先にブログアップした7月の色々な出来事から、
時間を少し巻き戻して・・・。
梅雨どきの6月29日、
年に数回ある宿直勤務明けの金曜日。
ふと思い立ち、日ごろの邪念を振り払うべく、向かったのは、
「天台宗総本山 比叡山延暦寺」。
このエリアは比叡山山系を挟み、京都側と滋賀側に路線を巡らす京阪電車グループの、ケーブルカー、ロープウェイ、バス、電車、地下鉄、併用軌道と、バラエティに富む乗り物/鉄軌道で、ぐるっと一周旅を楽しむことができます。
休日だと乗換え待ち時間だけで終わってしまいそうなので、一度ゆっくり乗ってみたかったのでした。
スタートは、京阪石山坂本線 坂本比叡山口駅。
1面2線のこじんまりした終着駅。
ここでは京阪電車には乗りません。
切符の購入が目的!入手した1dayチケット。
その名も、 『世界遺産 比叡山延暦寺巡拝チケット』
「1日乗り降り自由」+「比叡山延暦寺巡拝券」+「優待割引14施設」
『京橋発着で、ぐるっと回って¥1,440もおトク!!』
(エクスクラメーションマークが2個も付いてます)
自由乗降区間はコレ!大阪淀屋橋から乗って、ぐるっと回って戻れば、確かにお得かも。
今回は、坂本からケーブルに乗って比叡山に上がり、延暦寺を参拝して、比叡山頂から八瀬に下り、叡電で出町柳へ。京阪電車にちょこっと乗って三条へ。京都市営地下鉄東西線から京阪京津線に直通して浜大津。石山坂本線で坂本比叡山口に戻るルート。
拝観料も入ってますし、自動改札対応なので、あちこちで切符を買いお金を払う手間は省けます。
江若バスで「ケーブル坂本駅」へ。林の中に、ひっそりと建っていました。
人がほとんどいません。
シーズンの狭間、平日の日中なんてこんなものか。
この時間帯、30分毎なので、改札時間を待ちます。
坂本ケーブルは正式名称を『比叡山鉄道比叡山鋼索線』といいます。
1927年開業。路線長2025mは日本一。
途中に「うらい丘駅」と「もたて山駅」の2つの中間駅があります。
ポスターと同じ、レトロフューチャーなケーブルカーが!?
これから乗るのは、緑地に赤縦帯の1号車「縁号」。
改札が始まりました。線路は林の中へカーブして登っています。
発車しました。駅停車中に充電するための剛体架線が見えます。
この車両、バッテリーを積んでいて、走行中は補助電源の集電はしません。
なので駅を離れると架線がなくなります。
乗客は、私を合わせて3名。
ケーブルカーの運転士は大抵の場合、頂上駅でワイヤー巻き上げ機を操作しています。
先頭の乗務員は運転士ではなく監視が仕事。
上下列車のスレ違い。
すれ違ったのは、赤地に緑縦帯の、2号車「福号」。
「縁号」の銘板は、『YEN 1』と書くのですね。
ケーブルカーのすれ違いポイントに、可動ノーズはありません。
ケーブルカーは、外側車輪が両フランジ、内側車輪が幅広のフランジ無し、になっていて、線路と線との間にケーブルを通す部分では、幅広車輪が線路を跨いで通ります。
およそ11分で「ケーブル延暦寺駅」に到着。
駅舎は1927年開業当時そのままの建物。車両は1993年に更新されました。
ここから、延暦寺東塔までは歩いて10分ほど。
建設に当たり、延暦寺からは
・土地は売却せず線路や駅舎用地は貸与する。
・山上駅は寺の浄域から離れたところとし線路は遠くから見えないようにする。
・貸した土地に茶店等を設ける時は寺の許可とし茶店での宿泊はさせない。
という条件がつけられた』そうです。(Wikipediaから)
修行のヤマならではですねー。
そして、太平洋戦争が勃発し、終戦近い1945年(昭和20年)3月には営業休止に。
