メーターのオーバーホール

私のビートのメーターは、不動箇所もなく良好な状態でしたが、速度の緩急に応じて常に「チチチチ、チチチチ」と異音がしていて、また極たまに、タコメーターがガクッと500回転程度落ちたりといった問題箇所も抱えておりました。
みんカラの諸先輩方から評判の良かったヤ○オクの福島県の匠さんにメーターオーバーホールをお願いしました。

メーターを再取付するまでの間は、e-driveのスピードメーター（SPEd）モードで走り、走行後はトリップメーター（triP）モードで走行距離をメモしてガソリン補給のタイミングを計るようにしました。

メーターがない状態では、各種警告の有無はわかりませんでしたが、速度もデジタルで表示され、ウインカー等も普通に使え、特に運転するのに不都合はありませんでした。独立３連メーターがないさっぱり感もいいもんだと思いました。(^-^)

匠さんの手で修理されたメーターが返ってきました。ギヤの状態は良かったそうです。
オーバーホールのメニューは、1コンデンサ交換基板補修、2スピードメーター心臓部交換、3トリップもどし部分ステンレス強化ショック交換（Ｅリング、バネ、受け）、4トリップメーター回転盤、ギヤ分解強化修理、5腐蝕防止処理（ステンレスネジ22個交換、接点全箇所磨き）、6メーター内、外清掃、ガラス曇り止め磨き、7サビ箇所さびおとし止め塗装、8電球パネル裏消耗箇所5個、警告灯2個純正品交換、9その他主要動力個所の研磨（すべての心棒サビ個所）、特殊油潤滑（時計修理用オイル）、でした。
写真では、ネジが新しくなり、接点が磨かれているのがわかります

トリップもどし部分ステンレス強化ショック交換の様子です。匠さんは、本当にいい仕事をされていると思いました。

返送されてきた交換部品類です。コンデンサの膨張もほぼ無かった模様です。右側の７つの交換された電球は、まだ切れていなかったので、予備役にします。
　またトリップ戻しゴムは劣化していたのでボディショップカミムラ社のものに交換（追加料金）してもらいました。

せっかくメーターが外せてあるので、ひと工夫することにしました。コンセプトはやっぱり「ビートを色濃く表現」で、ビートのカタログの表紙をスキャンして、縮小してシール用紙に印刷し、その中から「ＢＥＡＴ」文字だけを実測0.7×3.4cmで切り出しました。

切り出した「ＢＥＡＴ」文字をタコメーターに貼り付け、メーターを取り付けて、今回の一連の作業は終了しました。
　ずっと気になっていたメーターの異音もすっかり解消され（原因はモーターとのことで、ここも分解・修理していただきました。福島県の匠さんに大・大感謝！！）、異音のない快適走行は、心底うれしいです。(^o^)／
　今後も引き続き、ビート専用サンシェード(Ver.2幅広版)を年中使用して、太陽熱によるメーターの劣化を防止していこうと思います。