スマートなフェンダー加工
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
  中級 |
作業時間 |
30分以内 |
1
先日、デイトナクローム(5.5J+20)とジオランダーワイルドトラクション(195R16C)の組み合わせをはかせましたが、
ノーマルホイールが5.5J+22なのと、ジオランダーワイルドトラクションは
195R16サイズにも関わらず幅が200mm有る事などからか
微妙にはみ出ます(ギリギリ入るかどうかレベルではない)。
ちなみにジオランダーAT-S(185/85R16)はやや余裕ありでフェンダー内に収まります。
恐らくトランパスやグラントレックMT2の195R16はギリギリ収まるのではないかと思います。
当初はディーラーに入庫する際には履き替えればいいやと思っていましたが、それでは何か芸が無い(笑)と思っていました。
手っ取り早い一般的な方法として、①ゴム製のフェンダーモールを貼る②9mmフェンダーを装着するなどなどがありますが、
①は個人的に応急処置的な感じがあり、ディーラー入庫時にも微妙。
②は見栄えは良いが、塗装工賃などを含めると高価。また、ディーラー入庫時も微妙。
※共に持ち込み車検等はOK。指定工場の場合、社内基準等によりモールを貼り付けてない状態ではみ出ててはNGの場合もあり、はみ出し隠しの為のモール→指定工場の模範であるディーラーがやるべき事ではない。など。
そこで最小限の予算で手軽且つ確実に解決する方法がないかと考え、たどり着いた答えが純正フェンダーモールの加工です。
本来なら内緒にしておきたいぐらいですが、ひとつの答えとして真似してくれる人が増えるのも嬉しい事ですし、また私の車はまだ新しいので他の方が同じ方法で「車検通ったよ」などコメント頂けたら尚更嬉しいです。
前置きが長くなりましたが、以下作業方法です。
(出来るだけ写真を撮りましたが、至らぬ点はご容赦ください。)
2
まず、ハンドナッター(3000~5000円で入手可能)、M6エビナット(ナッターでかしめるナット、今回はアルミ製、1台分500円ぐらい)、フェンダーモールを留めるクリップ(純正より長いもの、1台分20個2000円ぐらい)、M6のビス、エプトシール(フェンダーモールの長さ分)6のボルト、M6用プレーンワッシャ10枚、エプトシール(フェンダーモールの長さ分)、を用意。
3
まずフェンダーモールを外す。
フロントの場合フロントバンパーの取り付けボルトがフェンダーモールを外すと出てくるので、M6ワッシャを片側5枚挟み取り付けボルトを締め、バンパーを外側に出す。
リヤはフェンダーラインの延長上のバンパー取り付けボルト用の穴を広げリヤバンパーを外側に出した状態でボルトを締め込み固定する。
フェンダーモールの裏側にフェンダーモール固定用の白いクリップが付いているので画像の長い方のクリップに全て付け替える。
これでフェンダーモールを純正位置より外側に出す事が出来ます。
4
白いクリップを長いものに交換しただけで、フェンダーモールの下側の黒いクリップを使用してフェンダーモールを固定すると結局フェンダーモールの下側が内側に入ってしまい、充分な効果が得られない為、
フェンダーモールの下側の黒いクリップが付く部分(フェンダー側)の穴をリーマー、ドリル等で約9mmに広げ、ハンドナッターでエビナットをかしめ、フェンダーモールをM6のボルトで固定出来る様にする。
5
フェンダーモールが外側に出る事により、フェンダーとフェンダーモールの間に隙間が開き、長くした白いクリップが見える為、エプトシールをフェンダー側に貼る(フェンダーモールが付く部分の端から端まで)。
フェンダーモール下側の黒いクリップで留まっていた部分の穴も広げる(リーマー等で広げればベストだが、ハサミやマイナスドライバー等で広げても可)。
画像の様にフェンダーモールを外側に出した状態で固定する。
M6のボルトはなるべく純正然としたかった為、車でよく使われているタイプを使用。フェンダーモールの穴を広げて有る為、ワッシャ部分が大きめのものが良い。
6
糸を垂らし前方30度、後方50度の範囲を測定。
ワイルドトラクションをフェンダー内に収める事に成功。
あまりにもギリギリだと意味が無いのですが、きちんとやや余裕あります。
やはり、良い画像が撮れてない…。
前置きが長かったわりに、文字ばかりの分かりにくい説明で申し訳ございません。
ヒントにして頂き、更にアレンジでもして頂ければ嬉しいです。
7
フロント
8
リヤ
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