山頂側の延暦寺駅そばに『特攻機「桜花」射出カタパルト』が建設されることになり、5月には全施設が海軍に接収。車両は客室を取り払って資材の運搬用ケーブルカーとして使われたが、特攻機「桜花」が投入される前に終戦を迎えた。このため、カタパルトは一度も使用されること無く、戦後米軍の進駐前に破壊された。(Wikipoediaから)
のだそうです。
山の中のカタパルトから戦闘機が発射されるというのは、あの、山が割れてロケットが飛び出す『サンダーバード』のような秘密基地が、比叡山の中に作られていた訳ですね。
じめっとした空気がまとわりつく中を10分ほど歩いて、延暦寺東塔の入口へ。
ふもとから見れば雲の中にいます。時折り、ザーっと雨が降っては止むのを繰り返す感じ。
もちろん、1dayチケットに拝観料が含まれているので、パンフレットのみ受け取り境内へ。
1200年前、伝教大師によって開かれた延暦寺は、比叡山山頂一帯に広大な敷地を持ちます。
大きく分けて東塔、西塔、横川の3つの地域に分かれています。
天台宗総本山の根本中堂は現在大規模な改修工事中。拝観立ち入りは可能ですが、外観を見ることはできません。また内部は撮影禁止なので画像もなし。残念。
大講堂(奥)の前に位置するのが、大鐘楼。
1回50円で、鐘を突くことができます。
私も日ごろの不摂生を省み煩悩を振り払うべく、思いを込めて突き棒を引きました。
大講堂です。画面ではわかりづらいですが結構雨足が強まっています。
比叡山では、法然、栄西、親鸞、道元、日蓮など、のちに教えを開く著名な高僧が修行しました。
ここ大講堂には、宗派を超えたそれぞれの開祖の肖像画が飾られています。
雨に煙る法華総寺院「東塔」。東塔地域の最も高いところに位置します。
まだまだ、西塔地域、横川地域とあるのですが、全てを回ると、今回の主目的、乗り物でぐるり一周ができなくなるため、西塔、横川は次の機会にすることにして。
延暦寺バスセンターへ向かいます。それで己の煩悩をふりはらうことができたかどうか…。
1時間に1,2本運転される京阪バスの「シャトルバス」を捕まえて、標高848m 比叡山山頂へ。
5分ほど歩いて、叡山ロープウェイの乗り場へ向かいます。
比叡山京都側の玄関口ですが、なんだか簡素な作り…!?
改札口は自動ではなく、人影もありませんが、改札時間になると駅員さんがやってきました。
叡山ロープウェイは叡山ケーブルと合わせ、京福電鉄グループに属します。筆頭株主は京阪電鉄。
ふもとの八瀬と出町柳、そして鞍馬を結ぶ叡山電鉄は、元京福電鉄でしたが株式を京阪電鉄に100%譲渡して分離されました。なので、叡山電鉄も京福電鉄も京阪電鉄グループであることには変わりないのですが。
また、京福電鉄の「福」は「福井」を示し、以前は京福電鉄福井支社として福井、三国港、勝山、永平寺を結んでいました。こちらは2度の正面衝突事故を契機に、福井県出資の第三セクター「えちぜん鉄道」になり経営分離されました。その際、永平寺線が廃止されたのが残念です。
福井地区は今でも京阪グループの「京福バス」が路線・貸し切りバス事業を展開しています。
「比叡山頂」駅! 叡山ロープウェイは全長486m。
上下線がすれ違う頃、再び雨が!>
隣は叡山ケーブル「ケーブル比叡」駅。
叡山ケーブルは、高低差561mで日本一です。丁度、ケーブルカーが登ってきたところ。
ケーブルカーと、ホーム階段の傾きが一致しないのがユーモラス。
こちらは降り場なので、反対側へ。
駅反対側の乗り場です。閑散期の平日ですから発車は20分後。
改札は発車5分前からなのでしばらく待ちます。
ようやく改札。坂本ケーブルより勾配がキツい。
巻き上げ機が見えます。
発車しました。最前列にかぶりつき、ですれ違い点へ。
上下車両のすれ違い!
