、かなり揺れたとのことですが、2才の娘もカミさんも無事。良かった...。

神戸は最大震度7が初めて記録された都市直下型地震だったのですね。
改めて、命を落とされた、6434名の方々のご冥福をお祈りいたします。
この日も、私達は忘れてはいけない日なのです。


自然災害の脅威と恐ろしさを再認識する、この週末ではありました。


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Posted at 2022/01/18 02:06:56

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熊野富三さん

この記事へのコメント

2022年1月17日 22:35
今回の現象は、全く未知のモノ…ということだけは理解できました。つまりどんな理論も後から検証して出てくるものであり、それが起こってるまさにその瞬間は…まったく想定できないことになってるんだってこと。
人間もやはり、どれだけ経験値があったとしても、まだまだ自然に対しては無力なんですよね。 でもただ一つ言えることは、何かヤバそうなことが起こるぞという予測から、まずは危険回避の行動を促すことができるということ。 実際テレビではずっと言ってましたもんね、逃げろって! 残念ながらクルマで逃げる人が意外に多くて、道路が大渋滞して動かなかったというのは報道されてましたが…これもきっと対策が練られるんじゃないかなぁ!?

とにかく大きな災害にはならずにホッとしましたが…原因は火山ですから、まだまだ大噴火は想定されるわけですよね。 何ごとも起こらなきゃいいけど。。。
コメントへの返答
2022年1月18日 19:10
16日未明の、津波警報を発令したあとの気象庁の記者会見では、言葉を選びながらも「初めてのケースでまだ現象を説明できない」と言っていました。「影響はないと思われる」と発表したあと、1m以上の潮位変動が観測されたのですからあわてますよね。
東北三陸には「津波てんでんこ」という言葉があり、「津波が来るときは皆てんでに、とにかく逃げなさい」という言い伝え。津波警報の「逃げて」「Evacuate」の文字がいつまでも点滅しているのが何とも重い感じでした。
ニュージーランドの発表ではトンガ周辺の海底ケーブルが損傷し情報が途絶え、被害状況がわからないとのこと。オーストラリア政府はトンガに哨戒機を飛ばし情報収集するそうです。
火山の噴火で何千km離れても影響が出ますから、隕石の衝突で大津波と気候変動によって恐竜が絶滅したという説もそうなのかと思いますね。
去年11月、NASAが小惑星に人工衛星を衝突させ軌道を変える実験を行っていました。事の是非は別としてまさにリアルなアルマゲドン。さあこの先、人類は生き残られるのか?
2022年1月18日 7:52
おはようございます。
非常にわかりやすい解説で、最後まで一気に読みました。
勉強になります!
コメントへの返答
2022年1月18日 8:02
おはようございます(^^)/
受け売りの資料見ながら勝手に書いたものなので、誤りもあるかもしれません。「これまで記録されていない現象」というのは面白いなと思いました。
2022年1月18日 11:45
お疲れ様です。

火山の噴火、私は16日の日曜日に仕事に行く時知りました。8000キロ離れても影響が出るとは💦 幸い、私の地元は、内陸部にありますから直接の影響はありませんでした。 阪神の地震から27年も印象が薄くなってしまいましたが、私も忘れられない災害です。自宅がかなり軋むぐらいの揺れでした💦 個人的に、同じ年、父親を亡くしましたから、この年は忘れられません。

