
続く10マイル。
5マイルレースが終わってから、フリー走行→予選→決勝という流れでした。
天気は・・・路面はセミウェットながらもドライの走り方でOK(らしい)、しかしポツリポツリと降ってきた雨が厄介でした。
この雨自体、路面をウェットにさせるほどの降り方ではなかったものの確実に路面の乾燥を妨げ、ウェットの面影を残すぐらいの力はありました。
という状況でフリー走行。
僕のカートは6号車と決して悪くは無いカート。
一周目をタイヤの暖めや後ろに居る方を前に出すことに優先しながら、立ち上がった最終コーナー、すると目の前にはタイヤウォ-ルに突き刺さり停止した1号車の姿が。
早速赤旗が振られ一旦中断。
最終コーナーは充分警戒という事でフリーが走行再開されました。
しかし・・・どーも乗れてない自分が手に取るように分かります。
そんな中、予選。
やはり最下位に沈みました。フリダムさんも下位に沈んだのは意外ですが、あれの原因がカート差だとするならば納得がいきます。ただ僕の順位は・・・慣熟度が低いとしか言いようがありません。
そうして、決勝。
グリッドについて、いよいよスタートです。僕は5番手の3号車で一番後ろから全体の動きを見ていたのですが、横に居るフリダムさんが非常にスタートダッシュ速かったのが印象的。
一周目のコントロールラインを過ぎたあたりで、前の4位フリダムさんとは少し差があり、仕掛けようにも仕掛けられない微妙な距離が残ります。とにかくこの距離を詰めてしまわないと、このレースこのまま離されっぱなしで終わる訳には行きません。
そして2周目、6コーナー、続く7コーナーでも嫌な距離が残りこの周回では仕掛けられず、得意な8・最終コーナーで少しでも差を詰めなくて、どこで差を縮めるのか。そう考え続く8コーナー最終コーナーを全開で立ち上が・・・
!!??
目の前にはフリー走行の時と同じように最終コーナーを曲がりきれず、タイヤウォールに突っ込み停止する1号車の姿。ただ、避けられたフリー走行と違うところは・・・完全にコチラが全開且レコードラインを通過して最終コーナーを立ち上がった後にその姿を確認したこと。とにかく素早く右にステアを切る事しか対応策が浮かばずそれを実行しましたが、ニュートラルステアで立ち上がったカートに対して非相応な右ステアの切れ角はオーバーステアを誘発、流れたテールは停止した1号車に激突。
丁度、左リアタイヤを引っ掛けるような形で当たり、慣性ドリフトのように左向きにスピンして停止しました。僕自身のダメージは少なかったもののカートはこの有様でチェーンも見事に両方外れてました・・・。
結局リタイヤという結果に。
もし仮に僕が超効率的で有能なドライバーだったのならば、リタイヤ後すぐ次(第4戦)に繋げるように努力をするハズです。
しかし結局、その後表彰式にも出席せず一人で嘆いてました。
同じくリタイヤという結果に終わりながらも、表彰式には出席している方の方がよっぽど大人やな・・・と、俺自身のガキさ加減が身に染みた一日でした。
今回は自分の瞬間的な状況判断能力が甘かった。
予測は出来たし、十二分に回避も可能だった、むしろ回避の余地が無かったのはどう考えても厳しかった1号車の方でしょう。
にも関わらず避けられなかったのは完全に自分の責任です。完敗以外の何者でも無いですよ。
レースが終わってからは・・・「若いから」という慰めを頂いたのですが、あの状況下での「若さ」という言葉は最終的に自分自身の甘さと驕りでしかありません。同じレースをやっている以上、レース中での「若さ」という言葉は単なる逃げ口でしか無いです。
レースが終わってからは、ガキさ全開でしたけれど・・・。
それに・・・あくまで目指すのは今年中のチャンピオン。
来年なんて甘い言葉は二度と聞きたくないと感じた一戦でした。
レース終了時こそ、かんなりキレてました(←見えなかったでしょ~♪)けど、今は清清しい気分です。
何としてでも、次は勝ちますよ。
って言ってる側から誰かさんはレース出ない宣言してるし、どうなるんだろorz
雨じゃなかったらいいなぁ(゜▽゜;;;)
そしてまたコメントしにくいブログにorz
Posted at 2007/04/02 00:36:41 | |
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レース | 日記