勾配票は、ほとんど消えかかっていますが、530‰(パーミル)と書かれています。
このあたりが最急勾配。
傾き1000分の530なので、arc_tan(530/1000)≒28度!
ケーブル八瀬駅に到着。次の便の乗客が見えます。
緑に囲まれた「ケーブル八瀬駅」
200mほど歩くと・・・、叡山電鉄八瀬駅へ。
ここからバスに乗れば、三千院で有名な大原の里まで30分くらい。
ホーム全体を包む鉄骨ドームが印象的な八瀬駅。
折り返しの出町柳行き700系が到着。
修学院車庫を通過(後ろで走り去る景色を見ています)
ノスタルジック塗装731号と、観光電車「きらら900」がチラ見!
終点、出町柳に到着。京都市電が廃止されたあと、出町柳駅は孤立したターミナルでした。
1989年京阪鴨東線 三条-出町柳間の地下線が開通し、京阪特急が出町柳へ直通。京阪グループとしてネットワークされ、乗客が倍増したとのこと。
自動改札ですが、一部、昔ながらの建物構造が残っています。
京阪電車出町柳駅。8000系特急に乗りたいところですが、次発なので・・・。
先発の3000系特急淀屋橋行きに乗車。
ちゃんと鳩マーク掲げています(^^)
三条から京都市営地下鉄東西線へ。
ここは以前、京阪電車京津線が三条通りから蹴上の路面を走っていました。地下鉄東西線建設に伴い、京津線の京都市内路面区間が廃止されました。
三条通りを走る600形 (Wikipediaから)
地下鉄東西線から京津線に直通するのはは、京阪所有の800系4両編成。蹴上の次、御陵(みささぎ)駅で東西線と分岐して、地上に上がります。
山科から浜大津までは昔ながらの逢坂山を超える区間。碓氷峠並みの61‰勾配もあります。
上栄町-浜大津の路面併用区間を走る800系。(Wikipediaから)
全長16.5m×4両編成の電車が路面を走る様子は、ひと頃の名古屋鉄道犬山線を彷彿とさせますねー。
急カーブを曲がって、石山坂本線に合流し、浜大津駅へ。
800系はここまで。折り返し線に回送されます。
石山坂本線に乗り換えます。やってきたのは元京津線用600形。
京津線地下化のあとは石山坂本線専用になりました。
結構な乗車率。
順に降車客が段落ちして減っていき、終点坂本比叡山口駅へ
向かいには、漫画「ちはやふる」イラストの電車が!?
700形でした。
ぐるっと、一周して戻ってきました。
梅雨の合間でしたが、独り楽しんで参りました。
ところで、邪念と煩悩は払えたのかどうか・・・。
f(^^)
_
なんだかなー。
コネクティッドカーの意味がよくわかりません。
クルマとクルマが会話する時代なのだとか・・・。
ボディサイズは、驚きの、
全長4,375㎜×全幅1,790㎜×全高1,460㎜
ホイールベース2,640㎜
ちなみにAE86(3ドア)は、
全長4,180㎜×全幅1,625㎜×全高1,335㎜
ホイールベース2,400mm です。
なんと、全幅が165㎜(16.5cm)も違う! (@_@)
気になるお値段は?
最廉価版が、1.2Lガソリンターボの、『¥2,138,400』
最上級車は、1.8Lハイブリッドの、『¥2,689,200』
AE86新車価格(当時)のほぼ2倍!
リピーターに支えられてきたカローラ。
トヨタは、高齢化してきたカローラユーザーの若返りを図りたいのだとか。
幅広コンパクトカーは世界のトレンドとは言いますがー。
「よくできた日本の5ナンバー枠」、という伝統を守ってほしかった…。
もはや私の知ってるカローラではないですね・・・。
なんだかなー、ぶつぶつ。
(;-_-)>
_
『パレードを絡めた旧車イベント』と、いうのは幾つかありますが、
『ツーリング形式で移動する旧車イベント』、というのが他にはない特色!?
