
今日はベネはお休みです。「あとはよろしく」と言って遊びに行ってしまいました・・・。
「たまには、まじめに書け」とベネに言われたので、個人的に興味がある「道と交差点」について書きます。自動車を乗る人にとって道とか交差点とかガードレールとか興味ありますよね?えっ、無い?道も進歩しているんですよ。
「ラウンドアバウト」と言ってぴんと来る人は、マニアックな人だと思います。ヨーロッパではメジャーな交差点システムなのですが、日本には数えられるくらいしかありません。イメージはトラファルガー広場みたいな交差点で、「交差点なのに信号機が無くて交差点の真ん中に茂みがあって、その周りをみんなが同じ方向に走って、少したったら行きたい方向の道に出て行く」という説明の難しいものです。ちなみに駅前にあるロータリーとは似て否なるものです。全然分かりませんね。分からなければwikiさんでは図入りで説明しているので参考にしてください。
日本にも12箇所くらいあるらしいのですが、わたしは5箇所しか知りません。その内、2箇所は長野県飯田市にあります。ちなみに最近新しく見つけたのは、長野県軽井沢町の林の中にあるもので、いきなり現れてびっくりしました。通り過ぎてから「あれって、ラウンドアバウトじゃなかった?」みたいな感じで同乗者と確認してしました。
ラウンドアバウト研究家によると「電気を使わないエコ交差点」ということで広めていきたいそうです。でも工事費は電気式交差点と変わらないとのこと。まぁ、メンテナンス費が安いからいいのかな。もう一つは、「拡張工事が難しい交差点や道が多い交差点をリニューアルするのに向いている」そうです。一概には比較はできないようですが。
ちなみにわたしの知っている設置箇所は、長野県(3箇所)、愛知県豊田市、京都府です。どの県も「メンテナンス費用が安い」という言葉に飛びつきそうな県です・・。(私見です)そんなわけでこの2年くらいに日本でも設置数が倍になりました。
では、設置したから使いこなせるか?という問題ですが、昔、北海道で「ラウンドアバウトの実験=見たことの無い交差点を使えるか」という実験」の結果を聞いたのですが、結論から言うと「未経験者でも慣れる」そうです。だから、導入しても大丈夫と言っていました。確かに経験値の問題かも。
一般的には「ラウンドアバウトの難しさは輪から出る時」と言われています。研究では、入りやすい角度、出やすい角度のシミュレーションや歩行者に配慮した交差点の置き方などの研究がされています。日本で広げるには道に関するこういうことの情報開示が必要だと思っています。
個人的には、見慣れない文字への反応がどうしても遅くなるので、早めに出口表示をしてもらいたいと思っています。ヨーロッパに住んでいた時には、楽だと思っていたんだけど何が違うんでしょう・・・。
次回は、ハワイ島のラウンドアバウト交差点についてです。
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Posted at
2013/10/31 19:56:21