私も、被災された方々のご冥福をお祈りしたいと思います。
コメントへの返答
2022年1月18日 13:25
こんにちは。
トンガの大規模噴火は15日に速報されていましたが、津波警報は異常潮位が既に起きたあと。気象庁も相当あわてたと思います。
この冬JPCZ(日本海寒帯気団収束帯)が頻発し、滋賀県は何度も大雪で大変です。お気をつけください。
阪神淡路の震災の年でしたか。お若かったのですね。
日本は毎年のように地震や豪雨、大雪に見舞われるようになりました。自然が牙を剥いてる感じです。
2022年1月18日 13:05
こんにちは。
地震も含めて海の中で動きがあるとかなり複雑な影響があるんですね。
私も寝る前にTVの警報・注意報に気づいてしばらく見ていました。
私は就職したてに静岡県伊東沖の海底噴火に伴う群発地震を経験しました。自然災害はなかなか予測がつかないので大変ですね。
コメントへの返答
2022年1月18日 13:38
こんにちは。
1960年のチリ地震では、17,000km離れたチリから20時間余り、時速800km/h以上で日本に津波が到達。岩手、宮城で死者も出る大きな被害になったそうです。
伊東沖の海底火山や三原山もたびたび噴火して、伊豆大島では全島民の島外避難もありましたね。気象予測は進歩しましたが、地震予知や火山噴火の予知とその影響は、まだまだわからないことだらけなのですね。
2022年1月18日 15:49
お疲れ様です。
その時、夜勤してて、ヤフーで知りました。
で、最初に日本への津波の影響が無いとの情報が出て、安心もつかの間、警報まで出ましたね!
そして、到達予想も外れてしまい、日本での人的被害が無かったことは幸いでしたが、ひとつ間違えれば大災害でしたね。
心配で眠れないのは、予知能力かもしれませんね。
うちも海に近いのでヒヤヒヤものでした。
コメントへの返答
2022年1月18日 19:17
こんばんは(^^)
お疲れさまでしたー。
気象庁の「影響はない」の発表の直後に第1波到達。津波警報は1m超えの潮位変動のあとですから相当焦ったのでしょう。
ネットでは「気象庁は謝罪しろ」とか、TBSのサンデーモーニングでは司会の関口さんが「テロップの津波警報が画面に被ってすみません」などと言って大炎上!?こういう時は、「外れても無事で良かったね」と思うゆとりが大事と思うのですが...。
<(-_-;)
2022年1月18日 20:52
遅コメ失礼します🙇‍♂️

なんとも、不思議な現象で、
トンガ近くの島々が、
とんでもない災害に
なったのでは?!
と思っていましたが、
被害と言う被害無くて
何故日本に??と
思っていました😳
なる程衝撃波ですか、
それで納得いきました、
衛生画像でも、
ハッキリと衝撃波の様子が
捉えられていましたね😰

とんでもない爆発だったみたい
ですね😓

やはり自然の力はとんでも無く
恐ろしいです。😱

解説ありがとうございました😊
コメントへの返答
2022年1月18日 23:37
こんばんは(^^)

いや、どうも火山周辺のトンガ諸島は津波や噴煙、噴石の被害は出ているようです。
通信が遮断され、被害の全貌は見えてないのですね。

日本に向かうと中の、ツバルやキリバス、ミクロネシアでは、津波にならなかったということで、ここは不思議なところなのですが。

気象庁の会見では、気圧変動を観測したが因果関係はわからない、としていました。
確証がない限り仮説だけでは公表しないのはさすがです。

気象衛星写真で地球の丸みに劣らない噴煙の大きさで噴火の規模がわかりますね。

いえいえ、間違いもあるかと思いますのでご容赦のほどを。
2022年1月19日 5:55
おはようございます!おそコメになりました
トンガを地図で見ますと、ナルほど日本一直線ですね
午前零時ごろ、気圧が日本中を通過してるとの事で
何とも不思議です。被害なく何よりですが
三陸地方は、チリ地震の例もあって恐怖だったと思います
現地の被害が、少しずつ見えてる様ですね
3.11時はトンガから900万円のお見舞いを頂いてるし
日本からの復旧・復興のお手伝いが稼働するのか。
噴火島の60キロ南に人口10万の首都島が有るのですが
いまだに情報が見えにくい状況ですね


コメントへの返答
2022年1月19日 7:33
おはようございます。(^^)
いえいえ。
ニュージーランドやオーストラリア、南米でも潮位変動は観測されたそうですが、衝撃波で潮位1m以上変動した日本の現象は特異的かもしれませんね。

トンガでは首都トンガタプ島で津波高さ15m、と今朝のニュースで言ってました。

日本もトンガから助けられているのですね。
状況が正しく伝わり、早く支援の動きが広がるといいのですが。

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