このプログラムは、今年秋開催の「福井しあわせ元気国体」と、障がい者スポーツ大会「福井しあわせ元気大会」にも協賛しています。
実は予定がはっきりせず、エントリーを迷っていたら締め切りが近づいてしまい、福井クラシックカー協会の竹田会長から電話が…!?
「もしもし、今年は出ないの?」
「はっ、ハイ・・・、出ます!」
という訳で、今年も半ば強制的に(?)参加が決定。
今年のコースは、先日天寿を全うされた越前市出身の絵本作家、加古里子(かこさとし)さんの功績を記念して作られた武生中央公園『ダルマちゃん広場』から、北国街道今庄宿を経て、敦賀港、気比の松原、小浜そして福井県の西端、高浜町『若狭たかはまエルどらんど』までの、一般道約111km。
6月17日朝8:00 「越前市 武生中央公園だるまちちゃん広場」
今回、暑くなりそうなので、レン吉はウチでお留守番。
TE55レビンで参戦のはちたっくさん、北陸ハチマルミーティング, 小矢部クラシックカーフェスティバルでご一緒した、ガゼールHBのOさんは、既に到着されていました!?
「LEN吉さん、遅いじゃん…」
ゲストドライバーは、イベントの趣旨に賛同する、元F1レーサー「片山右京」さん。
昨年は台風の影響で日程が変更になり、やむなく参加できなかったのですが、今回、越前市から高浜町まで、協会の方が所有される初代セリカリフトバック1600GTのハンドルを握って走られます。
と、いう訳で、まずは、エントリー車のご紹介。
先導車は、黄色のホンダS660
エントリーNo.1 1973年式 TA27 トヨタ セリカリフトバック1600GT
今回、片山右京さんがドライバー。
エントリーNo.2 1990年式 JCESC ユーノス コスモ
エントリーNo.3 1964年式 RT20 トヨタ コロナ
エントリーNo.5 1978年式 R330 日産 セドリック
エントリーNo.6 a97562さんの、1994年式 JZS135 トヨタ クラウン
エントリーNo.7 1980年式 ミニ バン
エントリーNo.8 1998年式 ローバー ミニ
エントリーNo.10 1967年式 105 アルファロメオ
エントリーNo.11 1973年式 124 フィアット
エントリーNo.12 1972年式 SUA マツダ ルーチェ
エントリーNo.13 1992年式 PG65A マツダ AZ-1
エントリーNo.14 1971年式 A53C 三菱 ギャランGTO
エントリーNo.15 1969年式 SPL311 日産 フェアレディ
エントリーNo.16 1982年式 GE10 トヨタ ソアラVX
エントリーNo.17 1990年式 FK10 日産 フィガロ
エントリーNo.18 1969年式 LT25 三菱 ミニカトラック
エントリーNo.19 1960年式 LT25 ダイハツ ミゼット
エントリーNo.21 1993年式 JA11 スズキ ジムニー
エントリーNo.22 1987年式 ラーダ ニーヴァ
エントリーNo.23 1960年式 CJ3BJ10 ウィリス ジープ
エントリーNo.24 1996年式 トヨタ ハイラックスサーフ
竹田会長のクルマ。
エントリーNo.25 1973年式 K111 スバル360
エントリーNo.26 1986年式 AE86 トヨタ カローラレビン
LEN吉号。(レンは今日はお留守番です)
エントリーNo.27 1977年式 TE55 トヨタ カローラレビン
はちたっくさんのクルマ。
エントリーNo.28 LH51G トヨタ ハイエース
エントリーNo.29 1979年式 PS110 日産ガゼール
Oさんの車
こうしたラインアップに囲まれると、AE86はまだまだ若造ですねー(;^^)>
午前9:00 開会式です。
「福井クラシックカー協会」竹田優治会長が挨拶。
越前市 奈良俊幸市長の祝辞も!?
