
今回参加したのは、
NASA(Natinal Auto Sport Association)という団体が主催するHPDE(High Performance Driving Event)という走行会です。
きちんと行き届いた運営がなされていてしっかりとした団体だと思いました。
クラス分けは自己申告(初心者、初級、中級、上級1、上級2)に基づいて5クラスに分けられていて、一クラスあたり15台くらいでした。ボクはちなみに、米国で初めて、いうこともあり、初級で申し込みました。当日は、20分×4本走れました。
初心者、初級クラスは、1本分をインストラクター同乗で走れるのです。これがよかったです。英語でのコミュニケーションに一瞬戸惑いましたが、初めてのコースで、「ここでハンドルを切り込んで」「もう少しアウトに寄せて」とか、「ここで全開」と教えてくれたのは助かりました。
日本の走行会と比べて、ここが違う!(
このイベントのみのものかもしれませんが)という点がありました。以下のとおりです。
【事前準備編】
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ランプ類のテーピング不要:
写真からも分かるとおり、不要です。そのままで走れます。
・ゼッケンは、配られない。自作でOK、または買う。:
番号は指定されます。写真のインプはテープで作ってます。ボクは主催者から買いました。
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車検が厳しい:
一台一台車検場で6人程度の人に囲まれて丁寧にチェックされます。タイヤ溝、ブレーキパッド残量、シートベルトの取り付け方法、エンジンルーム、排気音がチェックされます。排気音はライムロックの規定では89dbです。うるさい車はサイレンサーを着けさせられてました。
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ドライバーの装備(手袋不要、ヘルメット厳格):
長袖長ズボンが必要なのは同じですが、手袋は不要です(ちょっと驚き)。厳しいのはヘルメットでした。一人一人チェックされました。事前に「スネル規格」が必要である、と案内されてましたが、それだけではなく、「4輪用」のスネルSA規格かどうかをチェックしてました。ボクは
先日急遽2輪用のスネル規格品(スネルM規格)を買ってしまいましたが、交渉したところ、今回のみOKしてくれました。パスしない人(自転車用のヘルメットを持ってきている人もいました(驚愕))には、20ドル(ディポジット150ドル)でヘルメットの貸し出しが行われてました。
【走行関係編】
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追い抜くときのルール:
追い抜かれる方は、窓から手を出して、抜いてほしい方(左or右)を指差さなければなりません。逆に言うと、追い抜く方は、遅い車に追いついても、その車が合図をしない限り追い抜けません。また、追い抜く区間はストレートのみに限定されました。これらが守られない場合、黒旗を出します、と言われました。接触事故を避けるためにルールが徹底していると思いました。
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運転席側の窓は必ず全開:
以上のルールに基づくハンドサインを出すためには必要です。これにはチョットビックリ。日本は安全のために窓を閉めてください、って言われますが・・・。
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レースガス販売:
サーキット内のガソリンスタンドで、(普通のガソリンに加えて)レース用ガソリンエンジンを売ってました。オクタン価110(無鉛)及び112(有鉛)のものがあったのには驚きました。値段は1ガロン(約3.8L)あたり8.95ドル(約1080円)と大変高価でした。
Posted at 2006/11/10 20:45:08 | |
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サーキット | 日記