
ソフトトップを開け放つと無限大の開放感。そして誰の目にも留まる個性的なデザインで走る喜びと所有する喜びを持ち続けて5ヶ月。
しかし、度重なる不具合と、ATのためどこか操る喜びが味わえず、Z4から1シリーズへ。
318i(MT)から始まったBMW生活。
3シリーズでBMWの車作りに感動し、さらなる個性を求めてZ4へ。
もともとMT派ではあったものの、Z4の個性的なデザインに引かれATを妥協し購入。
白いボディーに真っ赤なレザーシートが個性的で、素晴らしい音を奏でるストレート6をBGMにオープンで車を走らせる喜びは、他のどんな車でも味わうことができない良さがあった。しかしながら不具合が続き、シフト時の異音も改善されず、停車時の衝動も和らがないなどで、もう一度MTに乗りたい・・できればこのストレート6で。の思いが強くなり、唯一6気筒モデルでMT設定のある(Mモデルは省く)130iに乗り換えることに決定。
1シリーズなんて思ってもいなかった。
Z4の個性的なデザインが脳裏に残る今、目に映る1シリーズはBMWのアイデンティティーを受け継ぐものの、瞬時に目を引くデザインではなかった。周りからも「なんで?もったいない・・」の声。
全ては、もっと意のままに車を操りたい。の思いから。
そして、納車。
Z4との別れがさびしいが、納車されたばかりの綺麗な130iを見ると、なかなかかっこいい。
スタートボタンを押すと、外見からは想像できない3㍑ストレート6が目覚める。
このエンジンサウンドがZ4との別れで沈みかかっていた心をも歓びに変える。
俺を操ってくれ!と言わんばかりにグリップ感のあるマニュアルトランスミッションと太いステアリングが待ちかまえていた。
そのフィールを確かめつつDラーを後に、慣らし運転。
窓を開け放って、そのサウンドに酔いしれる。Z4よりも図太いサウンド。
その走りは歓びに満ちあふれていた。スッと止まるブレーキ。まだアタリが出ていないシフトだが、クラッチペダルの位置やその操作フィールに文句はない。
分厚い快適シートに身をゆだね、150kmほど走行。途中、市街地では朝の通勤渋滞にはまったが、燃費は驚きの11.1Km/lをはじき出した。同じコースをZ4は9.8km/l、試乗した130iのATは8.5km/lだったことを考えると、疑いたくなるような数値だ。慣らしで回転をあげていないのもあるが、やはりMT車は穏やかに走ると、しっかりと結果が付いてくる。しかもこの3㍑エンジンはなんてトルクフルなのだと驚いてしまう。
一度スピードにのってしまえば6速に放り込んでおけばOKなのである。登坂車線も普通に登ってしまう。6速で100km/hを2600回転位。個人的には6速はもう少しオーバーギアにして欲しかったと思う。
道中、振り向いてくれる人はいなくなったけど、「自己自慢」でこれから、この130iと思い出を創っていきたい。
Posted at 2006/11/06 18:27:51 | |
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