奈良さんのご令嬢とウチの娘は習い事も一緒だった同級生。(どうでもいいですけど…。)
テープカットです。(結構、仰々しいですけど・・。)
いよいよ出走。
先導車に続き、右京さんのセリカのA班がスタート。
先導車、伴奏者入れると30台以上になるので、4,5台ずつ6つの班に分かれて走行。
最後の組なので、車内で待機します。
スバル360を先頭に、最終組F班もスタート。
越前市街地を通り、JR武生駅前のロータリーを1周。
R360を南下します。
スバル360は2サイクル空冷2気筒のRR。
実のところ、発進時エンジン吹かされると青白い排気ガスが立ち込めAE86を容赦なく包み込む・・・。
「沿道の皆さんに手を振ってくださいね~」と言われているため、エアコンかけっ放しにしながらも、窓は開けたままなので、ほぼ全コースでガソリンの臭いを嗅ぎ続けることに・・・。
これはー、ちょっと辛い・・・。
今庄駅前に、これだけ多くの人が集まったのは見たことがありません。
早速ガゼールが取り囲まれていました。
右京さんもサイン攻めに。
特別展示の三菱コルト。
30分ほどの滞在時間も間もなく終了。
再び、順次スタートしていきます。
沿道の皆さんの声援が面映ゆいですが、嬉しいですねー。
R365から越坂トンネルを抜け、R476で敦賀市内へ。
敦賀港金ケ崎埠頭方面へ。
今は廃線となってしまった、JR貨物敦賀港線の終点が金ケ崎埠頭。
古くは、東京からシベリア鉄道連絡の「国際特別急行列車」が敦賀港に発着していました
外交官「杉原千畝」が命のビザに寄港地として書き記したのはココ「敦賀港」。
金ケ崎地区に「人道の港、敦賀ムゼウム」があります。
☞ ペルソナ・ノン・グラータ(Persona non Grata)『杉原千畝』
ふと見ると、レンガ倉庫の横に、急行型ディーゼルカーが!?
キハ28 3019 、運転台窓がパノラミックウインドゥの後期増備車。
「白浜アドベンチャーワールト」゙で保存されるも諸事情で解体が決まったところを、大物輸送会社「アチハ」が保管。
敦賀市が「赤レンガ倉庫」地区再開発の一環として購入保存を決めたもの。
5月19日に搬入されたばかりなのだそうです。(鉄道ジャーナル8月号 RAILWAY TOPICSから)
電化前の小浜線には、キハ28+58急行「わかさ」のほか、名古屋・金沢から敦賀で連結し、出雲市、大社を結んだ多層建て急行「大社」、その運転区間を縮小した「エメラルド」「はしだて」などのディーゼル急行が走っていました。
小浜線悲願の電化後は、クモハ125の各駅停車だけになってしまったのが何とも皮肉な現状です。
敦賀港線は、敦賀駅付近の線路は撤去されたものの大部分が残っており、観光列車を走らせる構想もあるとか。
一過性ではない、末永い取り組みが望まれます。
そして、敦賀湾「気比の松原」へ。
海岸沿いの松林の中の広場にクルマを並べます。真夏のような青空と日差し。
お弁当を受け取り、日陰を探して昼食です。
昼食の後は、右京さんとサービスショット。
昭和38年生まれの同い歳なんですねー。
はちたっくさんもご一緒に。
F1のイメージが強い右京さんですが、ルマン24でトヨタ(TTE)マシンに乗り9位入賞の戦績も。
再び、出発。R27号線を西に向かいます。
敦賀市内のSUBARU店前をスバル360が通過。
若狭小浜は、塗り箸の産地でもあります。
まあ、観光兼ねて地場産業の振興に寄与すべく、お金を落としてということなんでしょう。
レトロモータードライビングもいよいよ大詰め。
この交差点でR27から曲がり、橋を渡ると大飯原子力発電所に着きますが・・・、
福井県内には、実証炉、原型炉含め15基の原子炉が設置されています。
6月17日現在、大飯3号機、4号機と、高浜3号機の、3基の原子炉が商業発電用として稼働中。
国の原子力政策は、クルマの電動化と切り離せない関係にあり、行政、電力会社、自動車会社の説明や宣伝は、あらゆる角度からの検証が必要と思うのですが…。
さて、このままR27を直進。
15:55 ゴールの『若狭たかはまエルどらんど』特設会場に到着。
ここは、関西電力PR施設の体験型サイエンスパーク。(Wikipediaから)
途中遅れ気味のところもありましたが、最後は、ほぼスケジュールにオンタイムでした。
ギャラリー車にも気になるクルマが!?
