
久しぶりの更新になります。
前回ちょこっと触れましたが、詳しく書いていなかったので説明いたします。
事の発端は2016年 1月 31日ニューイヤーミーティングへ行くため車を暖気していたところ、いつの間にかエンストしていたのが始まりでした。
その後のスパンはだんだん短くなり、発生頻度が多く、走行中にもエンストするようになったため重い腰を上げたわけです。
なぜエンストするのか調べたところ
エンジン始動に必要なものは、良い空気、火花、圧縮 の3つでどれか1つでも欠けるとエンジンが掛からなくなります。
作業内容
1 スパークプラグ、プラグコードの交換 →効果なし
2 スロットルチャンバー清掃 →効果なしどころかさらに状況悪化
3 AACバルブ清掃 調整 →効果なし 悪化
4 エアフローセンサー清掃 →効果なし エアフローにトドメをさす
5 エアフローセンサー交換 →効果絶大 症状完治
こちらが作業の内訳になります。
1 スパークプラグ、プラグコードの交換
納車前整備にてプラグ交換は確認できましたが2年経ちましたのでイリジウムプラグへ交換
おそらくハイテンションコードは1度も交換していないのでNGK製の物に交換
2 スロットルチャンバー清掃
スロットル周辺へのカーボン詰まり等が原因で正しい空気の取り入れができないと考え、清掃
ワイヤー式スロットルにはスロットルが全閉にならないようモリブデングリスが塗布されているため、カーボンブラスター等の強力な洗浄剤の使用により グリスを剥がしてしまったため吸入空気量がおかしくなり、さらに調子が悪くなったと考えられる。
3 AACバルブ清掃 調整
吸入空気量がおかしくなったため AACバルブの洗浄調整をしてみました。
Y31の後期にはコンサルトに対応しているため、診断コネクタを短絡させアイドル回転数のフィードバック制御を停止させた状態で回転数を合わせ、端子を開放すると アイドル回転数が基準値の650rpmになるようですが変化なし。
4 エアフローセンサー清掃
そもそも正しい吸入空気量が測れていない可能性があったので、エアフロークリーンにて洗浄
症状が悪化し、エンスト多発、再始動困難になりました。
5 エアフローセンサー交換
ニッサンの外部診断機「コンサルト」を使用したところ、エアフローセンサーの異常を2回記憶 (進行形で異常を拾っている場合は「現在」と表示され、以前に異常を検出した際には「記憶」と表示される) していたため、エアフローセンサーを交換したところ エンストは発生しなくなり、完治しました。
今回はがむしゃらに考えられる原因を一つ一つ試していき直りましたが、そうはいかない故障がいずれ出てくると思いますので、もっとセドリックについて勉強しなければいけないと感じた出来事でした。
ホント元に戻って良かった~
Posted at 2016/04/20 00:19:10 | |
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