<前置き: 「ソフト麺」買ってみました>
いきなりで恐縮ですが、「ソフト麺」って覚えてますか?
そう、あの小学校の給食に出てきた、ウドンみたいな太さで、ふにゃふにゃ柔らかい麺ですね。ミートソースやカレーをかけて食べていました。
私が育った川崎では定番メニューで、子供心に結構好きなメニューだったんだけど、地域や世代によっては「食べたことない」っていう人もいるんですね。中には「ソフト麺って何ですか? ウチの学校はスパゲッティ―出てましたけど」みたいな人も……(そういう人は、大抵私よりも若年層である)
「給食でスパゲッティーなんて洒落たもん食ってただと? ふざけんなー」
おっと、話題がそれた。
以前、地元の馴染みの店で飲んでいた時のこと。「あの懐かしいソフト麺、近所のスーパーに売ってるよ」と教えてもらったのを、ある時ふと思い出した。
スーパーで買い物ついでに見てみたら、確かに目立たない所にありましたww
東洋水産謹製、ちびまる子ちゃんライセンス商品。
まるっきり「学校ノスタルジー商品」だなぁー。つか、こんな商品スーパーで扱って需要あるのか?(笑)
レンジでチンが推奨調理方法だったので、それに従ってみる。
さらに、ウチに賞味期限切れかけのレトルトカレーがあったので、カレー麺にしてみました。
さっそく食ってみたんだけど、結論としては川崎の小学校で食べてた物とはちょっと違うんだよねー。
まず、麺が細い。これはパスタ+αぐらいの細さだけど、昔給食で食べてた物はウドン並に太かった気がする。
あと、麺がツルツルシコシコしている。昔の給食のものは、もっと粉っぽいというか、モチモチ粘りがあった気がする。
(おそらく食べていた麺は地元のどっかの工場で作られたものだと思うので、麺の太さなど、地域差はあると思います)
今回食べたものは、全般的に昔の給食のヤツより洗練された味という印象。でも、別の見方をすると、「パスタ並の細さでツルツルシコシコしたソフト麺」って、「単にパスタをふにゃふにゃにしただけの代物」って言うに近いからなぁー。
さらに、付け合せにしたカレーも、レトルトとは言えS&Bのディナーカレーだったから、なんかやけにマトモな感じで違和感(笑)
ソフト麺の味ははっきり覚えてるのに対して、給食のカレーの味ってイマイチ記憶が薄いんだけど、ククレカレーみたいなやつの甘口ルウでポークカレーを作れば、ある程度再現できるか!?
懐かしのソフト麺探訪、気分次第で続編があるかもしれない。ご期待あれ
(註:続かない可能性がかなり高いです笑)
<奥多摩: 旧車大会見学>
そう言えば、1ヶ月以上マトモに車に乗ってなかったので、久しぶりに5時起きして出かけてきました。
まずは奥多摩湖畔へ。
まず、これ湖畔の「いつもの駐車場」の光景だけど、
奥多摩雪の残り方半端ないっすね汗。411は山梨方面まで開通していますが、奥多摩周遊はまだ通行止めとのこと。
湖畔の駐車場では、国産旧車乗りの方々が集まっていた。
そう言えば、2年ぐらい前にこの場所で僕に絡んできたオッサンが、「第3日曜日に来てみな、旧車に乗った人がたくさん集まるよ」とか言っていたな。それを思い出した。
古い車は個性的でいいねぇー。オーナー同士も楽しそうに交流していて、なにやらいいカンジ。
「カーグラフィック誌」で育った私は、かつては外車贔屓で、国産車でも、ここにいる車の中だと117クーペとかシビックとか、そういう外車テイストを持った車が好きだった。でも、30過ぎてくると、逆に「やっぱハコスカってすごい車だよなぁー」って思う。
レースでの活躍もそうだし、あの醤油臭い、「日の丸を背負ってる感じ」が。
この車も、旧車と呼ばれるまで大事に乗りたいなー、と考えた休日の朝だった。
また来よう。
<大雪の爪痕>
奥多摩周遊道路は通行止めなので、R411をそのまま真っ直ぐ行って、山梨方面に抜けてみた。
411は先月の大雪の影響で、雪崩が何箇所かで起きたと聞いていた。再度通れるようにはなっていたが、雪崩注意の看板がそのへんにあったり、(おそらく雪崩の影響であろうが)道路の舗装をやり直している箇所も数か所あって、雪害の影響をかなり感じさせた。
最高地点の柳沢峠は、こんな感じ。
当然、道はきれいに除雪されているけど、道じゃないところには雪が結構残っている。
行ったことある人は分かるだろうけど、ここは富士山を拝む展望スペースで、テーブルとベンチがある場所。
いつもあるはずのテーブルと椅子は、雪の下に埋もれてました、という状態。
峠から411を甲府盆地へ下る。
下った先は南向きの斜面で、峠では2~3度だった気温も、山を下ってお昼になると15度以上に上がり、とても気持ちの良い陽気になった。
しかし、ここでも雪害の爪痕は残っていた。
果樹栽培のビニールハウスが、雪の重みで潰れてしまったようだ。ハウス自体が潰れてしまったのも大きいと思うけど、ハウスの中の木や作物が失われことも、農家の方にとっては大きな損害だろう。
ここの農家の方々のように、雪害によって生活だけでなく、生業にまで影響を受けた方々の心中は察するしかないけど、そのような方々のいちはやい復旧を願って、今日の締めくくりにしたいと思います。