16:00 閉会式です。
右京さんがご挨拶。
このあと、舞鶴若狭道、北陸道経由で米原まで協会員がお送りし、新幹線で東京に戻られるのだそうです。
忙しいんですねー。
福井元気国体のゆるキャラ『はぴりゅう』が閉会宣言。
参加各車が、1台また1台と会場を後にします。
LEN吉LEVINも帰路に就きます。
小浜西インターから舞鶴若狭道へ。
敦賀JCTから北陸道へ。
北陸道上り線が渋滞し動いていません。
どうも木ノ本で事故が起きたらしいのですが、敦賀まで10km以上もつながっているとは!?
17:55 鯖江ICで高速オーフ。
今日も、無事帰り着きました。
お世話になった皆さん、ありがとうございました。
(^^)/
_
横浜12:24発『踊り子115号』伊豆急下田・修善寺行に乗車。
隣のホームには、上り東京行251系スーパービュー踊り子2号が到着。
12:23 横浜駅6番線に、東京始発の『踊り子115号』が入線してきました。
中間連結部の運転台です。
『踊り子115号』は前10両が伊豆急行直通「伊豆急下田行」、後ろ5両が伊豆箱根鉄道直通「修善寺行」。
運転台に貫通扉はないので、連結しても通り抜けることはできません。
伊豆急下田行は熱海で切り離されて、伊東線に入り伊豆急行線に向かいます。
修善寺行は切り離し後、三島まで東海道本線を走り、伊豆箱根鉄道線に入ります。
『踊り子号』には三島まで乗るので、後ろ5両の「修善寺行」編成11号車に乗車します。
「ジャパンな変速機メーカ」最寄り駅、東海道本線吉原までは三島で乗り換え。
横浜-三島間のB自由席特急券¥980は、平日普通グリーン車料金と同じです。
185系は1981年登場。当時、伊豆急直通の列車は、新湘南型と呼ばれた153系、165系急行「伊豆」と、183系特急「あまぎ」が運転されていました。
これらを統合して置き換えるため投入されたのが185系。
東海道本線根府川付近を走る153系急行「伊豆」 (Wikipediaから)
登場後しばらくは、急行「伊豆」に使用され、153系との連結運転も行っています。
11号車です。
テーブル付きリクライニングシート横引きカーテンが並ぶ国鉄末期の特急の標準的な車内。
運転室の車名表記は銘板でしたが、客室内はステッカーでした。
1981年登場時は、国鉄特急らしからぬ、転換クロスシートとなっていました。
私鉄並みの気軽な特急をイメージして設計されています。
185系のモデルになったのが、1979年登場の京阪神ラピッドサービス「新快速」用の117系。
(Wikipediaから)
117系はそれまで新快速運用に就いていた153系を置き換えるため、国鉄として初めて地方専用車として設計。
阪急、阪神、京阪などの並行私鉄特急に対抗するため、デッキなしの両開き2扉でオール転換クロスシート。(Wikipediaから)
185系は特急用として居住性が考慮され、デッキ付きとなりました。
しかし、扉幅はラッシュ時の乗降性を考慮し、153系、165系と同じ幅1000㎜の片開き。
車体は国鉄特急181系、183系、485系のような卵型ではなく、急行型153系、165系や近郊型113系と同じ断面。
1000㎜幅の片開き2扉と相まって、車体の印象は、急行型153系、165系に似ている感じがします。
153系モハ153(Wikipediaから)
185系モハ185(Wikipediaから)
急行型は2段式ユニット窓ですが、185系は開閉可能な1段上昇式窓を採用しました。
特急型で窓が開くのも珍しい。
これは117系のマイナーチェンジ増備車100番台、モハ117-100。
二段式ユニット窓から一段下降窓に変更され、台車もボルスタレスになりました。
両開き2扉であること以外は185系の雰囲気に近づいたかも。
185系の走行機器、制御機器は117系を基本にしてDT32台車をMT54モータで駆動。ギヤ比は国鉄特急用3.5ではなく、首都圏の通勤輸送を考慮した加速重視の近郊型標準4.82になっています。
最高速度も特急型としては低い110km/h。
その代わり高速運転中は、弱め界磁効かせたMT54電動機のうなり音を堪能することができます。
随所にみられる国鉄車のあかし。
トイレは、循環式汚物処理装置付き。
トイレの注意喚起のステッカーに、今はない名門車両基地『田町電車区』の文字が!?
