くろくま＠福岡のブログ一覧

ただいま実家の宮崎に帰省しているのですが、地元の中心部の商店街の光ビーコンの真下を通るたびに、ナビにこの画面が出て“注意警戒情報を受信しました”のナレーションが流れます。



表示される内容は交通安全の注意喚起のメッセージで、それ自体は別に構わないと思うのですが、問題はその表示メッセージの目的と使い方が間違っているのではないかという事。

本来の“注意警戒情報”は緊急に重要な情報を伝えたりするための仕組みのようで、自分のナビでは表示されないように設定したり、自動で表示を消す時間の設定ができずに、画面の“戻る”をタッチするまで強制的に表示され続けるんです。(>_<)
しかも主要な幹線国道なんで、毎日通るたびに同じ表示が出る始末。
安全運転の喚起のはずが、わざわざこのメッセージを消すためにナビ操作をすることになるんで、かえって前方不注意による事故の誘発にすらなるのではないかと…。

かなり以前には交通安全運動の期間中に佐賀県内の光ビーコンの下を通ると、同じように交通安全運動の標語が表示されたりしていましたが、最近はなくなっていたんですよね。

このようなビーコン情報の発信の使い方をしていると、本当に必要な災害時の情報などがオオカミ少年のようになってしまって、本来の目的を果たさなくなるんじゃないかとも思うんですよね。

VICS情報の情報種別の定義とか運用ルールの徹底とか、本来の目的外となるような使用をしないようにして欲しいと思います。

※写真は表示を消さずに走行した後に停車し、安全を確認した上で撮影しました。(^_^)