今回は、日曜に開催されたスーパーGT 第4戦 スポーツランドSUGOについてです!!
※ネタバレするので、ご注意下さい。そして、長いです。
まずは、当日、朝の様子から。
ヴィッツレース前の様子です。 ウェットですね。
とりあえず、霧は濃くないので大丈夫でした。
土曜には行けませんでしたが、酷かったらしいです・・・
この後のヴィッツレースは順調に進行!!
その後、濃霧により延期になったスーパーGTの予選・・・
GT300からスタート!!
300スタート時点では、ライン上もウェットでしたが、予選の最中、路面コンディションは回復し始めます。
だいぶ違いますね。 いかに、レーシングカーのタイヤが熱いか分かります。
回復していく路面・・・タイムが良くなり、目まぐるしい順位変動・・・
実況だけでは、分かりかねます。(この時、ホームストレートのラップボードは壊れていたようです・・・)
結果、300はNo.10 GAINER Rn-SPORTS SLSがトップだったようです。
No.11 DIXCEL SLSも3番手とゲイナー好調です。
2番手には、No.61SUBARU BRZ R&D SPORT!!
入れ替わって、GT500。 300の時よりも、コンディションは回復、安定。
予想通り、SUGOでタイム出してるNo.36 PETRONAS TOM'S RC-F!!
2番手 No.100 RAYBRIG NSX CONCEPT-GT 3番手 No.23 MOTUL AUTECH GT-R
3社3台それぞれ揃いました。
しかし、1位ペトロナスと2位レイブリックの差は0.4秒・・・大差つけました!!
ポイントリーダーのカルソニックはさすがに84kgのウェイトが効いてます。
GT決勝の前に、PCCJ(ポルシェ・カレラ・カップ・ジャパン)決勝!!
フォーメーション前。
分かります? レコードラインとそうでないとこの差・・・
どうなるかって?
そりゃー、こうなる。
イン側 2番手スタートのNo.78 スカイレーシング 近藤 翼選手
濡れているので、スタートは無理がありますね・・・
あっさり後ろの3番手スタート No.14 GARMIN PORSCHE 元嶋選手に抜かれます。
GARMIN元嶋選手はその勢いのまま、トップになり、優勝!!
近藤選手も、ペースが上がらないNo.11 エクセレンスの山野選手をパスして、2位フィニッシュ!!
ピットウォークをはさみ、GT決勝~
ウォームアップ走行の時点で、ドライと判断して、全車スリックに。
これがパニックを生みます・・・
フォーメーションスタートとほぼ同時刻、小雨が降り始めます!!!!
フォーメーション終了時、セーフティーカーがピットに入ると同じく
ポールのペトロナスを筆頭に7台が入り、インターミデュエイトに。
すでに300のプリウスとBMWが見えますが、これは500より早く入ったからなんですね。
つまり、フォーメーションの2周目に入りましたが、この行為がレーススタート前のピットだとみなされ、ペナルティを喰らいました・・・
(BRZもペナルティです・・・なんてこった・・・)
レーススタート1周目 ペトロナスがピットに入ったため、2番手のレイブリックがトップに。
しかし、1周目 最終コーナー立ち上がり レクサス勢3台にオーバーテイクされ、そのままピットに。
最初にホームストレートに帰ってきたのは、キーパーでした。
この3台がレース序盤引っ張ります。
雨が止んだため、ウェットに履き替えたクルマが速いのはほんの数周だけでした。
GT300クラスは、ゲイナーの2台が先頭です。
ホールショットはポールのNo,10 Rn-SPORTS SLSですが、2周目にNo,11 DIXCEL SLSに前に出ます。
後ろからは、予選8番手のNo.50 WAKO'S Exe Aston Martinが追い上げます。
12周目 SPアウトコーナーでZENT平手がトップに!!
21周目、1コーナー
1位 No,11 DIXCEL SLSを2位 No,50 WAKO’S アストンがインから抜きにかかります。
しかし、少し流れたアストンがSLSに接触!!
これにより、DIXCEL SLSは右フロントタイヤとサスを壊したため、リタイヤ・・・
一方、ぶつける形となったアストンはノーダメージ。
No,50 WAKO’Sアストンは44周目のピットまで独走。
しかし、ここでアストンにハプニング!!
メカニックがタイヤ交換前にジャッキを降ろしてしまうというミス!!!!
このタイミングで、タイヤ無交換作戦に出たNo,88 マネパ ランボルギーニが1位に躍り出ます。
51周目 ここまでスティントを引っ張ったZENTがようやくピットイン。
平手から立川にドライバーチェンジ!!
大量リードだったため、かなり有利なのは変わらず・・・
68周目 110RでGREEN TEC SLSがクラッシュ。
しかし、特にレース進行に影響はありませんでした。
72周目 ハイポイントコーナーで膨らんだペトロナスをケイヒン塚越がパス!!
4番手に上がります。
レース終盤、また少し雨が強まります。
このタイミングで、3位 走行中のエネオスがピットに・・・
しかし、雨が収まってしまい、ポジションを落とします。
4位だったケイヒンが、終盤に3位に。
ニューマシンになってからの、NSX勢 初の表彰台が見えてきました!!
依然、ZENTは独走です。
そのまま、逃げ切り予選11番手のZENTが逆転優勝!!
3位以下を周回遅れにするという、速さを見せてくれました。
300クラスは、タイヤ無交換に出たマネパランボルギーニが優勝!!
後方が荒れたこともあり、こちらも独走。
GT500クラス
1位 No.1 ZENT CERUMO RC-F
2位 No,37 KeePer TOM'S RC-F
3位 No.17 KEIHIN NSX CONCEPT-GT
GT300クラス
1位 No.88 マネパ ランボルギーニ GT3
2位 No.65 LEON SLS
3位 No.21 Audi R8 LMS ultra
今回はSUGOの「魔物」が顔をがっつり出してきたので、面白いレースでした。
結果としてはZENTとマネパの独走だけど、見てる方も決して気が抜けませんでした。
やっぱSUGOはいいですね!
来年も期待です!!