13:20 熱海に到着。伊豆急下田行と修善寺行の分割です。
修善寺編成が2m後退して、切り離し完了。
斜めの3本ストライプがアクセント。
当時、国鉄がこのような先進的デザインを採用したことは画期的でした。
隣のホームには、上り東京行『踊り子106号』が到着。
13:25 熱海を発車し、丹那トンネルを抜けます。
13:40 三島に到着。
ここで185系を下車します。
『踊り子115号』は渡り線を通り、東海道本線から伊豆箱根鉄道線に乗り入れます。
伊豆方面の特急と言えば、157系を忘れてはなりません。
晩年、特急『あまぎ』として活躍した157系。
非貫通高運転台、特急色ツートーンカラー、一段下降式窓、700mm幅ながら片側2扉など、185系と類似点、共通点の多い車両。
もともとは日光方面の特別準急『日光』用に作られた車両。
その後、東海道線特急『ひびき』に使用され、伊豆急直通『あまぎ』用に。
2012年から大宮車両センター配置の185系OM03編成が、157系様復刻塗装で、全般検査を出場。
結構雰囲気が出ています。
(YAHOOブログ cavacho☆彡“きゃばちょこ”です から)
三島13:47発、東海道本線ローカル313系島田行443Mに乗り換え。
熱海から西はJR東海エリアです。
14:08 吉原駅です。以前は岳南鉄道とJRの貨物列車が直通していましたが廃止となり、岳南電車は富士急グループに改編されました。線路や架線は現在もつながっていますが、車止めが設けられ直通できないようになっています。
さて、今日の訪問先へ向かい、お仕事、お仕事。
国鉄特急型電車は、JR東日本の185系『踊り子』と、JR西日本の伯備線特急『やくも』381系だけになりました。
JR東日本の185系は、中央線で「あずさ」「かいじ」運用中のE257系を玉突き転配して置き換えられることが決まったようです。
_
LEDリフレクターの取り付け カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/03/16 11:12:07 |
|
【クロスオーバー7の冬対策】 純正加工LEDリフレクタ取り付け カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/03/16 10:27:39 |
|
16回目の門司港ネオクラシックカーフェスティバル カテゴリ:その他(カテゴリ未設定) 2024/02/18 10:32:32 |
AE86LEVIN (トヨタ カローラレビン) *4年落ちのワンオーナー車を中古で手に入れて33年。 *12年前レストアを決行して内外装 ... |
|
クロスオーバー7 Ⅱ (スバル エクシーガ クロスオーバー7) 22万7323kmを走破したトラヴィックの後継車としてLEN吉家にやってきた初代LEN吉 ... |
|
スズキ ジムニー 結果的に⁉ テリオスキッドの後継車となった日常の下駄車。 14万6172キロメートルを地 ... |
|
PREVIA (トヨタ エスティマ) エスティマ海外仕様車『PREVIA GL』、 駐在のマレーシア現地法人から通勤用に貸与 ... |
2024年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2023年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2022年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2021年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2020年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2019年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2018年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2017年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2016年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2015年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2014年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |
2013年 | |||||
01月 | 02月 | 03月 | 04月 | 05月 | 06月 |
07月 | 08月 | 09月 | 10月 | 11月 | 12月 |