先日の
VOLVO_V40の試乗から一週間…
奇しくも先代(扱い。厳密にはS40は現行車です。)S40の長距離テストの機会があったので乗って来ました。【本日は画像無し】
<VOLVO_S40_T5_AWD_主要諸元>
全長×全幅×全高 4470×1770×1470mm
ホイールベース 2640mm
最低地上高 150mm
車両重量 1550kg
乗車定員 5名
ドア数 4枚
エンジン種類 直列5気筒DOHC
エンジン形式 B5254
過給器 ターボ
総排気量 2521cc
使用燃料 ハイオク
燃料タンク容量 57L
最高出力 220ps(162kw)/5000rpm
最大トルク 32.6kg・m(320N・m)/4800rpm
燃料消費率(10/15モード走行) 8.3km/L
最小回転半径 5.3m
++++++++++
今回のS40はMC直後の最上級グレード(後にRも発売)である、T5_AWD(LH)。。
既に8万キロを走破しており、使い古しのスタッドレスタイヤだったため、あまりよくないコンディションですw
ご了承くださいm(_ _)m
走行したのは、首都高7号線~中央環状線~3号線、東名・新東名~伊勢湾岸~東名阪~新名神・名神で大阪までの約500kmです。
かつて乗っていたパサートワゴンのスペックを少しづつ上回っていたため、ちょっと期待して運転しました。結果については…後述。。
スタッドレスタイヤだったことを鑑みても、素晴らしい直進安定性には驚きました。
ボルボのイメージは強靭なボディを含む独自の安全への思想から生まれるパッケージングですが、ボディの堅牢さはしっかりハンドリングにも貢献してくれていることを感じられました。
ですから、道中一度だけ給油と食事で停車しましたが、運転で全く疲れることはありませんでした。
ファブリックシートながら電動調整機構とヒーターが付いていて快適至極。
先日試乗したV40と同じくクラス相応の小ぶりなシートで包まれ感こそないんですが、運転するのに不満を感じることはありませんでした。
コンフォートセダンですから、コーナリング時のロールも大きいんですが、破たんすることなくレーンキープし不安を感じることはありませんでした。
欧州サルーンにしてはまろやかでしなやかな乗り心地で、上下ピッチングのない足回りは国産車からの乗り換えでも全く違和感はないでしょう。。
そして、スピードは出ませんねw出す気もなくなりますが、実際にも出ないです。。ふわわkm止まりでぬわわkmまでは到底行きませんでした。このため、クルマに詳しくない年配の方や、女性にお奨めできるクルマですね♪
思いのほかいいクルマでした。
[比較の結果]
①V40とどっちがいい?
それは、言わずもがなV40です。やっぱり新技術には叶いません。
大きな違いは低速トルクと足回りの硬さ。S40は運転は楽ですし、安全で快適なんですが…一方でとても退屈ですw
そういう意味では、ドライビングプレジャーも兼ね備えたV40の方が好みです。
ただ、それは”私の好み”であって、そういう乗り味はBMWやAUDIの方が一日の長があるのも事実です。
逆に今回S40に乗ることで、このマイルドな乗り味もVOLVOの価値は充分にあったように思いました。
②パサートワゴンとどっちがいい?
これは、より低速トルクの強かったパサートの方がいいと思いました。
でも、スペック上はS40の方が上ですし、車重も軽い…では、なぜそう感じたか。。
憶測ですが、ATにあると思いました。パサートは一気に踏み込んでキックダウンさせなくても踏み込み量でギアを一段下げたりできたんですが…S40はべったり踏み込んでキックダウンするまでエンジンは静かに回ったままでした。(ちなみに両車いずれもトルコン+-レバーがあるので、手動でギアを落とせばいいだけなんですけど…)
今では当たり前の『エコドライブモード』の走りなのかなと思ったくらいです。
このモッタリ感は、最後まで私を苦笑いさせました。尤も”とばす気持ち”をいい意味で削いでくれるので、優秀なサルーンだと思います。
最後に…
大変いいクルマだったんですが、一つだけ最後まで慣れることのない不満が残りました。
それは、ペダルレイアウトです。
この代車は左Hなので、本国仕様と同じ位置にペダルが配されていると思うんですが、ブレーキペダルが大きすぎてアクセルから足を離す際にブレーキペダルの裏に足の甲が当たるんです。
Peugeot206やDS3の時にも全く狭いと思ったことがなかったくらい標準的な足のサイズの私ですが、何度もブレーキの裏に足が引っ掛かって怖かったです。
来週は京都へドライブするので、早く帰ってきて欲しいです。。。
Posted at 2013/04/01 16:22:42 | |
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